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テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

~エル・システマ創設40周年記念~

エル・システマ・フェスティバル 2015 in TOKYO
テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

<span class="f_size85">エル・システマ・フェスティバル 2015 in TOKYO</span><br> テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

総勢160名の巨大オーケストラで聴く圧巻のサウンド!

日程
2015年11月17日(火) 19:00開演(ロビー開場 18:00)
2015年11月21日(土) 15:00開演(ロビー開場 14:00)
会場
コンサートホール
公演詳細

■11月17日(火)
R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」 op.20
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 op.43 (ピアノ:小曽根 真)
チャイコフスキー/交響曲第4番 ヘ短調 op.36
R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」 op.40

※演奏者の希望により、当初の予定から曲目が一部変更となりました。
何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。
尚、この変更に伴うチケットの払い戻しはございませんので、ご理解のほどお願いいたします。

■11月21日(土)
バーンスタイン/《キャンディード》序曲
ヒナステラ/バレエ《エスタンシア》 op.8から 舞曲
カルロス・チャベス/シンフォニア・インディア
ベルリオーズ/幻想交響曲 op.14

出演

管弦楽:テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
指揮:クリスティアン・バスケス
ピアノ:小曽根 真(17日のみ)

プロフィール
テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
Teresa Carreño Youth Orchestra of Venezuela (TCYO)
テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

1975年にホセ・アントニオ・アブレウ博士によって創設されたベネズエラの青少年音楽教育システム「エル・システマ」。このエル・システマで学ぶ子どもたちで組織された数多くあるオーケストラのうち、TCYOは2007年に活動をスタートしたエル・システマ第3世代の新しいオーケストラ。16~25歳の精鋭気鋭な約165名で活動している。

活動開始以来、グスターボ・ドゥダメル、ディエゴ・マテウス、ジョシュア・ドス・サントス等ベネズエラ出身の指揮者と共演をするほか、サイモン・ラトル、クラウディオ・アバド、クァク・スン、レベッカ・ミラー、ニコライ・ズナイダー等の世界的な指揮者や、イツァーク・パールマン、ヨーヨー・マ、クシシュトフ・ペンデレツキと共演を果たしている。

2009年TED賞授賞式において、カラカスから衛星中継でグスターボ・ドゥダメル指揮のもと演奏を披露。同年、ユージン・コーン指揮でプラシド・ドミンゴとベネズエラで共演。また、フランスのピアニストジャン=イヴ・ティボーデのベネズエラデビュー公演で共演した。2009年6月、カラカス市442周年を祝って野外コンサートを実施。8月には、グスターボ・ドゥダメル指揮のもとカラカス中心部でさらに大きな野外コンサートを実施した。

2010年に初の欧州ツアーを実現し、ボンのベートーベンフェスティバル、サイモン・ラトル指揮でベルリン、ウィーン、アムステルダム、マドリッド、ロンドンで公演。2012年には2度目の欧州ツアーを果たし、ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)、ハンブルク、トゥールーズ、スタヴァンゲルで公演した。

2013年には、クリスティアン・バスケスとディエゴ・マテウス指揮のもとザルツブルグ音楽祭でデビューを果たした。この年のザルツブルグ音楽祭は「エル・システマ特集」としてエル・システマから多数の団体が出演。ザルツブルグ祝祭大劇場でのマラソンコンサートでは現地から高い評価を得て賞賛された。

2014年の欧州ツアーでは、通常のコンサートのみならず、エル・システマの理念に影響を受けた試みがスタートしているストックホルム、ミュンヘン、リスボン、トゥールーズ、ロンドン、イスタンブールの子どもたちとの交流事業を実施するなど、教育プログラムにも力を入れている。

クリスティアン・バスケス(指揮) Christian Vásquez, Conductor
クリスティアン・バスケス

© Wolf Marloh

テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ音楽監督。
2013年に同オーケストラを率いてザルツブルク音楽祭に出演。最近ではロンドン、リスボン、トゥールーズ、ミュンヘン、ストックホルム、イスタンブールなど欧州ツアーにも導いた。エル・システマ出身で、ドゥダメルに続く次世代の指揮者として、その実力への期待は欧州にも広まっている。
1984年カラカスに生まれ、9歳でサン・セバスティアン・デ・ロス・ レジェス交響楽団にヴァイオリン奏者として加わる。2006年、ホセ・アントニオ・アブレウのもとで指揮を学びはじめ、ほどなくホセ・フェリクス・リバス記念アラグア青少年交響楽団の音楽監督に就任。2008年4月、シモン・ボリバル交響楽団でマーラー交響曲第2番を指揮しデビュー。
2009年、スウェーデンのイェヴレ交響楽団を指揮し、その後2010~2013年まで首席客演指揮者として招かれることとなった。
これまで、フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン放送交響楽団、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ロシア国立交響楽団、シンガポール交響楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団と共演するほか、ロサンゼルス・フィルハーモニックでは、ヤング・アーティスト・フェローシップ・プログラムに参加するなど、教育プロジェクトにも積極的である。
2013/14シーズンにスタヴァンゲル交響楽団の首席指揮者に就任。ノーザン・シンフォニア、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、ガルシア交響楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、プラハ放送交響楽団、ワルシャワ・ベートーヴェンイースターフェスティバル、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団にも出演した。2014/15シーズンは、アーネム・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団の客演に加え、彼にとって欧州における初のオペラとなるカルメンの上演も予定されている。

小曽根 真(ピアノ) Makoto Ozone, Piano (17日のみ)
小曽根真

© 篠山紀信

1983年にバークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと共演を重ね、幅広い演奏活動で高い評価を得ている。
13年6月には世界的ヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンとのデュオ・アルバム「Time Thread」をリリース、全国ツアーを展開。
14年2月にはニューヨーク・フィルのアジアツアーに初の日本人ジャズピアニストとして抜擢され、その後ニューヨークでの特別公演への出演が急遽決定。満員の聴衆に迎えられ、ニューヨーク・タイムズ紙をはじめ多くのメディアでその成功が絶賛された。また、自身のビックバンドNo Name Horsesが 結成10周年を迎え、新譜「Road」をリリース、9月には全国ツアーを行った。
TV番組のサウンドトラックや映画、舞台音楽を手がけるなど幅広く活躍。平成25年度文部科学大臣賞を受賞。
http://makotoozone.com/

主催:駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館/
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人エル・システマジャパン、豊島区(11/21公演)

共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)(17日)/
一般社団法人エル・システマジャパン(21日)

協賛:シモン・ボリバル音楽財団、ヒルティ財団

協力:TCYO日本ツアー支援委員会

招聘・制作:KAJIMOTO

助成:文化庁ロゴマーク平成27年度文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業(21日)、
池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業(21日)