野田秀樹 作・演出・出演『One Green Bottle』 ワールドツアー第3弾決定！

撮影：篠山紀信

野田秀樹×リロ・バウワー×グリン・プリチャード×ウィル・シャープ
野田作品初の台湾公演、そして8年ぶりのニューヨーク公演が伝説のLA　MAMA　THEATREで実現！

2010年に、野田秀樹と中村勘三郎、黒木華・太田緑ロランス（Wキャスト）によって上演され、大きな反響を呼んだ「表に出ろいっ！」。その話題作が、イギリスで人気のドラマシリーズを手掛ける新進気鋭の脚本家ウィル・シャープを翻訳に迎え、軽妙なセリフの応酬で喜劇性を纏い、現代カルチャ―を反映しながらも、世界に蔓延する不条理と不寛容を鋭く描く、英語劇「One Green Bottle」として誕生。2017年には、東京を皮切りに、韓国・明洞劇場、2018年、イギリス・ロンドン　SOHO　THEATRE、ルーマニア・シビウ国際演劇祭を巡演、各地でスタンディングオベーションを巻き起こし、国内外で高く評価されました。

長年に渡り海外の演劇人と交流を深め、創作を続けてきた野田秀樹が満を持して今作でタッグを組むのは、個性あふれる演技でフランスを拠点に活躍する実力派女優リロ・バウワー、そして野田の最高傑作ともいわれる「THE BEE」などの海外公演のほぼすべてに参加してきた個性派俳優グリン・プリチャード。最高のキャストとともに、2020年、ワールドツアー第3弾が決定！

長年に渡り野田作品を高く評価し、熱烈なラブコールを送りつづけてくれた台北の国立劇場、台湾 国家両庁院(National Theater & Concert Hall)で、野田作品にとって初の台湾公演が実現。多岐にわたる最先端の芸術を紹介する台湾 国家両庁院の年間ラインナップのハイライトとなるTIFA(Taiwan International Festival of Arts)への正式招聘作品として「One Green Bottle」の上演が決定。実験劇場(Experimental Theater)で幕を開けます。

さらに2018年のワールドツアーでの反響や、2012年にニューヨークで上演された「THE BEE」の絶賛をうけ、La Mama(La MaMa Experimental Theatre Club , Ellen Stewart Theatre)にて、8年ぶりとなるニューヨークでの上演が決定。ピーター・ブルック、タデウシュ・カントール、アンドレ・セルバンら世界の巨匠の作品をアメリカに紹介してきた名プロデューサー、エレン・スチュワートによって設立された劇場La Mamaでは前衛的かつ実験的な作品が上演され、かつては寺山修司演出の「毛皮のマリー」も公演しました。La Mamaは、ニューヨークの舞台芸術界に大きな影響を与え続けてきた伝説の劇場です。満を持して、初の台湾公演、そして伝説の劇場La Mamaにて、ニューヨーク公演に挑みます。