圧倒的な音楽で世界を舞台に活躍する日本人オルガニスト
活動の拠点をヨーロッパにおき、
“バッハ演奏のスペシャリスト”として
高い評価を受けている小糸恵。
スイス・ローザンヌ音楽大学で教鞭をとり、
97年に創設された「ローザンヌ・バッハ・フェスティバル」
の芸術監督を務める彼女が、
東京芸術劇場のオルガンのために選曲した
プログラムは、それぞれのオルガンが
自然と美しく響く珠玉の作品ばかり。
作曲された地域や時代のオリジナルの響きに
重きを置いている芸劇ガルニエ社製のオルガンで、
じっくりとお楽しみください。
- 日程
- 2015年03月20日(金) 19:00 開演(ロビー開場18:00)
- 会場
- コンサートホール
- 曲目
-
音楽の対話 ~古典と現代~
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ルネサンスタイプオルガン使用(A=467Hz ミーントーン調律法)
-----------------------------------------------------------------------------------
ネーデルランド、イングランド、スペインと特にイタリアのヴェネツィア楽派と
影響しあった北ドイツ、フレミッシュ、前古典期フランスの作曲家たちJ.プレトリウス/コラール「われらキリストを讃えまつらん(陽の出ずる地の涯より)」
H.シャイデマン/「アレルヤ! われらの神を賛美せよ」(ハンス・レオ・ハスラーのモテットより)
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「フガートⅠ」
J.プレトリウス/コラール「天にまします我らの父よ」
フレスコバルディあるいはコルネット/トッカータ ピーヴァ(ボードマー図書館より)
F.トゥンダー/プレリューディウム ト短調
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「旋律」
H.シャイデマン/カンツォン ヘ長調
G.-G.ニヴェール/『ミサ』より 「ベネディクトゥス」
H.L.ハスラー/カンツォン ト短調-----------------------------------------------------------------------------------
バロックタイプオルガン使用(A=415Hz バロック調律法)
-----------------------------------------------------------------------------------
「趣味の融合」の音楽とJ.S.バッハÉ.ゴーディベール/『桟橋』より 「連続」
J.パッヘルベル/トッカータ ト短調
チャッコーナ ト短調
ファンタジア 変ホ長調
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「グラーヴェ」
J.C.F.フィッシャー/ペンテコステのためのリチェルカーレ
シャコンヌ ヘ長調
G.ベーム/コラール「われらキリストを讃えまつらん(陽の出ずる地の涯より)」
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「和音」
J.S.バッハ/コラール「これぞ聖なる十誡」 BWV635
コラール「われらキリスト者、今ぞ喜びにあふれ」 BWV710
コラール「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」 BWV622
前奏曲とフーガ ト短調 BWV535-----------------------------------------------------------------------------------
モダンタイプオルガン使用(A=442Hz 平均律調律法)
-----------------------------------------------------------------------------------
J.‐B. リュリに影響を受けた作曲家たちÉ.ゴーディベール/『桟橋』より 「アルペジオⅠ」
N.de グリニ/『ミサのキリエ』より 「グラン・ジュによる対話」
『ミサのグローリア』より 「ティエルスのテノールによるレシ」
J.C.F.フィッシャー/リゴードン
パッサカリア ニ短調
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「フガートⅡ」
J.J.フローベルガー/ゆっくりやってくる私の将来の死についてのメディテーション
G.ムファット/トッカータ 第10番
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「アルペジオⅡ」、「ロンド」
- 出演
-
オルガン:小糸 恵
- プロフィール
-
- 小糸 恵 (オルガン) Kei Koito, Organ
-
世界有数のコンサート・オルガニストであり、バッハ演奏のスペシャリスト。
古典作品をレパートリーの柱とし、歴史的資料の研究に基づいた楽器の選択および演奏法で、独自な演奏活動を展開している。
ソリストとしてヨーロッパ、ロシア、日本、アメリカ各地でコンサートを開催している。ソリストとしてのみならず、バロックオーケストラやグレゴリオ聖歌隊との共演にも積極的に取り組んでいる。とりわけ、ムジカ・アンティクァ・ケルンやアンサンブル・ジル・バンショアとは様々な作品で共演。また、レコーディングも数多く数々の賞を受賞。
1992年にローザンヌ高等音楽院のオルガン科教授に就任。音楽院の職務に加えて各地でマスタークラスの講師や著名な国際オルガンコンクールの審査員としても頻繁に招かれている。1997年の開始当初より「ローザンヌ・バッハ・フェスティバル」の芸術監督の職を続けており、2012年からは、ローザンヌ・シティ・オペラのバロック・オペラ共同プロデューサーも務める。
日程
会場
曲目
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ルネサンスタイプオルガン使用(A=467Hz ミーントーン調律法)
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ネーデルランド、イングランド、スペインと特にイタリアのヴェネツィア楽派と
影響しあった北ドイツ、フレミッシュ、前古典期フランスの作曲家たち
J.プレトリウス/コラール「われらキリストを讃えまつらん(陽の出ずる地の涯より)」
H.シャイデマン/「アレルヤ! われらの神を賛美せよ」
(ハンス・レオ・ハスラーのモテットより)
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「フガートⅠ」
J.プレトリウス/コラール「天にまします我らの父よ」
フレスコバルディあるいはコルネット/トッカータ ピーヴァ(ボードマー図書館より)
F.トゥンダー/プレリューディウム ト短調
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「旋律」
H.シャイデマン/カンツォン ヘ長調
G.-G.ニヴェール/『ミサ』より 「ベネディクトゥス」
H.L.ハスラー/カンツォン ト短調
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バロックタイプオルガン使用(A=415Hz バロック調律法)
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「趣味の融合」の音楽とJ.S.バッハ
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「連続」
J.パッヘルベル/トッカータ ト短調
チャッコーナ ト短調
ファンタジア 変ホ長調
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「グラーヴェ」
J.C.F.フィッシャー/ペンテコステのためのリチェルカーレ
シャコンヌ ヘ長調
G.ベーム/コラール「われらキリストを讃えまつらん(陽の出ずる地の涯より)」
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「和音」
J.S.バッハ/コラール「これぞ聖なる十誡」 BWV635
コラール「われらキリスト者、今ぞ喜びにあふれ」 BWV710
コラール「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」 BWV622
前奏曲とフーガ ト短調 BWV535
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モダンタイプオルガン使用(A=442Hz 平均律調律法)
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J.‐B. リュリに影響を受けた作曲家たち
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「アルペジオⅠ」
N.de グリニ/『ミサのキリエ』より 「グラン・ジュによる対話」
『ミサのグローリア』より 「ティエルスのテノールによるレシ」
J.C.F.フィッシャー/リゴードン
パッサカリア ニ短調
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「フガートⅡ」
J.J.フローベルガー/ゆっくりやってくる私の将来の死についてのメディテーション
G.ムファット/トッカータ 第10番
É.ゴーディベール/『桟橋』より 「アルペジオⅡ」、「ロンド」
出演
オルガン:小糸 恵
プロフィール
- 小糸 恵 (オルガン) Kei Koito, Organ
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世界有数のコンサート・オルガニストであり、バッハ演奏のスペシャリスト。
古典作品をレパートリーの柱とし、歴史的資料の研究に基づいた楽器の選択および演奏法で、独自な演奏活動を展開している。
ソリストとしてヨーロッパ、ロシア、日本、アメリカ各地でコンサートを開催している。ソリストとしてのみならず、バロックオーケストラやグレゴリオ聖歌隊との共演にも積極的に取り組んでいる。とりわけ、ムジカ・アンティクァ・ケルンやアンサンブル・ジル・バンショアとは様々な作品で共演。また、レコーディングも数多く数々の賞を受賞。
1992年にローザンヌ高等音楽院のオルガン科教授に就任。音楽院の職務に加えて各地でマスタークラスの講師や著名な国際オルガンコンクールの審査員としても頻繁に招かれている。1997年の開始当初より「ローザンヌ・バッハ・フェスティバル」の芸術監督の職を続けており、2012年からは、ローザンヌ・シティ・オペラのバロック・オペラ共同プロデューサーも務める。
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主催:東京芸術劇場 (公益財団法人東京都歴史文化財団)、豊島区
助成:平成26年度 文化庁 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ