【募集終了】「池袋ウエストゲートパーク SONG AND DANCE」 出演 ストリートダンサー・ユニット募集のお知らせ
池袋西口公園など、芸劇地元の西池袋を舞台として、そこで巻き起こるさまざまな事件、若者たちのバトル、友情と裏切りなどを描き、今もなおロングラン執筆が続いている、ヒットメーカー 石田衣良の代表作「池袋ウエストゲートパーク」。 宮藤官九郎脚本による連続ドラマの鮮烈な印象を覚えておられる方も多いだろう。 地元が生んだこの名作を舞台化すべく芸劇では3年前からワークショップを重ねてきた。 そしてついに今年、シアターウエストでの上演が決定!!脚本・作詞に柴幸男(ままごと)、演出に杉原邦生(KUNIO)、振付に北尾亘(Baobab)と、次代のシアターエンターテインメントを担う若き暴れん坊たちが集結!!キャストには、主演マコト役に大野拓朗、そしてタカシ役には染谷俊之、京一役に矢部昌暉らが決定!早くも話題を呼んでいる。歌とダンスで展開するこの舞台のハイライトとなるのが、ストリートダンスカンパニーの参加により、対立するチームの争いをダンスバトルとして見せるシーンだ。毎公演、舞台の幕開けと、終盤の盛り上がりに2組のカンパニーが登場し、バトルを展開する。
このシーンに出演するストリートダンサーを大募集!
にゅ~盆踊りやフラッシュモブなど“踊る街”西池袋をさらに熱くしてくれるダンサーたちを待つ!
書類審査を通過した方は、10月中~下旬 オーディションを行います。
●原作 石田衣良さんより
今年は、ぼくのデビュー作『池袋ウエストゲートパーク』が刊行されてちょうど20年になります。
20年前の作品がいまだに読まれ続け、しかも今回ミュージカルになる。作者冥利に尽きます。
若い力が炸裂するステージを期待しています!
石田衣良
●演出 杉原邦生さんより
『池袋ウエストゲートパーク ソング&ダンス』は、2013年・15年度と2回にわたって上演の可能性を探るクリエーションワークショップを重ねてきました。
そして、今回いよいよ劇場公演としての上演が決定しました!
石田衣良さんの原作に描かれた〈池袋〉という名の〈世界〉は、20年前と何もかもが変わってしまったようでいて、何ひとつ変わっていない気がします。
だから、いまも読む人の心を掴んで離さないエネルギーがあるのです。
今回は初の劇場公演として、僕が絶大な信頼を置いているクリエイターと、フレッシュでパワー漲るキャストとともに、舞台でしか成し得ない新たな『池袋ウエストゲートパーク』をつくり上げます。
また、将来的には大劇場での上演も視野に入れ、池袋ウエストゲートパーク(池袋西口公園)前にそびえ立つ東京芸術劇場の看板演目のひとつになれるよう、この作品を成長させていければと思っています。
真冬の池袋でブチかまします!ぜひ楽しみにしていてください!!
- 会場
- ご参加の方へ別途ご連絡させていただきます。
- 募集要項 ※募集は締め切りました
- ☆公演:2017年12月23日~28日、2018年1月4日~14日
12月平日の夕方~夜、土日などに都内稽古場で稽古予定。12月21・22日は舞台稽古。
・上記日程の公演に出演できるストリートダンサー (スケジュールは、出演ダンサーの都合を考慮して組みますので、全日程出演可能でなくても結構です。詳しくお知りになりたい方は、お問合せください。)
・薄謝あり。
・プロ、アマ不問。実力と魅力を見せて頂きます。
・基本的には男性中心で募集しています。個人のご応募も可能ですが、ユニットでのご応募はより歓迎されます。
・年齢は高校生以上。
〇活動歴とプロフィールおよび、1分程度のダンス映像を下記までご応募ください。
〇ダンス映像は、Youtubeにアップしリンクを記入、もしくは、データをダウンロードできるサイトを記入してください。
9月末日必着。書類審査の上、オーディションにご参加頂く方には10月上~中旬にご連絡を差し上げます。
- 資料送付先
東京公演:
<郵送>〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 東京芸術劇場 「 IWGP 」オーディション事務局あて
<メール>iwgp#geigeki.jp
※メールアドレスの#は半角の@に置き換えてください
- プロフィール
- 原作 石田衣良
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広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。1997年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。2003年『4TEENフォーティーン』で直木賞受賞。06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。著書に『娼年』『1ポンドの悲しみ』『約束』『アキハバラ@DEEP』『下北サンデーズ』『美丘』『5年3組リョウタ組』『夜の桃』『6TEEN シックスティーン』『逝年』『チッチと子』『sex』『余命1年のスタリオン』『マタニティ・グレイ』など多数。『池袋~』をはじめ、映像化された作品も数多い。
- 脚本・作詞 柴幸男
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劇作家、演出家、ままごと主宰。
急な坂スタジオレジデント・アーティスト。多摩美術大学専任講師。
劇場から船上まで、学芸会から工場見学まで、場所や形態を問わない演劇活動を全国各地で行う。
2010年『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。2015年に再々演された同作は東京・小豆島で約9千名を動員。
近年は小豆島や横浜に長期滞在し地域に根ざした演劇を継続的に上演。2014年より『戯曲公開プロジェクト』を開始、戯曲を無料公開し多くの上演機会を設けている。
- 演出 杉原邦生
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演出家、舞台美術家。KUNIO主宰。
国内外の骨太な戯曲の本質を浮き彫りにしてみせると同時に、観客の予測を裏切るような挑発的な仕掛けや、ポップでダイナミックでありながらも繊細な演出が特長。これまでの演出作品に、『エンジェルス・イン・アメリカ第一部・第二部』(作:トニー・クシュナー)や、KUNIO11『ハムレット』、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ルーツ』(脚本:松井周)、木ノ下歌舞伎『黒塚』『三人吉三』『東海道四谷怪談̶通し上演̶』などがある。8月には八月納涼歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』、KUNIO13『夏の夜の夢』が上演されている。
- 振付 北尾亘
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クラシックバレエからストリートダンスまで様々なダンスを経験。
2009年ダンスカンパニー[Baobab]を立ち上げ、全作品の振付・構成・演出を担う。カンパニーでの創作のほか、振付家として柿喰う客、範宙遊泳、ロロ等、演劇への振付も多数手掛ける。ソロ作品を全国のフェスティバルで上演するほか、六本木アートナイト2015やクラブイベントにも出演。 トヨタコレオグラフィーアワード2012 『vacuum』にてオーディエンス賞 受賞(2012) 第3回エルスール財団新人賞 コンテンポラリーダンス部門 受賞(2014)
- ストーリー
- 池袋といえば最近では住みたい町アンケートでも上位に位置するなどイメージがUPしているが、戦後は闇市のあった西池袋は少しこわい町だと思われていた。そんなちょっと昔の西池袋を舞台に、この、ちょっとウエストサイドストーリー的な物語は展開する。といってもラヴストーリーはあまりない。西口商店街の果物屋の息子 マコトが、町のワルやチンピラ、刑事、そこに出入りするマスコミなどの間をトラブルシューターのように暗躍する。
マコトはなぜか 高校の同級でとびきりのワルの親玉 タカシに一目おかれていた。タカシはキングとしてGボーイズという集団を率いて町を制覇していたが、そこに外から現れた京一の率いるレッドエンジェルズが勢力をのばしてくる。町では両チームの小競り合いが続き、一触即発。両者の決戦を回避するため、マコトが乗り出した矢先に、事故が起こり、若者が命を落とす。
後へはひけない復讐戦にもつれ込む両チーム。マコトはどうするのか・・・。
- お問合せ
東京公演:東京芸術劇場 事業企画課(担当:庭山) 03-5391-2115