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パリ国立シャイヨー劇場 ジョゼ・モンタルヴォ「トロカデロのドン・キホーテ」

パリ国立シャイヨー劇場 ジョゼ・モンタルヴォ「トロカデロのドン・キホーテ」

クラシックバレエ、コンテンポラリーダンス、ヒップホップ、タップ、フラメンコ、アフリカンダンス…さまざまなスタイルのダンスと映像をモザイクのように散りばめて、ジョゼ・モンタルヴォが中世の騎士道物語をダイナミックに現代に再現する!マリウス・プティパ振付のバレエ作品(音楽:ミンクス)に敬意を払いつつ、バレエのピルエットやヒップホップのヘッドスピン、タップダンスやフラメンコのサパテアードが、軽々とジャンルの枠を飛び越えて溶け合い、モンタルヴォお得意の騙し絵的な映像と13人のダンサーたちが戯れる舞台は、ポップでカラフル、さながら飛び出す絵本のよう。

詩人、軽業師、ピエロなど多彩なイメージを持ち合わせた、ラマンチャ改めトロカデロの<遍歴の騎士>を演じるのは、コメディアンのパトリス・ティボー。このユーモラスでチャーミングなドン・キホーテは、サンチョ・パンサを引き連れロシナンテの背にまたがって、今日もメトロに乗って放浪する。風車と戦うため?いやいや、日々の生活と戦うため!自分の居場所を求めて戦う<遍歴の騎士>への、モンタルヴォならではのユーモアあふれる愉快なオマージュ。ドン・キホーテとモンタルヴォの一騎打ちは幸福な出会いとなり、あらゆるジャンルのダンスを巻き込んで、奇想天外なスペクタクルが花開く。

日程
2013年12月13日 (金) ~2013年12月15日 (日)
ステージ数
3ステージ
会場
プレイハウス
作・演出

振付:ジョゼ・モンタルヴォ

プロフィール

ジョゼ・モンタルヴォ

美術史や造形芸術を専攻、ダダイズムや多分野の芸術を融合させたアーティストらに影響を受ける。1988年にダンサーのドミニク・エルヴュとともにモンタルヴォ/エルヴュ・カンパニー設立。ヴィジュアル・アートとダンスを融合させた斬新でユーモラスな作品を発表し、数々の賞を受賞。1998年クレティユ&ヴァル・ドゥ・マルヌ国立振付センターのディレクター、2000年に国立シャイヨー劇場のダンス・ディレクターに就任。2001年にローレンス・オリヴィエ賞受賞。

本作はバロックオペラ「レ・パラダン」から7年ぶりの来日公演となる。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

東京都/東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

文化庁ロゴマーク平成25年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業

*本公演は東京文化発信プロジェクト事業です

東京文化発信プロジェクト

【東京文化発信プロジェクトとは】東京文化発信プロジェクトは、「世界的な文化創造都市・東京」の実現に向けて、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体やアートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。都内各地での文化創造拠点の形成や子供・青少年への創造体験の機会の提供により、多くの人々が新たな文化の創造に主体的に関わる環境を整えるとともに、国際フェスティバルの開催等を通じて、新たな東京文化を創造し、世界に向けて発信していきます。