- 日程
- 2017年10月21日(土) 11:00 開始(10:30開場)
- 会場
- リハーサルルームL(地下2階)
- プログラム
-
①ドキュメンタリー番組:「ホワイト・ハンド・コーラス~障害を越えたハーモニー」上映
ベネズエラのホワイトハンドコーラスが2013年にザルツブルグ音楽祭に出演した際の特集番組をご覧いただきます(映像提供:クラシカ・ジャパン)。
②トークセッション
ベネズエラでの取り組みについてや、日本の活動の現状などについて、シモン・ボリバル音楽基金の社会統合プログラムにおけるナショナルコーディネーターのレオナルド・メンデス氏、東京ホワイトハンドコーラス指導担当のコロンえりか氏と井崎哲也氏(日本ろう者劇団)、一般社団法人エル・システマジャパン代表理事の菊川穣によるパネルトークをお送りします。
- トークセッション登壇者
-
- レオナルド・メンデス Leonardo Méndez
(シモン・ボリバル音楽基金 社会統合プログラムにおけるナショナルコーディネーター) -
7歳より、バルキシメト市でエル・システマに参加。14歳よりララ・オーケストラの正式メンバー及び講師となり、バルキシメト市五重奏団のメンバーとして、国内外において多くのツアーに参加するとともに、音楽授業を行う。
エル・システマの運営については、2000年以降、金管アンサンブルの運営、音楽教育部門長の職務、米州開発銀行及びベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との 協定による活動のマネジメントを実施。「社会変革のための音楽センター」の初代アカデミック・ディレクターを務めた(2008-2015)。その他、国際的な音楽交流事業に多数参加。
現在は、「新しい仲間たちプログラム:NISプログラム」(訳注:乳幼児向けの早期音楽教育プログラム)のクリエイターを務めるとともに、全国レベルでエル・システマの様々な取り組みをコーディネートしている。例えば、障害者のためのプログラム、病院プログラム、児童養護施設や老人福祉施設でのプログラムがある。 エクアドルがホワイト・ハンド・コーラスの結成及び障害者のためのプログラムを行うに当たって、指導・助言を実施。コロンビアでは、病院プログラムの立ち上げをコーディネート。また、海外からベネズエラを訪れる団体に向けた発表や助言を頻繁に実施している。
バルキシメト市ホワイト・ハンド・コーラスのジェネラル・コーディネーターとして、ザルツブルグ(2013年)及びミラノ(2015年)のエル・システマ特集で演奏を披露。今年9月にはマドリード王立劇場の社会福祉部門で、「音楽のための社会変革財団」とともに、障害者のためのプログラムを立ち上げに当たっての助言・指導を行った。マドリードでは、スペイン人教師へ集中研修を行ったのち、スペイン初となるホワイト・ハンド・コーラス及びハンドベル・オーケストラが設立される。
- コロンえりか
(エル・システマジャパンスペシャルアドバイザー/東京ホワイトハンドコーラス指導担当) -
ベネズエラ生まれ。聖心女子大学・大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院、声楽科修士課程を優秀賞で卒業。同年ウィグモアホールデビュー。モーツァルト・フェスティバル(ブリュッセル)、宗教音楽祭(フィレンツェ)、日英国交150年記念メサイア(ロンドン)でソリストを務めるなどヨーロッパと日本を中心に国際的に活躍するソプラノ歌手。これまでパリ・オペラ座メンバー、国内の主要オーケストラはじめ、キリ・テ・カナワ、ジョーン・バエスなどと共演。代表曲は父エリック・コロンが平和への願いを込めて作曲した「被爆マリアに捧げる賛歌」でCD出版されている。聖心女子大学在学中は「聴覚障害の子どもと音楽」について研究し、ワークショップを 行なったり、コンサートで共演するなど長年関心をもって取り組んでいる。現在4児の母。
- 井崎哲也
(東京ホワイトハンドコーラス指導担当) -
佐賀県出身、東京教育大学附属聾学校卒業。1974年、東京パントマイム研究所でパントマイムを習い、1980年には「東京ろう演劇サークル」(1981年に「日本ろう者劇団」に改称)の設立に参加する。1982年よりアメリカ合衆国のプロろう者劇団「ナショナルシアター・オブ・デフ」のメンバーとして1年半参加した後、日本ろう者劇団に復帰する。日本ろう者劇団の代表代行を務めている。なお、NHK教育テレビジョンの手話講座番組『NHKみんなの手話』に、講師として出演していた他、1995年日本テレビのドラマ『星の金貨』の手話指導をも手がけた。2009年の映画『ゆずり葉-君もまた次のきみへ-』には、ろうあ連盟の大川事務局長役で出演している。
- 菊川穣
(一般社団法人エル・システマジャパン代表理事) -
神戸生まれ。1995年ユニバーシティーカレッジロンドン(UCL)地理学部卒業。96年同大学教育研究所政策研究修士課程終了。(株)社会工学研究所勤務を経て、98年より国連教育科学文化機関(ユネスコ)南アフリカ事務所にて教育担当官。2000 年より国連児童基金(ユニセフ)レソト、エリトリア事務所において、青少年、 子ども保護、及びエイズ分野を中心とした調整・管理業務を担当。 07年日本ユニセフ協会へ異動後、J8サミットプロジェクトコーディネーター、団体・組織事業部係長。08年に、ロンドン大学熱帯医学衛生大学院より公衆衛生ディプロマを取得。2011年3月より東日本大震災緊急支援本部チーフコーディネーター。12年3月に一般社団法人エル・システマジャパン設立にあたって代表理事に就任。
- レオナルド・メンデス Leonardo Méndez
インフォメーション
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エル・システマ・フェスティバル2017
全体のスケジュールはこちら
2017年10月20日(金)~22日(日)
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日程
会場
プログラム
①ドキュメンタリー番組:「ホワイト・ハンド・コーラス~障害を越えたハーモニー」上映
ベネズエラのホワイトハンドコーラスが2013年にザルツブルグ音楽祭に出演した際の特集番組をご覧いただきます(映像提供:クラシカ・ジャパン)。
②トークセッション
ベネズエラでの取り組みについてや、日本の活動の現状などについて、シモン・ボリバル音楽基金の社会統合プログラムにおけるナショナルコーディネーターのレオナルド・メンデス氏、東京ホワイトハンドコーラス指導担当のコロンえりか氏と井崎哲也氏(日本ろう者劇団)、一般社団法人エル・システマジャパン代表理事の菊川穣によるパネルトークをお送りします。
トークセッション登壇者
- レオナルド・メンデス Leonardo Méndez
(シモン・ボリバル音楽基金 社会統合プログラムにおけるナショナルコーディネーター) -
7歳より、バルキシメト市でエル・システマに参加。14歳よりララ・オーケストラの正式メンバー及び講師となり、バルキシメト市五重奏団のメンバーとして、国内外において多くのツアーに参加するとともに、音楽授業を行う。
エル・システマの運営については、2000年以降、金管アンサンブルの運営、音楽教育部門長の職務、米州開発銀行及びベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との 協定による活動のマネジメントを実施。「社会変革のための音楽センター」の初代アカデミック・ディレクターを務めた(2008-2015)。その他、国際的な音楽交流事業に多数参加。
現在は、「新しい仲間たちプログラム:NISプログラム」(訳注:乳幼児向けの早期音楽教育プログラム)のクリエイターを務めるとともに、全国レベルでエル・システマの様々な取り組みをコーディネートしている。例えば、障害者のためのプログラム、病院プログラム、児童養護施設や老人福祉施設でのプログラムがある。 エクアドルがホワイト・ハンド・コーラスの結成及び障害者のためのプログラムを行うに当たって、指導・助言を実施。コロンビアでは、病院プログラムの立ち上げをコーディネート。また、海外からベネズエラを訪れる団体に向けた発表や助言を頻繁に実施している。
バルキシメト市ホワイト・ハンド・コーラスのジェネラル・コーディネーターとして、ザルツブルグ(2013年)及びミラノ(2015年)のエル・システマ特集で演奏を披露。今年9月にはマドリード王立劇場の社会福祉部門で、「音楽のための社会変革財団」とともに、障害者のためのプログラムを立ち上げに当たっての助言・指導を行った。マドリードでは、スペイン人教師へ集中研修を行ったのち、スペイン初となるホワイト・ハンド・コーラス及びハンドベル・オーケストラが設立される。
- コロンえりか
(エル・システマジャパンスペシャルアドバイザー/東京ホワイトハンドコーラス指導担当) -
ベネズエラ生まれ。聖心女子大学・大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院、声楽科修士課程を優秀賞で卒業。同年ウィグモアホールデビュー。モーツァルト・フェスティバル(ブリュッセル)、宗教音楽祭(フィレンツェ)、日英国交150年記念メサイア(ロンドン)でソリストを務めるなどヨーロッパと日本を中心に国際的に活躍するソプラノ歌手。これまでパリ・オペラ座メンバー、国内の主要オーケストラはじめ、キリ・テ・カナワ、ジョーン・バエスなどと共演。代表曲は父エリック・コロンが平和への願いを込めて作曲した「被爆マリアに捧げる賛歌」でCD出版されている。聖心女子大学在学中は「聴覚障害の子どもと音楽」について研究し、ワークショップを 行なったり、コンサートで共演するなど長年関心をもって取り組んでいる。現在4児の母。
- 井崎哲也
(東京ホワイトハンドコーラス指導担当) -
佐賀県出身、東京教育大学附属聾学校卒業。1974年、東京パントマイム研究所でパントマイムを習い、1980年には「東京ろう演劇サークル」(1981年に「日本ろう者劇団」に改称)の設立に参加する。1982年よりアメリカ合衆国のプロろう者劇団「ナショナルシアター・オブ・デフ」のメンバーとして1年半参加した後、日本ろう者劇団に復帰する。日本ろう者劇団の代表代行を務めている。なお、NHK教育テレビジョンの手話講座番組『NHKみんなの手話』に、講師として出演していた他、1995年日本テレビのドラマ『星の金貨』の手話指導をも手がけた。2009年の映画『ゆずり葉-君もまた次のきみへ-』には、ろうあ連盟の大川事務局長役で出演している。
- 菊川穣
(一般社団法人エル・システマジャパン代表理事) -
神戸生まれ。1995年ユニバーシティーカレッジロンドン(UCL)地理学部卒業。96年同大学教育研究所政策研究修士課程終了。(株)社会工学研究所勤務を経て、98年より国連教育科学文化機関(ユネスコ)南アフリカ事務所にて教育担当官。2000 年より国連児童基金(ユニセフ)レソト、エリトリア事務所において、青少年、 子ども保護、及びエイズ分野を中心とした調整・管理業務を担当。 07年日本ユニセフ協会へ異動後、J8サミットプロジェクトコーディネーター、団体・組織事業部係長。08年に、ロンドン大学熱帯医学衛生大学院より公衆衛生ディプロマを取得。2011年3月より東日本大震災緊急支援本部チーフコーディネーター。12年3月に一般社団法人エル・システマジャパン設立にあたって代表理事に就任。
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主催:駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
一般社団法人エル・システマジャパン
豊島区協賛:アサヒビールホールディングス株式会社、キッコーマン株式会社、株式会社シグマクシス、ダウ・ケミカル日本株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社Plan・Do・See、ホテルオークラ東京(五十音順)
助成: 平成29年度 文化庁 文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業(としま国際アートフェスティバル事業)、一般社団法人東京倶楽部、真如苑