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東京芸術劇場×フィルハーモニー・ド・パリ 海外劇場間交流事業2025

パリ管弦楽団メンバーによる公開マスタークラス

パリ管弦楽団メンバーによる公開マスタークラス

日程
2025年6月17日(火) 13:00開始 (12:45開場)
13:00-16:00 第1部 木管+ホルンセクション
16:30-19:30 第2部 金管セクション
会場

めぐろパーシモンホール 小ホール
〒152-0023 東京都目黒区八雲1-1-1 めぐろ区民キャンパス内
TEL 03-5701-2924

電車:東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分

バス:東急バス「めぐろ区民キャンパス」バス停を下車してすぐ
(多摩01)多摩川駅 東京医療センター
(黒07)目黒駅 弦巻営業所

講師・受講生
講師

パリ管弦楽団メンバー

フィリップ・ベロー(クラリネット・首席)*

助野由佳(ファゴット)*

ブノワ・ド・バルソニー(ホルン・首席)* ●

ギヨーム・コテ=デュムーラン(トロンボーン・首席)●

ステファン・ラベリ(テューバ・首席)●

*第1部 ●第2部

受講生

芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド(GOA) アカデミー生

レッスン内容
オーケストラ作品を中心とした合奏形式のレッスン
詳細は当日会場にて発表
プロフィール
パリ管弦楽団

© William Beaucardet

1967年11月14日、シャルル・ミュンシュの指揮で創立コンサートを開催。その後、ヘルベルト・フォン・カラヤン、サー・ゲオルク・ショルティ、ダニエル・バレンボイム、セミョーン・ビシュコフ、クリストフ・フォン・ドホナーニ、クリストフ・エッシェンバッハ、パーヴォ・ヤルヴィ、ダニエル・ハーディングが音楽監督を務めた。2021年からはクラウス・マケラが10代目の音楽監督を務めている。
119人の音楽家を擁しており、毎シーズン、フィルハーモニー・ド・パリまたは、国際ツアーで約100回のコンサートを開催している。2019年からはフィルハーモニー・ド・パリの一部門となり、Démos(社会的使命を持つ音楽・オーケストラ教育プログラム)やLa Maestra(オーケストラ指揮の平等性を促進することを目的とした国際コンクール)など、同団体の主要プログラムに参加している。

フィリップ・ベロー(クラリネット・首席) Philippe BERROD

© Studio Cabrelli

1995年よりパリ管弦楽団 首席クラリネット奏者を務め、ブルターニュ管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を歴任。ヨーロッパ室内管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラに定期的に招かれている。1987年にパリ国立高等音楽院で満場一致の首席で卒業し、数々の国際コンクールで優勝、2011年にはパリ国立高等音楽院のクラリネット科教授に任命された。フランス国内外で数多くのマスタークラスに招かれ、ソリストとして世界中で古典から初演作品まで幅広いレパートリーを演奏している。

助野由佳(ファゴット) SUKENO Yuka

© Studio Cabrelli

13歳よりファゴットを始め、兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て京都市立芸術大学を卒業。 2012年よりヨーロッパへ移り、チューリヒ芸術大学大学院修了。在学中にバンベルク交響楽団のアカデミー生として 研鑽を積む。エッセン交響楽団の首席契約団員、ベルン交響楽団の正団員を経て、2019年よりパリ管弦楽団の ファゴット兼コントラファゴット奏者を務める。

ブノワ・ド・バルソニー(ホルン・首席) Benoît de BARSONY

© Studio Cabrelli

パリ管弦楽団 首席ホルン奏者であり、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団やヨーロッパ室内管弦楽団(ヤニック・ネゼ=セガン指揮、ベルナルト・ハイティンク指揮)とも首席奏者として共演した。 室内楽にも熱心に取り組んでおり、樫本大進やエマニュエル・パユなどの音楽家とともに多くの音楽祭に参加している。また、国際的なソリストであり、著名な教授でもある。ジュネーブ国立高等音楽院(HEM)、リヨン国立高等音楽院(CNSM)で教鞭を執った後、2024年9月にアンドレ・カザレの後任としてパリ国立高等音楽院(CNSM)に就任した。多くのマスタークラス(ハンス・アイスラー/ベルリン、クフモ/フィンランド、東京、バレンシア )を開催した。近年ではヨーロッパ室内管弦楽団の首席ホルン奏者にも任命されている。

ギヨーム・コテ=デュムーラン(トロンボーン・首席) 
Guillaume COTTET-DUMOULIN

© Studio Cabrelli

フランス・アルプス生まれ。パリ国立高等音楽院でユーフォニアム、室内楽、トロンボーンの各分野で首席卒業。2001年にパリ管弦楽団に入団し、クリストフ・エッシェンバッハ、パーヴォ・ヤルヴィ、ダニエル・ハーディング、クラウス・マケラ、エサ・ペッカ・サロネン、ラハフ・シャニ、リッカルド・シャイーなどの指揮者で演奏している。2003年、リエクサ・トロンボーン・コンクール入賞。パリ管弦楽団ブラス・クインテット、ジル・ミリエール・トロンボーン四重奏団、ジャズ・トリオ”Timetracks”のメンバーであり、いくつかのレコーディングに参加している。教育にも熱心で、ヴェルサイユとパリのコンセルヴァトワールを経て、2022年からパリ国立高等音楽院で指導している。

ステファン・ラベリ(テューバ・首席) Stéphane LABEYRIE

© Studio Cabrelli

パリ管弦楽団 首席テューバ奏者。トゥールーズ国立高等音楽院でマルク・ウルスに師事し、首席卒業した。その後、パリ国立高等音楽院に入学し、メル・カルバートソンに師事する。1995年にはリヨン国立高等音楽院を優秀な成績で卒業し、マルクノイキルヒェン(ドイツ)、シドニー(オーストラリア)、リヴァ・デル・ガルダ(イタリア)、プロチア(イタリア)など数々のコンクールで優勝、シカゴ国際コンクールのファイナルコンサートに参加した。2000年にはトゥールーズ国立キャピトル管弦楽団とペイ・ド・ラ・ロワール管弦楽団にソリストとして招かれ、テレビで「テューバ界のパブロ・カザルス」と称された。

芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド(GOA)

東京芸術劇場が2014年から開講している若手管楽器奏者を対象としたアカデミープログラム。音楽表現とセルフプロデュース力の向上をミッションに掲げ、ミュージック・アドヴァイザー福川伸陽氏(ホルン奏者)を中心とした講師陣とともにレッスン/キャリアアップゼミ/コンサートからなる3つのカリキュラムを展開。前身の吹奏楽アカデミーを含め10年以上にわたり、のべ80名以上の若手音楽家を国内外に輩出している。

詳細は[こちら]

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

助成:文化庁ロゴマーク

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会

協力:エイベックス・クラシックス、フィルハーモニー・ド・パリ