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東京芸術劇場リニューアル記念 3×3-①

ポリグラフ 嘘発見器

ポリグラフ

舞台はカナダ・ケベック。ある殺人事件に、それぞれ関わりを持ってしまった3人の男女の奇妙な出逢い。記憶と現在、フィクションと現実が錯綜する中、互いが親密になるにつれ、3人の関係はミステリアスに展開して行く…。

カナダ、ロンドン、日本でも人気を博したロベール・ルパージュのフィジカル・シアターの傑作を、3人芝居を3本上演する東京芸術劇場 3×3 企画の第1弾として上演。戯曲初演出に挑む吹越満のもとには「フキコシ・ソロ・アクト・ライブ」のクリエイション・スタッフが集結。

吹越と共演するのは、森山開次、太田緑ロランス。自在に駆使される視覚と身体のトリックが、観客を迷宮へといざなう。

日程
2012年12月12日 (水) ~2012年12月28日 (金)
上演時間:1時間30分
ステージ数
20ステージ
会場
シアターイースト
作・演出

脚本・構想:マリー・ブラッサール/ロベール・ルパージュ
演出:吹越 満
訳:松岡和子

出演

森山 開次、太田 緑 ロランス、吹越 満

森山 開次、太田 緑 ロランス、吹越 満
プロフィール

ロベール・ルパージュ(構想・脚本)

1957年カナダのケベック州生まれ。優れた脚本家であると同時に、舞台に映像表現を取り入れた先駆者として一世を風靡。世界のアートシーンで目を離すことができない存在である。2007年には、かつてピーター・ブルックやピナ・バウシュも受賞した、Europe Theatre Prizeを受賞。

 

吹越 満 (ふきこし・みつる)(演出・出演)

1965年生まれ。84年、ワハハ本舗に参加、99年に退団。95年『贋作・罪と罰』、98年『Right Eye』野田秀樹作・演出作品をはじめ、数々の舞台に出演。また、89年から継続している『フキコシ・ソロ・アクト・ライブ』では、俳優らしからぬ実験的な〈演芸〉を展開。ひとり舞台の可能性を追求する ソロ・パフォーマーでもある。映画やドラマにも多数出演。主な出演作に『冷たい熱帯魚』(園子温監督)、『警視庁捜査一課9係』(ANB)、『運命の人』(TBS)、映画『宇宙兄弟』(森義隆監督)などがある。

 

写真

クレジット:引地信彦

関連企画
連続セミナー 演劇から見る世界 第3回 「翻訳から見たルパージュ~映像の魔術師が紡ぐことばの世界~」
森山開次さんと ちょっとだけフィジカル・シアター

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

東京都/東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

助成:財団法人地域創造

後援:カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所



*本公演は東京文化発信プロジェクト事業です

東京文化発信プロジェクト

【東京文化発信プロジェクトとは】東京文化発信プロジェクトは、「世界的な文化創造都市・東京」の実現に向けて、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体やアートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。都内各地での文化創造拠点の形成や子供・青少年への創造体験の機会の提供により、多くの人々が新たな文化の創造に主体的に関わる環境を整えるとともに、国際フェスティバルの開催等を通じて、新たな東京文化を創造し、世界に向けて発信していきます。