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芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー
~プロフェッショナル育成吹奏楽プロジェクト~

芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーとは

東京芸術劇場が2014年度から開催している、プロフェッショナル演奏家育成プロジェクトです。吹奏楽団としての活動を通して、演奏技術の向上やプロフェッショナル演奏家としてのキャリアアップゼミを提供し、次世代のプロフェッショナル演奏家を育てます。
今期は、オーディションで選抜された第3期生7名を含む、40名のメンバーで活動をしていきます。

【活動期間】2016年9月~2017年3月

【メンバー】

▸フルート
杉山 翼窪田 恵美河野 葉月

▸オーボエ
中村 紫苑與那嶺 万里

▸クラリネット
佐藤 義人鈴木 悠紀子金田 翼川口 渚央安藤 綾花
髙岡 真貴竹内 彬森 卓也

▸ファゴット
岡田 志保栗林 愛理

▸サクソフォン
齊藤 健太大坪 俊樹神保 佳祐高橋 龍之介

▸ホルン
杉﨑 瞳小口 遥吹野 ひかる端山 隆太

▸トランペット
岡村 牧三浦 彩夏田尻 大喜山野井 大輝

▸テナートロンボーン
井上 亮山下 創

▸バストロンボーン
石橋 諒

▸ユーフォニアム
川野 聡子葛西 祐恵

▸テューバ
石丸 菜菜米田 浩之

▸コントラバス
橋本 慎一

▸パーカッション
篠﨑 史門山中 佑美小山田 萌田中 歩実古立 匠


杉山 翼 ‐フルート‐ Tsubasa Sugiyama ‐Flute‐
杉山 翼

フルートの吹き方は勿論、様々な時代の音楽のスタイルを勉強したとしても、やはり誰一人、人と同じ音楽を演奏する人はいないはず。その中で、自分はどういう事に長けていて、勝負できる長所はどこか?という事を、常に念頭に置いて演奏していきたいと思っている。

大学院卒業後、フリーランスとしてソロ、アンサンブル、オーケストラなどに興味を持ち、演奏の場を探し積極的にオーディションなどにも参加している。またバロックから現代までそれぞれの時代に合ったスタイルだったりを勉強したいと考えている。

音高、音大を出て、ドイツに勉強の場を移し、3年間大学院で勉強した。
その場で色々な国から来た音楽家の仲間たちと出会い、そして才能に出会い、落ち込む日々でもあったが、ポジティブな結果も、ネガティブな結果も、ありがたいことに、周りの人々に支えられ、今に繋がっている。

東京音楽大学付属高等学校、東京音楽大学を卒業。その後渡独。
ドイツ国立シュトゥットガルト芸術大学大学院を修了。フルートを植村泰一、三上明子、ダヴィデ・フォルミザーノの各氏に師事。
国内外のオーケストラに客演、Stuttgarter Kammer Orchesterの一員としてRheingau Musik Festival等に出演。
芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第1期生。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団団員、洗足学園演奏補助要員。

個人的な特徴
初めて行くところは100%と言ってよいほど道に迷う。(地図、i-Phoneがあっても)
神奈川県横浜市出身でやはり「出身は?」と聞かれると「横浜!」と言ってしまうし横浜が好き。趣味はありきたりだが読書、昼寝。
この頃は運動不足による体力の低下により体の衰えを実感中。。しかし「運動しよう!」と決意するまでにはまだほど遠い模様。

パワフルでマイペースな笛吹き
窪田 恵美 -フルート- Emi Kubota -Flute-
窪田 恵美

身体と楽器の調和を大事にしており、自然な状態で音を出すよう日々心掛けている。最近は、金の楽器ならではの華やかさを失わずに他の楽器と調和できる、線の太くて豊潤な音 色を目指して勉強中。
特技はとにかく大きい音を出すことで、<爆音>や<シロナガスクジラのような音>などと色々と例えられたことも…
また、フルート族であればアルト、バス、コントラバス、ピッコロ等楽器さえあればサイズに関わらず何でも演奏し、篠笛、能管といった和楽器(邦楽囃子)の経験があったり、フルートを使ったくだらない一発芸を研究してみたり…「興味があるものはとりあえずやってみる」がポリシーである。

学生時代はたびたびコンクールにも参加し、全日本学生音楽コンクールでは、中学校の部(2003)・高校の部(2006)共に全国大会1位受賞、また、日本音楽コンクールでは入選(2010)、2位受賞 (2013)と、地道にソロ演奏での研鑽を積んできた。

2007年に進研ゼミ高校講座「高1 My Vision」の7月号表紙を飾り、20年に福井FBC放送「知事対談番組」への出演、その他複数の新聞社へのインタビュー記事掲載などの経験をしたが、基本的にトークは不得手。典型的な「楽器を持つと人が変わる」タイプである。それでも、最近は演奏会のトークなどで少し慣れてきた。

大学生の頃から現代音楽の演奏機会に恵まれるようになり、「越のルビー音楽祭」での委嘱室内作品の初演や、中国北京中央音楽院での「世界音楽週2011」、電子音楽協会主催のライブコンサート、現代作曲家のエレクトロニクス作品公開講座、舞台や朗読音楽劇の演奏や演出など、様々な場面でレパートリーを増やしている。
これまでの人生で一番ヘビーローテーションで演奏している曲は「ソロフルートのための"虹"」。特殊奏法満載の現代曲ながらとても爽やかで色彩感が強く、お気に入りの1曲。

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部を経て、同大大学院修士課程を総代で修了。
安宅賞、アカンサス賞、同声会賞、平山郁夫文化芸術賞、大学院アカンサス賞を受賞。

1989年5月生まれ 福井県鯖江市出身。
福井は米所なので、田植機の運転もします。※自動車免許は持ってません。
趣味はスポーツ観戦 (レース競技も含む)、カフェでまったりすること、散歩、編曲。
好きなものは動物、夏、ビックバンド、博物館、寒ブリ。

聴いている一人一人に まっすぐ届く笛の音
河野 葉月 -フルート- Hazuki Kono -Flute-
河野 葉月

誰が聴いても癒されるような透き通った音色が魅力のフルートで、聴いている人を幸せにする音楽を奏でること。それが自分の目標であり幸せだと感じる。大学では選抜オーケストラや吹奏楽の他、様々な編成の室内楽や、ミュージカルのオーケストラピットに参加するなど幅広く活動。編成、メンバー、演奏環境など状況に合わせ常に一番音楽に貢献できる音色を追求することを目指している。

小さい頃から歌うことや表現することが好き。小学校でリコーダーの音色にはまり、中学の吹奏楽部で同じ笛であるフルートを希望する。転機は高校時代、サクソフォン奏者の鶴飼奈民氏が指導する吹奏楽部に入部したことだ。そこで初めて自分の中にある音楽を楽器にのせる方法を教わり、音楽の道を志すことになる。

現在洗足学園音楽大学音楽学部 第3年次在籍。
吉岡次郎氏に師事。
ピエール=イヴ・アルトー、ヴァンサン・リュカ、ダヴィデ・フォルミザーノ各氏のマスタークラスを受講。
第15回ジュニア管打楽器コンクールフルート部門銅賞、入賞記念演奏会に出演。

地元は葛飾水元。最大の都立公園である水元公園から徒歩30秒の家に住む。暇さえあれば散歩に出かけている。

心の奥底まで届く音色を目指して
中村 紫苑 -オーボエ- Shion Nakamura -Oboe-
中村 紫苑

「オーボエ?ああ、あの大きいやつでしょ?」
オーボエをやっている人なら誰しも一度は言われたことがある台詞だと思う。映画やドラマなどで多く耳にする音色にも関わらず、一般的な認知度はまだまだ高いとは言えない。私はこの現状を打開し、オーボエという楽器、その魅力を世間に広く伝えられる奏者になりたい。

オーボエとの出会いは中学生の時。
陸上部と剣道部で散々迷った挙句に吹奏楽部に入部し、偶然空きが出た、という理由でオーボエパートに所属が決定。入部当初はオーボエという楽器を知らず、自分の奏でる音色はまさにチャルメラそのものだった。後にプロのオーボエ奏者のCDを聴いて、自分の音との差に愕然とする。
「自分もこんな音を出したい」と理想の音を追求していくうちに、いつしか音大受験への道を歩んでいた。

大学入学後、初めて室内楽を経験し、自分の未熟さを痛感すると同時に、人と一緒に音楽をつくることの楽しさに目覚める。現在も積極的に室内楽に取り組んでおり、楽器間の対話や駆け引きをもっと楽しめるよう精進中。

東京音楽大学卒業。同大学大学院科目等履修生2年次在学中。
今までにオーボエを海上なぎさ、浜道晁、南方総子、古部賢一の各氏に師事。
2015年、Asian Youth Orchestraに参加。

時には睡眠時間を削ってリードを削らなければならない日もあります。やっと寝られる!!と思うとワクワクして眠れません。

心に届く音楽、音色を求めて。
與那嶺 万里 ‐オーボエ‐ Mari Yonamine -Oboe-
與那嶺 万里

初めてオーボエを手にした時、実はオーボエを知らなかった。
華やかで伸びのある繊細な音色。聴いている人の心に届く音楽がしたい。その為にはまず自分がいろんな経験をし、見て、感じて、吸収し、大きな人間になりたいと思う。

オーボエを始めたのは中学一年生の吹奏楽部。いろんな楽器を試してみたが、最終的に有無を言わさず渡されたのがオーボエだった。
しかしそのオーボエが私の人生を変えることとなった。
オーボエに魅了され無我夢中で練習する日々。中学高校ではどっぷり吹奏楽にはまり、皆で音楽を奏でる楽しさを知った。
今までの人生で何かにこんなに夢中になったことがなかった。”プロのオーボエ奏者になりたい”と夢を抱き、海とサトウキビ畑に囲まれて育った沖縄より上京。音楽大学での学生時代は全てが刺激的で、自分自身、作品、作曲家と向き合い沢山の経験もさせていただき今の自分の原点である。
”人に感動、喜び、を与えられるような奏者になりたい。”そのために私は、自分自身を磨き音楽に真剣に向き合い、常に探究心、向上心を忘れず学びの連続の日々を過ごしている。

現在、フリーランス奏者として東京都内や沖縄を中心にオーケストラ、吹奏楽、室内楽での演奏活動の他、小中学校、地域のイベント、施設への訪問演奏を積極的に行っている。
”沢山の人にもっと気軽に生演奏を楽しんでもらいたい”
”クラシックに馴染みがない人にも楽しい音楽を届けたい”
との思いで、小編成のメンバーでクラシックにかぎらず幅広いジャンルでの活動を展開している。

沖縄県出身。武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学卒業。
 大学在学中、武蔵野音楽大学ニュー・ストリーム・コンサート等多数の演奏会に選抜され出演。学内オーディション選抜により武蔵野音楽大学室内管弦楽団演奏会とソリストとしても共演。
2012年ヤマハ管楽器新人演奏会、武蔵野音楽大学卒業演奏会に出演。同年、練馬区新人演奏会オーディション、最優秀賞受賞。東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団とソリストとして共演。第19回おきでん シュガーホール新人演奏会オーディション、入選を受賞。第20回では優秀賞受賞。これまでにF.ルルー、C.モワネ、C.ヴェッツェルのマスタークラス受講。オーボエを池田昭子、I.ゴリツキー、青山聖樹、宮村和宏の各氏に師事。

沖縄県出身、東京都在住。
いろんな世界が見てみたい。まだまだ勉強中の絵画を見に行ってみたり、食べることが大好きな私は綺麗で芸術的なお料理食べて背伸びをしてみたり、いろんな世界を探検中。

心を動かす演奏を。
佐藤 義人 ‐クラリネット‐ Yoshihito Sato ‐Clarinet‐
佐藤 義人

クラリネットはオーケストラ、吹奏楽、ジャズ、民族音楽など様々なジャンルで使われ、楽器の種類も多く、たくさんの可能性を秘めている。
この楽器でどこまで面白いことができるのか、そんなことを日々考えながら過ごしている。

大学在籍時から吹奏楽やオーケストラのエキストラ、幼稚園、福祉施設での依頼演奏などを行い、多くの人に楽器を演奏することの楽しさを伝えることに魅力を感じ、企画があるごとに何か新しいことを追究するようになる。中学、高校のクラリネット講師、合奏講師として後進の指導にも積極的に取り組んでおり、上達させるだけにこだわらず、本人達が上達したいと思わせる働きかけをしていき、長い間楽器を続ける心を育む努力をしている。

中学時代に第九回全日本管打楽器ソロコンテストで優秀賞を受賞し、大学四年次には第十回日本クラリネットアンサンブルコンクールでグランプリを受賞。
吹奏楽譜、アンサンブル楽譜を手掛けるウィンズスコア社のレコーディングにも多数参加。
また、ミューザ川崎で行われた法政大学第二高等学校の定期演奏会にソリストとして招かれ、ウェーバーのクラリネット小協奏曲を演奏した。

法政大学第二高等学校を経て、武蔵野音楽大学を卒業、現在フリーランスのクラリネット奏者。2014年に発足したプロ吹奏楽団Japan Wind Playersのバスクラリネット団員、芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第一期生に在籍し、ヤマハミュージックジャパン講師も勤めている。クラリネットを船木喜行、十亀正司の各氏に、室内楽を岡崎耕治氏に師事。ローマ歌劇場バスクラリネット奏者サウロ・ベルティ氏のマスタークラスを受講。

1989年5月9日生まれ。神奈川県横浜市出身。趣味と言えるほどのものはないが、色んな楽器を吹くのが好き。サックスや民族楽器、野菜楽器…と徐々にレパートリーを増やそうと試みている。

「言葉に代わる音楽を」
鈴木 悠紀子 ‐クラリネット‐
鈴木 悠紀子

「音楽を通じて、他者とつながりたい、自分を見つめたい、言葉にできない思考を発信したい」
吹奏楽やオーケストラ、室内楽など、複数人の演奏者と共に音楽による会話を交わす中で、自己の在り方を探している。また、音楽を通じて、もっと多彩な感情、色、温度、質感、それらの変化を表現しようと前向きに取り組んでいる。

本年度より、桐朋オーケストラアカデミーに在籍し、オーケストラ内でのアンサンブル、求められる資質や役割を学んでいる。

国立音大在学中は、室内楽に特に興味を抱き、木管五重奏、トリオダンシュ、クラリネット五重奏、弦楽器とピアノとのトリオなど、様々な編成の曲に取り組んだ。演奏中に、相手の人間性が見えてくることの面白さを知り、室内楽の魅力に惹きこまれていった。

ソロでも積極的に活動をしており、自分の解釈でより繊細な表現まで聴き手に伝わるソロは、自分を大いに発信することのできる手段であり、これにもまた、大きな喜びを見出している。

静岡県浜松市出身。国立音楽大学卒業。卒業時に演奏学科首席として皇居内の桃華楽堂にて御前演奏をつとめる。武岡賞受賞。
ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。
静岡の名手たちオーディション合格、ロダン賞受賞。副賞として静岡県立美術館ロダン館にてリサイタルを行う。
第6回ヤングクラリネッティストコンクール ザ・クラリネット賞受賞。
第22回アジアユースオーケストラに参加。
これまでにクラリネットを塚本陽子、大和田智彦、武田忠義、生島繁、近藤千花子、鈴木良明の各氏に師事。現在桐朋オーケストラアカデミーに在籍。

人々の心に届く演奏を目指して
金田 翼 -クラリネット- Tsubasa Kaneda -Clarinet-
金田 翼

「演奏」することの意味は何だろう?
・・・演奏を聴いてくださる(見てくださる)人に喜んでほしいから?楽しませたいから?
最近、音楽家(演奏者)の役割とは何か考えることが多くなった。

芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーに在籍して早1年。
芸劇ウインドに在籍するまではあまり考えたこともないことを意識するようになる―「アウトリーチ」、芸劇ウインドの実践的な活動の1つである。
※「アウトリーチ」(Outreach)…直訳では手を伸ばすという意味であるが、最近では福祉分野や公共施設への訪問サービス等のことを広く指す

この1年、公共施設や駅構内でのコンサートを開催する機会を得た。
小学校の鑑賞教室の定期的な実施やライブハウス、地域の行事での演奏など、芸劇ウインドの活動以外でも演奏の機会にも恵まれ、アウトリーチについて考えるようになった。

これまで演奏といえば、お客様が会場に足を運んで下さる事を待っているのが当たり前のスタイルだと思っていた。演奏者はお客様に質の高い演奏を提供すれば良いものだと考えていた。
しかし、アウトリーチを通して、お客様の反応を間近で感じる経験の中で、音楽は聴いて下さる人があってこそのものだと再認識させられた。

大学在学中より、アウトリーチ活動といえる老人ホームや福祉施設での訪問演奏の経験だけでなく、ライブラリアン、ステージマネージャー、受付・案内スタッフ、演奏会の撮影などコンサートの裏側のさまざまな仕事も経験してきた。
振り返ってみて、果たして1人の演奏者として、演奏ができていれば良いと独りよがりになってはいないだろうか?一方的に発信するだけの演奏者になってはいないだろうか?と自問自答する毎日。
お客様に最高の演奏を届けるのはもちろんだが、私はどんなときも人々の心に届く演奏をしたい。

いまや多くの人が好きなアーティストの音楽を好きなだけ聴ける時代だが、生の音楽を耳にする人となると、おそらくその人口はぐっと減るだろう。とりわけクラシック音楽となると、聴いたことはあっても、もう一歩踏み込んで聴く人は、ごく一部に限られているのではないかと思う。
音楽がもっと人々の生活に寄り添うものになることはできないだろうか?
アウトリーチを通して、多くの人に生の音楽(特にクラシック音楽)を身近に感じて頂けるよう、今後も積極的に人々の中に入って演奏していきたいと思う。
生活空間の中で奏でる音楽が、通りすがりの人や何気なく聴いた人にとって、ハッとしてもらえたら最高である。

国立音楽大学卒業。これまでにクラリネットを武田忠善、生島繁、飯島泉、勝山大舗の各氏に師事。
浜松国際管楽器アカデミーにてジェローム・ヴォワザン氏のレッスンを、国際音楽セミナー(エリザベト音楽大学主催)と欧日音楽講座にてミシェル・アリニョン氏のレッスンを受講。このうち国際音楽セミナーではセミナー賞を受賞。
日本クラリネット協会主催第5回ヤング・クラリネッティストコンクールジュニアB部門入選。
現在、演奏活動とともに、学校への吹奏楽指導も精力的に行っている。

また、中学在学中から学内の合唱団に所属し、卒業後現在に至るまで10年近く、OB・OGを母体とする合唱団に所属し、毎年地元の行事や地域の音楽祭に多数出演するなど、現在も盛んに活動している。

神奈川県川崎市出身。
趣味は鉄道全般、身近なものや風景の写真撮影など。
最近は街歩きに興味があり、何か用事があって新しい街を訪れると、その街の名産物・名所・おいしいものめぐり、隠れた人気スポット探しに全力を注いでいる。
知らない街を探索するのが楽しみの一つでもある。

2015年12月現在

クラリネットの音色に乗せて、心に響く音楽を届けたい。
川口 渚央 ‐クラリネット‐ Nao Kawaguchi ‐Clarinet‐
川口 渚央

吹奏楽の中でメロディーを任されることの多いクラリネット。幅広いダイナミクスや様々な音色を表現できるこの楽器の、伴奏やハーモニーを吹いている時の魅力も伝えられる奏者でいたい。

楽しみの一つである美術館に行くことは、得られる情報やインスピレーションを自分の音楽表現の引き出しとして増やして行くことにつながり、聴いてくれる人にも何か情景が浮かぶような演奏を届けられると思って、目下精進中。

小学校3年生で出会った音楽の大好きな担任の先生の影響で、リコーダーのアンサンブルに目覚め、毎年コンクールに挑戦、ついに全国大会に出場。楽器を演奏する楽しさを知り、中学校で吹奏楽に入部、クラリネットと出会う。高校でも音楽部に入部し、もっと上手くなりたいと通い出した個人レッスンをきっかけに、大学でも音楽と志すようになった。

大学時代、定期演奏会、卒業演奏会、修了演奏会に出演。モスクワ国立音楽院のクラリネット奏者とのデュオや、師匠の隣でコンマスを務めたウィンド・オーケストラの授業や演奏会で、隣で感じた息遣いや、客席やバンド全体の空気を巻き込みアピールする力を学んだことは自分にとって大きな出来事となった。
第19回「静岡の名手たち」オーディション管楽器部門合格、同演奏会出演。2014年度尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科フレッシュコンサートオーディション合格、同演奏会出演予定。

常葉学園短期大学音楽科卒業、同大学専攻科音楽専攻修了。修了時に福井巌賞受賞。平成24年度常葉学園音楽教育センター音楽奨励賞受賞。全日本ジュニアクラシック音楽コンクール木管楽器部門、第22回奨励賞、第23回第1、2位なしの第3位。第22回日本クラシック音楽コンクールクラリネット部門全国大会入選。
現在は尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科2年に在籍中。
これまでに加藤明久、高橋知己、山本洋志、カール・ライスターの各氏の公開レッスンを、パオロ・ベルトラミーニのマスタークラスを受講。
水本みゆき、井上幸子、木村健雄の各氏に師事。

1990年静岡県静岡市生まれ。好きな飲み物は静岡茶。と、ビール。と、ワイン。

生活の一部に私のクラリネットの音を、音楽を感じてもらいたい
安藤 綾花 ‐クラリネット‐
安藤 綾花

「大きなコンサートホールで演奏するよりも、こぢんまりとしたカフェやバーで演奏する方が好き。」
大きなホールでたくさんのお客様からの拍手を戴けるのは演奏家として大きな喜びであるが、演奏者も観客もお互いの表情が直に伝わってくるような距離感での演奏機会を大切にしたいと思い日々の演奏活動を行っている。

今年度より本格的に活動を始めたトリオダンシュ(葦で出来たリードを発音体とするオーボエ、クラリネット、ファゴットの木管三重奏)のグループは、メンバーの地元である横浜を中心に、単なる演奏会を開くのではなく、朗読とのコラボレーション・地元のカフェでの演奏・インターネットサイトへの動画音源投稿など、なかなか馴染みのないトリオダンシュという編成を少しでも身近に感じてもらえるような演奏活動を行っている。
自身でもカフェやバー、企業のイベント会場などでの演奏機会を多く持ち、大きなコンサートホールへ足を運ばなくても、生活の一部にクラリネットの音色を自然に取り入れてもらえるよう活動を行っている。

クラリネット奏者なら避けては通れないと言っても過言ではない、ベニーグッドマンのナンバー。
中学校の吹奏楽部時代にスウィングジャズに出会いとても惚れ込んだが、楽譜通りに演奏しても「なんちゃって」ジャズにしかならないことが自分の中でもやもやとしていた。また、主な音楽活動の一つが吹奏楽で、吹奏楽はいろいろなジャンルの音楽を表現できる媒体であるからこそ、ジャズやポップスを演奏するたびに何か違和感を覚えていた。大学4年生の頃から学びはじめ、まだ英語のアルファベットをやっと覚えた程度の感覚ではあるが、本物のジャズも、もちろんクラシックも身近に届けられるよう精進していきたい。

北海道生まれ、兵庫県、神奈川県育ち。横浜市歌が歌えるので立派なはまっこ(だと思っている)。
3歳よりピアノとエレクトーンを始める。中学校の吹奏楽部に入部、サックスを希望するがクラリネットに。高校でも吹奏楽部に入部し、部活三昧の日々を送る。
中学校も高校も普通科の学校だったがプロの演奏家として活躍している歴代の卒業生がなぜか多く、部活講師もほとんどが卒業生だったため、自身が音大受験をすることもあまり迷いがなかった。
大学ではクラシック音楽を専攻していたが、数少ないジャズポップスの授業を履修したり、ヴァイオリン、オルガン(キーボード)、ドラムにクラリネットと一風変わったバンドを結成したりもした。ジャズとは違うフリーなスタイルの即興演奏に興味を持ち、邦楽器や映像とのコラボレーションも積極的に行う。
東京藝術大学卒業。これまでにクラリネットを柳瀬芳仁、伊藤寛隆、十亀正司、濱崎由紀の各氏に、室内楽を河村幹子、三界秀実、高木綾子の各氏に師事。ジャズクラリネットを谷口英治氏に師事。
ブリッツフィルハーモニックウィンズクラリネット奏者。トリオダンシュ「Trio bouquet」メンバー。自身の演奏活動だけでなく、吹奏楽の合奏指導、クラリネットの指導にも力を入れている。
旅行が好きで、いつか南米やアフリカのコーヒー農園も見に行きたいと思っているほどコーヒーに目がない!

もっとクラシック音楽を身近に感じてほしい!クラリネットの魅力を伝えたい!
髙岡 真貴 ‐クラリネット‐ Maki Takaoka ‐Clarinet‐
髙岡 真貴

クラリネットの魅力は、音域によって異なる音色をもち、カッコよさと美しさを兼ねそなえた表現の豊かさにある。その魅力を多くの人に伝えたい!というのが、クラリネット奏者になった理由。「音楽を身近に」をモットーとして、クラシックを普段聴かない人にも分かりやすく音楽を伝えている。コンサートホールでの演奏以外に、動植物園やこどもの為の施設での演奏も積極的に行い、親子で楽しめるコンサートは好評。小・中学校でのアウトリーチでは、子供達がワクワクするような楽器紹介、楽器体験をすることで、音楽への興味を深める取組みに力を入れている。

2012年の夏ウィーン国際音楽セミナーを受講。ウィーンは音楽であふれた美しい街で、各国から参加したセミナー受講者の演奏にも大きな刺激を受けた。ウィーン・ディヒラー・コンクール第二位を受賞。美しいホールで、海外の素晴らしい演奏家と共に出演した受賞者コンサートは、忘れられない経験である。

プロのクラリネット奏者を志したきっかけは、十亀正司氏との出会い。先生に憧れ、師事をするため武蔵野音楽大学を選んだ。いつもユーモアあふれるアイディアを考え、楽しそうに演奏をする先生は、恩師であり、もっとも尊敬する奏者だ。

大学4年次に、武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルのコンサートミストレスに選出され、素晴らしい指揮者の先生や仲間と共に切磋琢磨して作り上げた東京オペラシティでの演奏会は、私にとって一生の宝物となった。現在は芸劇ウインド・オーケストラに所属し、演奏家としてのノウハウを学んでいる。

12歳からクラリネットを始める。桜丘高等学校音楽科、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科を卒業。大学在学時、学内選抜コンサートや定期演奏会、卒業演奏会等に多数出演。第9回クラリネットアンサンブルコンクール第一位及びザ・クラリネット賞受賞。これまでに、クラリネットを船井雅子、十亀正司の両氏に師事。大学卒業後、度々渡欧し、エルンスト・オッテンザマー氏のレッスンを受けている。現在は、愛知と東京を中心にソロやアンサンブル、オーケストラでの演奏活動他、吹奏楽部クラリネット講師や音楽教室講師として後進の指導を積極的に行う。
1990年2月生まれ。愛知県豊橋市出身。中日ドラゴンズファン。趣味は読書で、好きな作家はよしもとばななと村上春樹。お気に入りは、よしもとばなな作「High and dry (はつ恋)」。

聴いてもらえる音楽を目指して。
森 卓也 ‐クラリネット‐ Takuya Mori ‐Clarinet‐
森 卓也

「きく」という言葉には、「聞く」や「聴く」という漢字がある。テレビのBGMや、病院で流れているクラシック音楽が耳に入っている場合は「聞く」という漢字が使われ、演奏会などに足を運び、意識を集中している場合は「聴く」という漢字が一般的に使い分けされる。

この音楽を「聴く」ことの楽しさを多くの人に感じてほしいと思い、在学中から幼稚園や小学校、イベント会場などでアウトリーチ活動も積極的に行い、普段音楽に触れる機会の少ない人にも、音楽を身近に感じてもらえるように取り組んでいる。
また、クラリネットを始めるきっかけでもあった、吹奏楽の魅力をもっと広げたい、そして吹奏楽でしかできないことをしたいという情熱を胸に、ぱんだウインドオーケストラの団員として活動している。

ソロでの活動も意欲的に取り組んでいて、2016年夏に行われた、第9回日本クラリネットコンクールで入選を果たした。

東京藝術大学別科を経て、現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年在学。
第9回横浜国際音楽コンクール審査員奨励賞、第28回市川新人演奏家コンクール優秀賞、第1回K木管楽器コンクールクラリネット部門第1位、第9回日本クラリネットコンクール入選。
これまでにクラリネットを、谷尻忍、野田祐介、濱崎由紀、三界秀実、山本正治、十亀正司の各氏に、室内楽を小畑善昭、斎藤和志、和久井仁の各氏に師事。
1991年生まれ、東京都出身。無類の猫好き。

自分自身の音楽を
竹内 彬 -クラリネット- Akira Takeuchi -Clarinet-
竹内 彬

「100人いたら100通りの演奏があっていい。」恩師ギイ・ダンガン氏の言葉は、今でも心に強く残っている。音楽における正解は一つではなく、自分自身の解を見つけなければいけない。誰かのコピーではなく、自分にしか出せないクラリネットの音、自分だからできる音楽を磨き続けていきたい。

国立大学の教育学部を卒業後、より高度なクラリネットの専門教育をうけるために渡仏。

恩師の勧めで演奏したドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」(クラリネット&ピアノ版)は、卒業試験で審査員の大きな称賛を受け、自分の音楽解釈や奏法に大いに自信づけた。クラリネットのもつ多様性と可能性にも改めて気付かされる。

パリでは毎晩一流アーティストのコンサートがある。留学中はそんな演奏家たちの演奏を直に聴いたり、各地を旅行したり、作曲家たちの生きていた同じ街の中で生活した。その中で、聴く耳の違い、言語によるリズムの違い、音楽への自由な捉え方・考え方の違いなど様々な違いを徐々に体感。同時に、歴史上の人物で遠い存在だった作曲家を、同じ人間としてより親しみをもって感じること、漠然とした関わり方ではなく、一人ひとり、曲ごとの違いに目を向け生かしていくことが必要だと考え始める。

クラリネットを朝倉康雄、菅生千穂、海鋒正毅、ギイ・ダンガンの各氏に、室内楽を故ジュヌヴィエーヌ・マルティニー氏に師事。2011年、群馬大学教育学部音楽専攻卒業。2015年、パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティスト高等ディプロム、及び、室内楽高等ディプロムを取得。レオポルトベラン国際コンクール室内楽部門第3位を受賞。
学内コンサートに選抜され、著名な教授陣とモーツァルトのピアノトリオ、およびフォーレのピアノトリオを演奏。パリ市内の教会やサロンなどでも演奏活動を行う。群馬県太田市出身。

ファゴットの魅力を追求し、世の中の皆さんに伝えたい。
岡田 志保 ‐ファゴット‐
岡田 志保

クラシックの楽器としては、まだまだ世の中では知られていない存在のファゴット。
普段は他の楽器を支える縁の下の力持ちでいて、時にソロとしても活躍できる。
そんなファゴットの魅力を伝え、自分自身を表現できるような演奏を追求している。

大学院ではソロ楽器としての可能性と室内楽の追究を研究テーマに、1時間の修士演奏プログラムを演奏。卒業後はオーケストラ、室内楽を中心に演奏活動をする中、ソロやスタジオなどでも幅広く活動している。

4歳からピアノ、12歳から吹奏楽部に所属、ファゴットを始める。
学校に1本しかないこの楽器。
「一人でもやっていけそうだったから」という先生の予想で、楽器を見る前、出会う前にも関わらず割り当てられた。後から判明したのが、初めてのピアノの発表会でゲスト演奏されていたのは、師匠である永江恵子先生であったということ。恐らくピアノの次に聴いた楽器の演奏はファゴットである。私にとってとても縁を感じる楽器でもある。
高校2年より北九州ジュニアオーケストラに入団。短大へ進学、編入学で上京し、今に至る。

2012年東京音楽大学在学中、同大学シンフォニックウインドアンサンブルにて、汐澤安彦指揮の台湾公演、同大学シンフォニーオーケストラにて、小林研一郎指揮のヨーロッパ公演などに参加。ラフォルジュルネ・オ・ジャポン2013キオスクコンサートに出演。浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに参加。
大分県立芸術文化短期大学音楽科器楽専攻を卒業後、東京音楽大学音楽学部3年次に編入、同大学大学院修士課程修了。
これまでにファゴットを永江恵子、山上貴司、霧生吉秀、水谷上総の各氏に師事。
室内楽を安原理喜、中野真理の各氏に師事。デヴィット・ピーターソン、ヴァレンティノ・ズッキアッティ、ジョルジォ・マンドレージのマスタークラスを受講。
現在、桐朋学園大学嘱託演奏員。
木管五重奏Ensemble Knospe、ファゴットアンサンブルMyrdhen Op.093メンバー。
福岡県北九州市出身。

栗林愛理 -ファゴット- Eri Kuribayashi -Bassoon-
栗林 愛理

「演奏家は、曲の意味の表現者」- 一般大学の講師をしている祖父からの手紙に書かれていた一節である。ファゴットという楽器を通して、作曲者が曲に込めた思いを読み取った上、自分なりの解釈や話し方で聴き手に曲の意味を伝えるのが目標だ。

最近はソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラ等、どの場面でも自分の役柄を把握しつつ、どのように表現するか、表現方法を増やすことに取り組んでいる。

中学校オーケストラ部でヴィオラを、高校吹奏楽部ではテューバを演奏。音楽大学を目指すことを決意し、高校2年生の秋からファゴットを始める。洗足学園音楽大学在学中は、室内楽研究の授業で組んだ木管五重奏とトリオダンシュで選抜チームとしてみなとみらいの小ホールで演奏する。アンサンブルの機会を通して、他の演奏者の主張を引き立てたり、自分を前面に出して音楽の流れを作るといった駆け引きの面白さを知る。

青森県弘前市出身。洗足学園音楽大学を優秀賞で卒業、卒業演奏会に出演。平成24、26年度特別選抜演奏者に、平成24年度前田記念奨学生に認定。第21回日本クラシック音楽コンクール大学女子の部管楽器部門第5位入賞。現在東京藝術大学別科1年次在籍。これまでにファゴットを河村幹子、岡崎耕治の両氏に師事。室内楽を河村幹子、千葉直師、辻功、山根公男の各氏に支持。

第31回日本管打楽器コンクール サクソフォン部門第3位
齊藤 健太 ‐サクソフォン‐ Kenta Saito ‐Saxophone‐
齊藤 健太

自分の演奏で聞く人の涙を誘う、体の底から感動させるような…そんな音楽をしたい。
齊藤健太はサクソフォンのオリジナル作品から、歌曲や民謡など、サクソフォンという枠を超えて聴衆の心に訴えかける音楽を探求している。

最近では、これまで勉強してきたクラシック音楽に加え、副科実技に於いてジャズサクソフォンの佐藤達哉氏に師事し、ジャズ音楽における音のイントネーションやコード進行の特徴等も勉強している。

この夏挑戦した日本管打楽器コンクールの本選での演奏で多数の友人に「泣ける演奏だった。」「心に響いてきた。」など数々の感想をもらい、「人の心に訴えかける様な演奏は何か」を模索し、達成する歓びを実感した。

小学1年生の頃に姉の影響でピアノを始めて音楽に触れ、小学5年生の時ブラスバンドクラブに所属し、アルトホルンを始めるも一か月で挫折。丸1年以上のブランクを経て、中学校に入学するとともに、サクソフォンと出会い、再び音楽漬けの毎日を送る。
当時、私の入学とともに赴任してきた顧問の先生の指導により音楽にのめり込むようになり、6年間の吹奏楽部生活を経て、音楽大学に入学。プロフェッショナルのサクソフォン奏者になるべく、日々研鑽を積んでいる。

現在、洗足学園音楽大学サクソフォン専攻4年在学中。
日本サクソフォーン協会主催、第12回ジュニア・サクソフォーン・コンクール入選、同第13回第3位受賞。東京国際芸術協会第52回新人演奏会オーディションに合格、同時に審査員特別賞を受賞。洗足学園音楽大学室内楽コンサートVol.16並びに日本サクソフォーン協会室内楽の夕べ2013に出演。アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにて催されたミッド・ウエスト・クリニック2012にソリスト、吹奏楽で参加。洗足学園音楽大学特別選抜演奏者に2011年度より3年連続で認定される。洗足学園音楽大学の学内オーディションにより選抜され、管弦打コンチェルトの夕べにて、秋山和慶氏と共演。
サクソフォンを金井宏光、池上政人、須川展也の各氏に、室内楽を池上政人氏に師事、またジャズサクソフォンを佐藤達哉氏に師事している。

サクソフォンの魅力をジャンルを超えて表現したい。
大坪 俊樹 ‐サクソフォン‐ Toshiki Otsubo ‐Saxophone‐
大坪 俊樹

サクソフォンの幅広い可能性を追求すべく、Classic,Pops,Jazz と多岐に渡って活動している。
学部時代はクラシック音楽を学ぶ傍ら、4年間ビックバンドに所属。4年次にはバンドマスターを任せられる。学内はもちろん、地域のイベントやライブハウス等でのLive を行い、Jazz というジャンルでの経験を積む中で、クラシックの演奏会とはまた違った、演奏中常に感じる"観客との一体感や躍動感"に演奏の喜びを全身に感じる。また演奏家には欠かせないMC を兼任する中で、観客の心と演奏を最大限に結びつけるためのトークの大切さを学ぶ。

サクソフォンに出会ったのは16 歳、高校1年生の時。サクソフォンという楽器の音色と表現力に取り憑かれ、小・中と6年間続けた野球から吹奏楽部に転向。高校時代は、吹奏楽,和太鼓,バンドと根っからの音楽好きを遺憾無く発揮する。

佐賀県吉野ヶ里町出身。武蔵野音楽大学器楽科木管楽器を首席で卒業。同大学卒業演奏会、第10 回サクソフォン新人演奏会に出演。
サクソフォンを栃尾克樹、原博巳、田中靖人、須川展也の各氏に、室内楽を栃尾克樹、須川展也の両氏に師事。指揮法を北原幸男氏に師事。Jérôme RALAN、Arno Borncamp 両氏のマスタークラスを受講。同大学在学中、平成22,23,24 年度武蔵野音楽大学選抜学生によるコンサートに出演。平成23,24 年度武蔵野音楽大学福井直秋記念奨学生。武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルメンバーとして国内演奏旅行にも参加。
大学の推薦による学外のコンサートに室内楽メンバーで度々出演。また学内のオーケストラと「ラプソディー・イン・ブルー」「アルルの女」「ボレロ」で共演。
東京藝術大学在学中、学内オーディションより選抜され、第41 回藝大室内楽定期に出演。
第56 回佐賀県新人演奏会にて佐賀県新人奨励賞(最高位)を受賞。第22 回 日本クラシック音楽コンクール 全国大会 サクソフォン部門 大学男子の部 1,3 位なしの4 位。第15 回“万里の長城杯”国際音楽コンクール 管楽器部門 大学の部 第1位。東京芸術劇場ウインド・オーケストラ・アカデミー第1 期生。現在、東京藝術大学修士1 年次在学中。

-心に染み渡る、美しい音を-
神保 佳祐 ‐サクソフォン‐ Keisuke Jinbo ‐Saxophone‐
神保 佳祐

「クラシカルサクソフォンの奏でる、美しく豊かな音色を多くの人に届けたい。」
ジャズやポピュラー音楽ではない、クラシックのサクソフォンの魅力を伝えるために、サクソフォンのオリジナル作品はもちろん、弦楽器の作品や現代音楽にも意欲的に取り組んでいる。

近年は、サクソフォンアンサンブルとしての活動の他、在京オーケストラ、ウインドオーケストラのエキストラとしても活動し、アンサンブルにおけるサクソフォンの魅力を探求している。

これまでに平成23年度昭和音楽大学卒業演奏会、読売新聞社主催第83回新人演奏会に出演。サクソフォンカルテットとして、富士河口湖音楽祭、JTアートホールの「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、インターネットラジオ「OTTAVA」などに出演。また、師である有村純親氏と門下生によるコンサートの鹿児島公演、北海道公演に参加。

中学時代の吹奏楽部で、その頃はどんな音がする楽器かも知らないままサクソフォンに出会う。高校に進学した頃、トルヴェールクヮルテットのCDを初めて聴いたことをきっかけに、サクソフォンの魅力に惹きこまれていく。それから、家にいる時間のほとんどはサクソフォンや吹奏楽のCD、DVDをひたすら鑑賞する高校時代を過ごし、「こんな舞台で演奏したい…!」という思いから、やがて音楽の道に進む決心をする。

昭和音楽大学弦管打楽器演奏家コース卒業。同大学音楽専攻科修了。サクソフォンを大津立史、新井靖志、有村純親の各氏に師事。第19回浜松国際管楽器アカデミーにて須川展也氏のマスタークラスを受講。

1991年生まれ。群馬県高崎市出身。明和県央高等学校卒業。

自分の声で歌っているかのようにサクソフォンを演奏したい
高橋 龍之介 ‐サクソフォン‐ Ryunosuke Takahashi ‐Saxophone‐
高橋 龍之介

『サクソフォン=ジャズ』というイメージが強いと思うが、言葉では伝えられないクラシックのサクソフォンの魅力を演奏を通じてより多くの人に知ってもらいたい。
現在はフリーランスとしてソロや室内楽の活動を中心とし全国各地で公演を行う他、幼稚園、小学校の音楽鑑賞会、施設での演奏や吹奏楽のエキストラ出演、また中学・高等学校の吹奏楽部の講師としても活動している。

小学生の時に入部した金管クラブから気づいたら音楽にのめり込んでいた。サクソフォンに出会ったのは12歳の時、地元にあるヤマハの音楽教室で始めたのがきっかけだ。それまではテューバ・ユーフォニアム・打楽器・トランペットを転々とし自分には合わず、最終的に落ち着いたのがサクソフォンだった。要はメロディーのある旋律楽器で、当時は小さかったからなのか、旋律を吹くことが楽しかったのであろう。その後中学校、高校と続け専門的に学びたい意欲が音楽の道へ進むことを決心させた。

大学時代は数多くの学内演奏会、卒業演奏会、入学式祝賀演奏会に出演する他、第20回コンチェルト定期演奏会にソリストとして推薦される。また学内にとどまらず、学外のオーディションや海外のコンクールを受けるなど沢山の経験を積む。

神奈川県出身。昭和音楽大学音楽学部器楽科演奏家コースを特別賞を得て首席で、同大学研究生を卒業。読売新聞社主催第84回読売新人演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会、横浜市栄区民文化センターリリス「午後の音楽会」、 NHK-FM ヨコハマ、インターネットラジオ「OTTAVA」などにも出演。

浜松国際管楽器アカデミー & フェスティバルにて須川展也、Jean-Yves Fourmeau 、 Otis Murphyの各氏のクラスを受講。講師推薦プレミアムコンサートに出演。日本サクソフォーン協会主催第12回ジュニア・サクソフォーン・コンクール3位入賞。第25回大仙市大曲新人音楽祭コンクールにて優秀賞、並びにグランプリを受賞し受賞者記念演奏会に出演。第20回松方ホール音楽賞本選出場。

サクソフォンを河西麻希、池上政人、福本信太郎、有村純親の各氏に、室内楽を有村純親、榮村正吾、松原孝政、福本信太郎、大森義基、武藤賢一郎の各氏に師事。リエゾン・サクソフォン・アンサンブル、バリトンサクソフォン奏者。

杉﨑 瞳 ‐ホルン‐ Hitomi Sugizaki ‐Horn‐
杉﨑 瞳

3歳からピアノを始め、中学校の吹奏楽部でホルンに出逢い、高校は本格的に音楽を学ぶため音楽科へ進学。
高校では音楽に没頭出来る環境で多くの事に挑戦し、第8回 日本ジュニア管打楽器コンクール ホルン部門銅賞受賞や、第24回江戸川区新人演奏会オーディション合格など、ソロで自分の音楽を表現する魅力を知る。
第13回KOBE国際学生音楽コンクール管打楽器部門優秀賞を受賞し、イタリアでの「KOBE国際学生音楽コンクール入選者による2008日伊交流コンサート」に出演。初めての海外を経験し価値観が広がる。

2009年東京音楽大学に入学。
東京音楽大学ソロ 室内楽オーディション合格者による演奏会や、オーケストラ定期演奏会に出演。東京音楽大学シンフォニーオーケストラ欧州公演旅行に参加し、平成24年度管打楽器専攻生による卒業演奏会に出演するなど多くの演奏の機会の中で、室内楽やオーケストラで人と一緒に演奏する喜びを知り、またより多くの人に自分の音を聴いて欲しいと思いホルン奏者を目指す。

東京音楽大学卒業し、現在同大学院音楽研究科科目履修生に在籍。
2013年より横浜ベイ・オーケストラ団員として活躍。2014年より芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー在籍。デニース・トライオン氏のマスタークラスを受講。
これまでにホルンを守山光三、山本真の各氏に師事。
吹奏楽、オーケストラ、室内楽とジャンルを問わず勢力的に演奏活動を行っている。

記録よりも記憶に残る音楽を
吹野 ひかる ‐ホルン‐
吹野 ひかる

ホルンは金管楽器の中で、最もアンサンブル相手を選ばない楽器。金管楽器とはもちろん、木管楽器や弦楽器とも調和でき、様々な作曲家が曲を残している。有名なオーケストラの楽曲を聴いていただければ分かる通り、ソロも得意としている楽器なので、存在感を自由自在に操ることも必要。私はそれを上手くコントロールできる奏者を目指している。

第19回日本クラシック音楽コンクール金管部門第3位。第11回日本ジュニア管打楽器コンクールホルン部門金賞、文部科学大臣賞受賞。東京音楽大学学内オーディション合格者によるソロ・室内楽定期演奏会、室内楽部門に木管五重奏として出演2015年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIIIに参加。セイジ・オザワ松本フェスティバル「青少年のためのオペラ」に出演。
第41回茨城県新人演奏会に出演。

2014年東京音楽大学卒業。これまでにホルンを澤淳、守山光三、阿部麿の各氏に師事。室内楽を守山光三、水野信行、中野真理の各氏に師事。
現在ではオーケストラ、吹奏楽、所属する室内楽グループでの演奏活動の他、学校の吹奏楽部の講師として指導を行うなど活動の場を広げている。

私の音で、沢山の人へ癒しと元気を届けます
小口 遥 ‐ホルン‐ Haruka Oguchi ‐Horn‐
小口 遥

温かなホルンの音で、聞く人を、時に癒し、時に元気づけることがモットー。ヘンデルなどの古典派クラシックから、近年作曲された現代音楽まで、そのレパートリーは多彩で、特に、視覚と聴覚の両方から楽しむことのできる劇伴音楽の演奏を精力的に行っている。また、演奏形態も、クラシックなホールでのオーケストラ演奏やライブハウスでのバンドのサポート、CD への演奏音源提供まで多岐にわたっており、どんな環境でも効果的に演奏できる柔軟性の持ち主である。

最近では、木管楽器アンサンブルの温かい響きと、金管楽器アンサンブルの明るく華やかな響きに魅了され、小規模の室内楽ホールでの自主公演に複数参加している。木管楽器とも金管楽器とも調和のとれるホルンの特性を存分に生かす活動を展開している。

中学生でホルンと出会う。カリタス女子高等学校卒業後、東京音楽大学へ進学、水野信行氏に師事。氏の音楽に対する姿勢、考え方などから深く感銘を受ける。在学中に東京音楽大学シンフォニックウインドアンサンブル台湾公演2011 及び、東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会、欧州公演2012 ツアーへ参加。卒業後、Telfs International Horntage2012 へ参加、生活に根付いている西洋音楽のあり方を身で感じ取る。2013 年株式会社ドルチェ楽器主催演奏会「SCHMIDSUMMIT IN JAPAN」に若手メンバーとして出演。
これまでにホルンを井手詩朗、水野信行、日高剛各氏に師事、室内楽を霧生吉秀、水野信行に師事。

昭和63年生まれ。東京都出身、神奈川県在住。演奏活動の傍ら、演奏する際の心と体の関わり方を模索していく「アレクサンダーテクニーク」を勉強している。趣味は鎌倉散歩。

端山隆太 -ホルン- Ryuta Hayama -Horn‐
端山 隆太

クラシックではもちろん、吹奏楽でも隠れたエースであるホルンの魅力を、自らの演奏で伝えていきたい。時には温かく、時には華やかなサウンドを奏でるホルンと共に、日々技術を磨きながら様々な演奏活動に積極的に参加している。

最近ではオーケストラ、吹奏楽、室内楽と様々なジャンルの演奏会に出演しながら、コンクールやオーディションなどに積極的に挑戦。また、我が地元である千葉県を中心に小・中・高等学校の吹奏楽部の指導なども行っている。

ホルンとの出会いは高校の時である。中学までトランペットをやっていたが、高校ではあまりにも希望者が多く、オーディションで落ちてしまい、そこで余っていたホルンパートに入ることになる。正直あまり良い出会いではなかったが、ホルンが吹けるようになればなるほどその魅力にはまり、もっとホルンを極めたいと思い音楽大学を受験。2011年に東京音楽大学に入学し在学中に学内、学外での演奏活動を通してプロの演奏家を目指すことを決意、現在に至る。

2011年習志野市立習志野高等学校卒業。
2015年東京音楽大学卒業。
これまでにホルンを澤敦、水野信行、勝俣泰の各氏に師事。
2014年にレインボウ21サントリーデビューコンサート2014に出演。
また同年に小澤征爾音楽塾オーケストラメンバーとしてサイトウ・キネン・フェスティバル松本 「子どものための音楽会」に出演。
2015年より芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第2期生として在籍。

この経歴と音色——"自分だからこそできること"をし続ける
岡村 牧 ‐トランペット‐
岡村 牧

国立大学の教育学部を卒業した上で、きちんとした実力を持ったプレーヤーになる——。教育を深く学んできたことも強みにする音楽家になろうと心に決め、大学を卒業。演奏家として研鑽を積むために専門的なコースも修め、若手演奏者育成プログラムやマスタークラス等も積極的に受けている。「全ての経験を、演奏家としてプラスに活かす」がモットー。

現在は、首都圏各地でオーケストラや吹奏楽団に出演している他、アンサンブルでも演奏活動している。大井競馬場の専属ファンファーレ隊に所属して定期的に演奏しており、東京インターナショナルプレイヤーズのミュージカル公演では管楽器セクションチーフも務めている。小・中・高教員一種免許を持つことも活かして、中・高等学校へのレッスンや、さいたま市の小学校の部活動外部講師としても登録されるなど、指導にも力を入れている。特に、教育をしっかり学んだ上での小学生の指導には定評があり、指導校も年々増え続けている。

埼玉大学教育学部音楽専修卒業、尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマ科修了。これまでに、高橋守、池田英三子、杉木峯夫の各氏に師事。ティモシー・モリソン、ディビッド・ヘルツォーク各氏のマスタークラスを受講。2012年、若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」に参加。2012年、尚美後援会特別奨励賞授賞。2013年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本「子どものための音楽会」小澤征爾音楽塾オーケストラに参加。

埼玉大学在学中、池田英三子先生と出会い、音色の可能性に評価を受けたことがこの道に進む大きなきっかけとなる。杉木峯夫先生は、演奏家として、人生の師としてかけがえなく、ティム・モリソン氏との出会いも忘れがたい。

教会の牧師を父に持ち、きょうだいは自身を含め4人。賛美歌を歌いながらにぎやかに育った。秋田県北秋田市出身。

心に届く音、「音楽家」をめざして
三浦 彩夏 ‐トランペット‐ Ayaka Miura ‐Trumpet‐
三浦 彩夏

「トランペットを通して沢山の人と音楽の素晴らしさ、魅力を共有したい」という思いで、様々なジャンル、状況において必要とされる音楽家を目指し、日々活動中。

秋田県立秋田南高校吹奏楽部入部と同時にトランペットと出会う。それ以来トランペットの魅力に引き込まれ、上京。師匠をはじめ沢山の素晴らしい音楽家と出会い影響を受け現在に至る。

尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科卒業、同校コンセルヴァトアールディプロマ科終了。トランペットを本間千也・辻本憲一の両氏、室内楽を池田英三子、現代音楽を板倉康明、オーケストラスタディーを稲川榮一の各氏に師事。
2013年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本「若い人のための室内楽勉強会」に参加。
2013、2014年小澤征爾音楽塾オーケストラメンバーとしてサイトウ・キネン・フェスティバル松本 「子どものための音楽会」に出演。
ティモシー・モリソン氏をはじめ海外著名奏者のマスタークラスを受講。

現在フリーランスの奏者として、金管アンサンブル・オーケストラ・吹奏楽などの活動の傍ら、小・中・高等学校の吹奏楽部の指導・個人レッスンなども行う。
横浜ベイ・オーケストラ所属。秋田県立秋田南高校卒業。秋田県にかほ市出身。


山野井 大輝 ‐トランペット‐ Daiki Yamanoi ‐Trumpet‐
山野井 大輝

「いかに面白い音楽を作るか」
私は常にこれを考えている。
ソロに限らずバンドの中でも、トランペットセクションとしてどうアプローチすると面白くなるか、ということを大事にしている。

現在専門学校で音楽を学ぶ傍ら、吹奏楽、アンサンブルなどの演奏を行う。
また指揮活動にも力を入れており、コンサート、吹奏楽コンクールでの指揮を務める。

大学時代、吹奏楽部の音楽監督、秋山鴻市先生との出会いが自分の音楽観を変える大きなきっかけとなった。
先生の合奏では、自分が180度ひっくり返っても思いつかないようなアイディアを提案されたり、音楽作りで見える先生の飛び抜けたセンスに私はいつも圧倒されていた。先生と共に作ったオリジナリティ溢れる音楽が大好きだった。
そんな先生への憧れは目標に変わり、この世界に飛び込んだ。

第25回日本クラシック音楽コンクール第2位(第1位なし)。
オーディションに合格し、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、室内楽勉強会に参加。

2015年駒澤大学経営学部市場戦略学科卒業、その後尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科を経て、現在同校コンセルヴァトアールディプロマ科1年在学中。
トランペットを本間千也、関山幸弘、ティモシー・モリソンの各氏に師事。
指揮法を稲川榮一氏に師事。

1992年生まれ。山口県周南市出身。
一時期は2週間に1回のペースで通うほど、大の温泉好き。

田尻 大喜 -トランペット- Taiki Tajiri -Trumpet-
田尻 大喜

アフリカ・ケニア共和国で父の手解きを受けトランペットを始める。
2012年東京音楽大学トランペット科を卒業。

これまでに、トランペットを津堅直弘、栃本浩規、高橋敦、アンドレ・アンリ、井上圭、岡本憲昭の各氏に師事。室内楽を林照世、山本孝、水野信行に師事。
東アフリカ国際音楽コンクールインターミディエイト部門第二位。
全日本高校管打楽器コンクール優秀賞。
2013年熊本県より奨学金を受けフランス、ドイツに短期留学。
2014年OperaClassica 2014フランクフルトツアーに参加。
2014年日本青少年国際オーケストラ、カンボジア、ラオスツアーにソリストとして参加。
Thai'sメンバーとして日本全国、また世界規模で演奏活動を行っている。
また、桃尻大喜のペンネームで作曲活動も行っている。

桐朋学園音楽大学嘱託演奏員、芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第2期生。

「思いやりを持って演奏したい」
山下 創 ‐トロンボーン‐ Hajime Yamashita ‐Trombone‐
山下 創

トロンボーンの音は人の声に最も近いと言われており、音がとても混ざりやすいのでオーケストラや吹奏楽の中では3人1セットでハーモニーを担当する事が多い。1人で演奏するという事はとても少ない。
人と一緒に演奏するという事が特に多いので舞台に一緒に立つ人へ、そして聴いて頂くお客様へ思いやりを持った演奏をするよう心掛けている。

中学校の吹奏楽部でトロンボーンに出会う。それまでは音楽にはあまり興味がなく、ただ運動部に入りたくないという理由でなんとなく初めたものだった。しかし、初めての合奏で私の楽器への思いは一変する。色々な楽器と音を重ねた時に生み出される重厚なサウンドは自分にとって衝撃的で今でも忘れられないものとなる。それ以来、学校生活の中心が音楽になっていくほどトロンボーンに熱中する。

武蔵野音楽大学器楽学科卒業。在学中、選抜学生によるコンサート、卒業演奏会に出演。第86回 読売新人演奏会に出演。第18回“万里の長城杯”国際音楽コンク-ル 管楽器部門 大学の部 第4位。
これまでにトロンボーンを平田芳子、桒田晃の各氏に、オーケストラスタディを井口有里氏に、室内楽を丸山勉氏に師事。

現在はフリーランスのトロンボーン奏者としてオーケストラや吹奏楽、ビッグバンドでの演奏から、金管五重奏、トロンボーン四重奏などの室内楽まで幅広く活動している。

埼玉県東松山市出身で現在は埼玉県比企郡川島町在住の、生まれも育ちも埼玉県。川島町という所は観光名所として有名な川越市の隣に位置しているが、駅が無いことなどからあまり知名度が高くない。自然豊かでとても良い町なので、いつか自分が有名な演奏家になってこの町の沢山の人に知って頂きたいと思っている。

人の記憶に残る音楽を目指して…
井上 亮 ‐トロンボーン‐ Ryo Inoue ‐Trombone‐
井上 亮

「音楽が苦手、あまり好きではないと思っている人の心を変える事のできる奏者になりたい」

トロンボーンは、オーケストラなどでは主にハーモニーをつくる楽器、あまり目立たないけれど、トロンボーンセクションの音色、気持ちが揃った時の音の重厚感はとても素晴らしいと思っている。

最近は、オーケストラ、吹奏楽をはじめ、金管十重奏、金管五重奏、トロンボーン四重奏などの室内楽での演奏会を積極的に行っており、少しでも多くの方に楽しんでいただける音楽を目指して行っている。

小学生の時に友達に連れられ、鼓笛クラブに入ったのがトロンボーンを始めたきっかけ。中、高等学校の吹奏楽部で、先生や仲間と共に、朝から晩まで練習に励んだことにより、さらに楽器のとりこになる。

埼玉県立伊奈学園総合高等学校を経て、東京音楽大学に入学。
東京音楽大学入学時に、給費入学奨学金を取得。第7回横浜国際音楽コンクール第2位。
セイジ・オザワ松本フェスティバル2015「子供のための音楽会」に出演。
トロンボーンを平田芳子、香川慎二、新田幹男、室内楽を、山本孝、田中真輔、各氏に師事。
関東を中心に演奏会、演奏指導をしながらフリーランスとして活動中。
埼玉県草加市出身。

石橋 諒 ‐バストロンボーン‐ Makoto Ishibashi ‐Bass Trombone‐
石橋 諒

「オーケストラや吹奏楽では、必ず無くてはならない縁の下の力持ち」―
雛壇の最後列から聞こえてくる、優しくてホールを包み込むような音。ブラスセクションの土台としてずっしりと存在感のある音。そんな魅力をたくさんの人に伝えます。

現在は大学での学業の他に、大学内の演奏会、学外の演奏会にてオーケストラ、アンサンブルで活動。

小学3年生の時のリコーダーの授業で担任の先生に褒められ、それがきっかけで4年生で吹奏楽部に入部。初めはクラリネットが希望だったが、希望者の多さでアルトサックスをやることに...。その後、吹奏楽が強い地元の中学校に進み、入部の時の希望調査でアルトサックスが多く、オーディションに落ち、テューバとトロンボーンの選択に迫られ、泣く泣くトロンボーンを選んだ。
中学時に吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストで全国大会に出場し金賞受賞。
高校でも音楽をやりたいと思い、習志野市立習志野高等学校に入学。在学時に吹奏楽コンクール、マーチングコンテスト、アンサンブルコンテスト各大会全国大会に出場し金賞受賞。
高校2年生時に出場したジュニア管打楽器コンクールにて銀賞(2位)を受賞。
これを機に、プレイヤーの道を志すようになり、東京佼成ウインドオーケストラの佐藤 敬一朗氏に出会う。この年の夏にテナートロンボーンからバストロンボーンに転向。高校3年生の冬、浪人を決意、受験対策のレッスン、ピアノ、ソルフェージュを開始。
2014年東京音楽大学に進学。

現在、東京音楽大学音楽学部音楽学科器楽専攻トロンボーン1年。
トロンボーンを箱山 芳樹、菊池 公佑、佐藤 敬一朗の各氏に師事。
第14回ジュニア管打楽器コンクール 銀賞(2位)
第15回ジュニア管打楽器コンクール 銅賞(3位)
習志野市立習志野高等学校卒業
千葉県 習志野市出身

日常の中から「本物の輝き」を
川野 聡子 ‐ユーフォニアム‐ Satoko Kawano ‐Euphonium‐
川野 聡子

「私は自然を追い求めているが、その本質は未だに把握できていない。こうして画家になれたのも、草花たちのおかげなのかもしれないな。」
-フランス印象派の画家、クロード・モネの言葉である。
音楽に触れられる喜び、新しい発見の連続、音楽を通じての様々な出会い…それらは全て「自然」との日常の中から生まれる。それとの調和を目指して、日々自分自身を向上させていくことを、活動の中心に置いている。

2013年には都内でユーフォニアムジョイントリサイタルを開催。積極的に様々な挑戦を続けており、少しずつその活動の幅を広げている。

ユーフォニアムに出会ったのは、小学4年生。吹奏楽部に入り、最初はユーフォニアムという楽器の名前すら覚えていないほどだったが、徐々に、楽器の持つあたたかさや豊かな響きに魅了され、音楽家を志すようになった。

中学生の夏、出場した吹奏楽コンクールの県大会で大きな失敗をしたことがきっかけとなり、日々の生活の重要性を痛感。人間が奏でる音楽は、奏でる「人間」がそのまま表れることを強く感じ、日常の中から「本物の輝き」を目指していくことを常に意識してきた。その積み重ねの中での様々な出会いや経験は、自分では決して操作したりできない、まさに「自然」からの力であることを近年改めて感じている。

現在、東京音楽大学器楽専攻(ユーフォニアム)4年次在学。これまでにユーフォニアムを山本孝、幡野武、外囿祥一郎の各氏に師事。第9回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞。第19回KOBE国際音楽コンクール金管楽器部門C部門奨励賞。2014年3月より、(有)平山音楽院ユーフォニアム講師。山梨県立甲府南高等学校理数科卒業。山梨県甲府市出身。

探して見つけて伝える、ユーフォニアムの魅力
葛西 祐恵 -ユーフォニアム- Hiroe Kasai -Euphonium-
葛西 祐恵

「ユーフォニアムって何?」…ユーフォニアムを吹いている人ならば、一度は耳にした事がある言葉だろう。他の楽器に比べて歴史が浅く、知名度も低いこの楽器の魅力を探求し、「ユーフォニアムとは一体なんなのか」を日々模索している。

幼少の頃より目立つことを嫌い、できるだけ陰で目立たないようにしていたが、小学校6年生でユーフォニアムを始めてから「この楽器を有名にしてやる!」という想いが芽生え、高校では吹奏楽部をバックにソロ演奏。大衆の前で一人で吹く快感を知ってしまい、音楽を続けることを決意した。

最近では自身の演奏活動の他にも、首都圏の小中高校生などの指導にも力を入れている。

柏市立柏高等学校を経て東京藝術大学を卒業。ユーフォニアムを外囿祥一郎、稲川榮一、露木薫の各氏に師事。室内楽を稲川榮一、古賀慎治の各氏に師事。

1991年3月11日生まれ。千葉県出身。日本酒とチーズケーキが大好物。趣味は、編み物とお菓子作り。

日々研鑽
米田 浩之 ‐テューバ‐ Horoyuki Yoneda ‐Tuba‐
米田 浩之

金管楽器の中で一番低い音のなるテューバ。最初は伴奏しか出来ないと思っていたこの楽器。吹奏楽やオーケストラ、室内楽、ソロも演奏する事が出来て、またクラシックだけでなくジャズやポップス等、様々なジャンルでも使われている。この幅広い表現力をもつテューバを最大限に表現できるように日々研究を深めている。

1992年1月12日生まれ、奈良県出身。中学校の時に初めて吹奏楽部の演奏を聴き、楽器を吹く事が楽しそうと思い入部、テューバを始める。中学校1年生の時にテューバのソロの演奏会を初めて聴き、伴奏以外の事も出来るという事を知り、本格的に練習を頑張り始める。
奈良県立高円高等学校音楽科に入学。吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト共に関西大会で金賞受賞。高校1年生の時に第9回日本ジュニア管打楽器コンクールで銀賞を受賞。第14回KOBE国際音楽コンクール優秀賞受賞。

2014年に相愛大学音楽学部を卒業。第30回ヤマハ管楽器新人演奏会、奈良県新人演奏会、奈良市新人演奏会に出演。2015年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIIIに参加。セイジ・オザワ松本フェスティバル「青少年のためのオペラ」に出演。これまでに吉野竜城、川浪浩一、武貞茂夫、西尾直樹、上野元久の各氏に師事。ロジャー・ボボ、セルジオ・カロリーノ、レックス・マーティン、佐藤潔の各氏のマスタークラスを受講。芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第3期生。現在では関西を中心に演奏活動をしながら、中・高等学校の吹奏楽部の指導も行っている。

数少ない女性テューバ奏者として頑張ります!
石丸 菜菜 ‐テューバ‐ Nana Ishimaru ‐Tuba‐
石丸 菜菜

女性らしい繊細さと男性らしい豪快さの両方を兼ね備えた実力派テューバ奏者を目指し、オーケストラスタディの他、ソロや室内楽も勉強を重ねている。国内外のコンクールにも積極的に挑戦しており、フリーランスのテューバ奏者としても国内のプロオーケストラ等に客演している。

芸大モーニングコンサートにおいて藝大フィルハーモニアとR.V.Williamsのテューバ協奏曲を演奏。第84回読売新人演奏会に出演。学内オーディションに合格し、芸大木曜コンサート「室内楽」に金管5重奏で出演。「未来からくる演奏家を聴く会」にて初めてのソロリサイタルを開催。

第9回日本ジュニア管打楽器コンクール入賞。埼玉県立芸術総合高校音楽科卒業。
第16回コンセール・マロニエ21金管部門入選。第47回マルクノイキルヒェン国際器楽コンクールテューバ部門ディプロマ及び審査員特別賞受賞。
これまでにテューバを小倉貞行、池田幸広、稲川榮一、佐藤桃、長谷川正規、小川平佑の各氏に師事。室内楽を、日高剛、栃本浩規、稲川榮一、守山光三の各氏に師事。
東京藝術大学音楽学部を卒業。現在、同大学院音楽研究科修士1年に初の女性テューバ専攻として在学中。

平成3年2月19日生まれ。埼玉県入間市出身。食べることと寝ることと野球が好き。オリックス・バファローズファン。

ゲーマーコントラバス奏者
橋本 慎一 ‐コントラバス‐ Shinichi Hashimoto ‐ContraBass‐
橋本 慎一

「どんな音楽でも弾けるコントラバス奏者になりたい」
物心ついた頃から、モーツァルトやサザンオールスターズ、井上陽水、そしてゲーム音楽を嗜んでいた。音楽にジャンルの線引きはなく、コントラバスの持つ多様性を引き出すべく研鑽を積んでいる。

最近の取組み
元々ゲームが大好きな事もあり、最近はクラシックや後進の指導の他、ゲーム音楽を始めとする、巷で言うポップス音楽にも精力的に活動している。
特に、実演では不可能と言われている機械の打ち込みによるベースライン等を、クラシックやソリストとして培ってきた技術を活かして、コントラバスでの再現を試みている。

都内や地方でオーケストラ奏者としてクラシック音楽の活動をするだけでなく、出身地である千葉県浦安市を始めとする地域のホールなどで、ソリストとして、ボッテジーニやクーセヴィツキー等のコントラバスオリジナルの楽曲を中心に演奏し、ジョイントコンサートやアンサンブル活動等も行う。
また、ゲーム音楽に関してはプロによるオーケストラ、室内管弦楽団、小編成のアンサンブルの他、アマチュアオーケストラのプロ枠として活動に参加する等、精力的な活動を行っている。
演奏指導においては千葉県、宮城県を中心にオーケストラと吹奏楽の部活動で後進の指導を行っている。
日頃の演奏活動による知識を活かして企画者の補佐や、楽曲を編曲等、コントラバス演奏以外の活動にも力を注いでいる。

幼少よりピアノを習っていたものの肌に合わず、一時は完全に音楽を聴く側にまわっていた。中学生でエレキベースに出会い、低弦奏者としての道を歩み始める。
その後、部活動で吹奏楽部に入部、コントラバスを弾き始め、どっぷりはまり、進路に迷ったものの、最終的に音楽の道を目指す。

東京芸術大学音楽学部器楽科コントラバス専攻卒業。同大学別科卒業。コントラバスを永島義男氏、那須野直裕氏に師事。
在学中、東京芸術大学シンフォニーオーケストラの選抜メンバーとして、ヤングユーロクラシック演奏会ドイツ公演に参加。
市川市文化振興財団第23回新人演奏家コンクール、優秀賞受賞。
第20回日本クラシック音楽コンクール全国大会大学の部弦楽器部門、第二位受賞(一位該当なし)。
第27回江戸川区新人演奏会オーディション合格し、出演。

趣味の範囲では、ゲームそのものについて、ブログやSNSなどに盛んにネタを書いたり、やり込みプレイ等、根っからのゲーマーとして活動している。得意なゲームはボンバーマン。
またニコニコ動画に匿名で投稿したりもしている。

吹奏楽指導に非常に興味があり、大きな夢の一つとして、全国の演奏指導を受けたい子供たちと音楽家をつなぐ、そんな吹奏楽指導のシステムを作りたいと思っている。
千葉県浦安市出身。

~彼女はあらゆることに興味を持ち、常に前向きに自身の感性を磨いている~ NHK交響楽団 首席ティンパニスト 久保 昌一

小山田 萌 ‐パーカッション‐ Moe Koyamada ‐Percussion‐

小山田 萌

音楽はあらゆるものと繋がっているように思う。
人々は大昔から 喜びのダンスをし、祭り事で太鼓を打ち鳴らし、悲しい時には歌声に癒されたであろう。作曲家は、見た景色・食べもの・友人や恋人との会話によって何か閃いて作曲をしていたであろう。
私は日々の生活が音楽から影響を受けたり、音楽が生活の中から影響を受けたりしていると考え、小さな出来事からも「おもしろいもの」を見つけられたら、と思う。

▶人と一緒に
中学校で吹奏楽部に入部し、打楽器を始める。入学した学校は運良く活動が盛んで、打楽器が沢山あった。パートが決まった日には「これからこの楽器をぜんぶ演奏出来る!」とわくわくしたことをよく覚えている。中学・高校の六年間は指導者の方と仲間たちに恵まれて、毎日毎日音楽に向き合う。
大学に入学して多くの人と演奏をし、演奏会をまめに聴きに行くようになり、さらにアンサンブルの魅力を感じた。マリンバでの二人のアンサンブルから、室内楽、吹奏楽、オーケストラ、オペラ、と様々なかたちの中で、出会った人々と音楽を作る過程を楽しみながら演奏している。

▶ひとつの点を皆で見つけて
大きく影響を受けたことは、サイトウ・キネン・フェスティバルの小澤塾公演リハーサルの一場面、ステージ上の歌い手とオーケストラピットに入ったオーケストラとのアンサンブルがとても難しい場面で、総監督からの一言によって音楽ががらっと変わったこと。タイミングや音程、音量ではなく「音」を合わせることを身体全体で感じ、この本番では汗も涙も出し切って素晴らしい経験をした。人と一緒に演奏をするときの会話や、表情から汲み取るものを、これからも楽しんでいきたい。

<音楽歴>
3歳よりピアノ・ミュージカルを習う。
小平市立小平第三中学校、狭山ケ丘高校を卒業。吹奏楽コンクール全国大会に三度出場、アンサンブルコンテスト全国大会に二度出場。第四回管弦打楽器ソロコンテスト打楽器部門 金賞・埼玉県知事賞(2位)受賞。
東京音楽大学に入学。打楽器に毎日触れながら、リトミック・声楽など様々なレッスンを楽しむ。
上智大学に交流学生として通い「精神保健学」「社会福祉調査論」など他分野の単位を取得。
卒業後、小澤征爾音楽塾に参加。「蝶々夫人」、サイトウ・キネン・フェスティバル「第九」「ヘンゼルとグレーテル」の公演に参加。都内 オーケストラ楽団の定期公演・演奏旅行等にエキストラで出演。
打楽器を 菅原淳、岡田眞理子、久保昌一、藤本隆文、西久保友広の各氏に師事。
声楽を 経種廉彦、宮原成子、ピアノを 佐藤友美、リトミックを澤口遊雲子の各氏に師事。
1990年3月生まれ。午年。東京都小平市出身、在住。趣味は弁当作り、旅、散歩、写真、絵を描くこと。

一発で全体の色や空気を変えてしまう楽器に惹かれて。
篠崎 史門 ‐パーカッション‐ Simon Shinozaki ‐Percussion‐
篠崎 史門

トライアングルやタンバリンなど、打楽器は『簡単でいいね』や、『楽でいいね』と良く言われるし、打楽器を始める前自分も昔はそう思っていた。 確かに叩けば誰でも音が鳴る楽器。ところがそんな楽器が上手な人が叩くと、一発でその曲の色や空気を見事に変えてしまう。 高校生の時に、その一発に衝撃を受け打楽器に惹かれ自分もオーケストラの中でその様な奏者になりたい!と思い今に至る。将来、全体の空気感、和声感を○○できるティンパニ奏者を目指し日々研鑽中。

現在、各地のオーケストラ、ウインドアンサンブル、オペラ、室内楽等にエキストラとして出演する等研鑽を積んでいる。
また、上野学園大学在学中より、他校の学生とオーケストラで一緒に演奏する機会を作る為『ナナシオーケストラ』を立ち上げる。現在も同じ年頃のオーケストラ奏者目指すもの同士切磋琢磨、意見交換する場として開催を続け、2013年にはN響フレンズと合同演奏会を開催。

NHK大河ドラマ『八重の桜』本編に太鼓奏者として出演。
日本コロムビア 東京佼成ウインドオーケストラ 吹奏楽燦選/フェスティーヴォ! 、オクタヴィアレコード 東京ウインドシンフォニカ ホルスト:組曲 第1番(原典版) などのCD等にも出演。

幼少よりヴァイオリンを始め、篠崎史紀、奥田雅代に師事。アムステルダム、ウィーン、ルーマニア各地で開催されたマスタークラスに参加。
学習院高等科を経て、18歳より打楽器を始める。
上野学園大学音楽学部卒業、同研究科打楽器専門修了、桐朋学園大学音楽学部研究科打楽器専攻を修了。
これまでに、打楽器を 岡田全弘、久保昌一、佐野恭一、安江佐和子の各氏に師事。

群馬県高崎市生まれ。高知の金魚、土佐錦魚をこよなく愛す。 中学時代は陸上部、高校は柔道と体を動かすのが趣味でもあったが、近年スポーツ観戦が趣味になってから体重の増加に悩まされている。

打楽器ほど、表現力に幅のあるものはない!
山中 佑美 ‐パーカッション‐ Yuumi Yamanaka ‐Percussion‐
山中 佑美

山中 佑美
「佑=たすける、守る。美=形がよい、うつくしさ。」
'美しく、迫力のある音色でオーケストラに深みをもたせ、包み込む'を目標に、日々たくさんのアンテナを張りながら、打楽器を勉強している。

最近は、大学の研究科に通いながら、大学内外のオーケストラ、アマチュアオーケストラ、打楽器アンサンブルなど演奏活動を行っている。また小学校、中学校のブラスバンド指導も行っている。

世界的マリンバ奏者安倍圭子氏と、富士ロゼシアターにて共演。マリンバデュオ、わらべ歌リフレクションズⅢの打楽器等を演奏。京王線調布駅電車接近メロディー製作に協力。調布市長より感謝状を贈呈される。

幼稚園の時ヤマハ音楽教室で音楽と出会い、中学校の吹奏楽部で打楽器に出会う。中学二年生の時、コンクールに出るためマリンバを習うようになり、音大への道が始まった。もともと打楽器の方が得意だったが、音楽科のある高校へ入学、マリンバの道へ進む。大学在学中、打楽器をやりたい!と強く思うようになり、大学卒業後転科をし、現在パーカッション専攻生として、研究科に在籍している。

静岡県静岡市出身、静岡県立清水南高等学校芸術科音楽専攻卒業、桐朋学園大学打楽器科マリンバ専攻卒業。現在、同大学研究科パーカッション専攻2年。これまでに打楽器を佐野恭一、塚田吉幸、近藤高顯、小島光、坂本雄希、加藤訓子、マリンバを安倍圭子、石川ますみ、中村友子の各氏に師事。安倍圭子国際マリンバアカデミーにて、ジャン・ジョフロイ氏(フランス国立リヨン高等音楽院教授)のレッスンを受講。
これからも打楽器の多様な可能性を追究しながら、たくさんのことを吸収し、発信していきたい。

様々な角度から音楽を知りたい
古立 匠 -パーカッション- Takumi Kodachi -Percussion-
古立 匠

音楽は、他のさまざまな分野と関わっており、その知識を得ることで音楽を深く理解する助けになると考えています。
学部在学時、私の興味は「クラシック音楽」ではなく、「現代音楽」に向いていました。
専攻が打楽器であり、そのほとんどの曲が現代に作られたものであったからでもあります。
現代音楽の作曲技法は実に様々で、数学、天文学、幾何学、哲学その他多様な分野と結びついています。一見するとモーツァルトやバッハなどとはおよそ共通点などなさそうですが、その根底には和声や、対位法といったものが流れていることに気付き、次第に好奇心はバロック、古典派音楽の分析へと繋がり、それらを実際に演奏してみたい欲求から、同級生のピアノ伴奏や指揮の勉強等へと広がっていきました。

それらの好奇心は、大学受験の頃に出会った尊敬すべき先生、友人たちの影響もあったと思います。楽理科を目指し、英語や、論文などを勉強していた友人たちは、一人一人興味のある分野がはっきりとしていて(民族音楽、指揮、ピアノ、邦楽などバラエティ豊かでした)、それぞれ興味ある分野についての能力は素晴らしいものでした。
それを面倒見て下さっていた先生の懐の深さ、見識の高さは、未だに私の目標になっています。

2015年武蔵野音楽大学卒業。現在同大学別科在籍。これまで打楽器を吉原すみれ、安藤芳広、Chris Williamsの各氏に師事。
指揮を前田淳、ピアノを壬生千恵子、高橋千佳子、酒井起世子の各氏に師事。
2014、15年度成績優秀者による選抜コンサート出演。また2014、15年度学内選抜オーケストラメンバーとしてその全ての公演に出演。
平成23〜27年度福島育英会奨学生。
Asian Youth Orchestra 2015に打楽器、ティンパニ奏者として合格。2016年度小澤征爾音楽塾オーケストラ合格。

最近台湾から買って帰ってきたインスタントコーヒーにハマっています。もうすぐなくなりそうで、追加購入するか迷っています。

〈ひとつの音にこだわる打楽器奏者でありたい。〉
田中 歩実 -パーカッション- Ayumi Tanaka -Percussion-
田中 歩実

大切な人のために、音を出す。言葉のない音だからこそ、伝えたいことは言葉以上のもの。そんな表現をできるのが、打楽器である。音楽を通して、記憶を辿ったり、自分を見つめたり、夢中になって楽しむ時間を大切にし、発信していきたい。

最近は、マリンバソロ、デュオ、打楽器アンサンブルを中心に、演奏活動を行っている。プロのオーケストラや吹奏楽の演奏会、打楽器以外の演奏会にも出かける機会を多く設け、日々たくさんの刺激を受けて自身の肥やしとしている。また、演奏指導にも力を入れており、小中学校に学習支援員として勤務をしている。

国立音楽大学在籍中、打楽器アンサンブルやオーケストラ、吹奏楽を中心に音楽へ没頭した。全学年の打楽器専攻者をまとめるインスペクターを務め、首席で卒業。その後、広島にあるエリザベト音楽大学大学院へ進学し、幅広いジャンルで学んだ。ソロでは、第16回"長江杯"国際音楽コンクール第1位をはじめ、日本演奏連盟主催、新進演奏家育成プロジェクトオーケストラ・シリーズ第16回広島のオーディションに合格し、広島交響楽団との協演を経験した。その他、プロオーケストラにエキストラとして出演、広島ウインドオーケストラに2014年度研究団員として在籍した。

大学院在学中に過ごした広島という地は、私にとってまさに第二の故郷である。2年間、あたたかい方々に囲まれ、美味しいものを食べ、歴史に触れる、かけがえのない時間だった。2015年3月に初めてのマリンバリサイタルを広島にて開催、念願であった恩師である世界的マリンバ奏者神谷百子氏、ギター奏者上垣内寿光氏、打楽器奏者岡部亮登氏との共演を果たした。

幼稚園でマリンバに出会い、7歳より始める。国立音楽大学附属高等学校普通科を経て、17歳より打楽器を始める。国立音楽大学卒業、武岡賞受賞。エリザベト音楽大学大学院修士課程修了。これまでに打楽器・マリンバを、福田隆、神谷百子、森山高義、森山治代、竹泉晴菜の各氏に師事。

1990年4月9日生まれ。埼玉県飯能市在住。本籍地は熊本県。姉と弟がいる。好きな食べ物は梅干し、好きな犬はゴールデンレトリバー。

芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーとは

東京芸術劇場が2014年度から開催している、プロフェッショナル演奏家育成プロジェクトです。吹奏楽団としての活動を通して、演奏技術の向上やプロフェッショナル演奏家としてのキャリアアップゼミを提供し、次世代のプロフェッショナル演奏家を育てます。
今期は、オーディションで選抜された第3期生7名を含む、40名のメンバーで活動をしていきます。

【活動期間】2016年9月~2017年3月

【メンバー】

▸フルート
杉山 翼窪田 恵美河野 葉月

▸オーボエ
中村 紫苑與那嶺 万里

▸クラリネット
佐藤 義人鈴木 悠紀子金田 翼川口 渚央安藤 綾花
髙岡 真貴竹内 彬森 卓也

▸ファゴット
岡田 志保栗林 愛理

▸サクソフォン
齊藤 健太大坪 俊樹神保 佳祐高橋 龍之介

▸ホルン
杉﨑 瞳小口 遥吹野 ひかる端山 隆太

▸トランペット
岡村 牧三浦 彩夏田尻 大喜山野井 大輝

▸テナートロンボーン
井上 亮山下 創

▸バストロンボーン
石橋 諒

▸ユーフォニアム
川野 聡子葛西 祐恵

▸テューバ
石丸 菜菜米田 浩之

▸コントラバス
橋本 慎一

▸パーカッション
篠﨑 史門山中 佑美小山田 萌田中 歩実古立 匠


杉山 翼 ‐フルート‐ Tsubasa Sugiyama ‐Flute‐
杉山 翼

フルートの吹き方は勿論、様々な時代の音楽のスタイルを勉強したとしても、やはり誰一人、人と同じ音楽を演奏する人はいないはず。その中で、自分はどういう事に長けていて、勝負できる長所はどこか?という事を、常に念頭に置いて演奏していきたいと思っている。

大学院卒業後、フリーランスとしてソロ、アンサンブル、オーケストラなどに興味を持ち、演奏の場を探し積極的にオーディションなどにも参加している。またバロックから現代までそれぞれの時代に合ったスタイルだったりを勉強したいと考えている。

音高、音大を出て、ドイツに勉強の場を移し、3年間大学院で勉強した。
その場で色々な国から来た音楽家の仲間たちと出会い、そして才能に出会い、落ち込む日々でもあったが、ポジティブな結果も、ネガティブな結果も、ありがたいことに、周りの人々に支えられ、今に繋がっている。

東京音楽大学付属高等学校、東京音楽大学を卒業。その後渡独。
ドイツ国立シュトゥットガルト芸術大学大学院を修了。フルートを植村泰一、三上明子、ダヴィデ・フォルミザーノの各氏に師事。
国内外のオーケストラに客演、Stuttgarter Kammer Orchesterの一員としてRheingau Musik Festival等に出演。
芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第1期生。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団団員、洗足学園演奏補助要員。

個人的な特徴
初めて行くところは100%と言ってよいほど道に迷う。(地図、i-Phoneがあっても)
神奈川県横浜市出身でやはり「出身は?」と聞かれると「横浜!」と言ってしまうし横浜が好き。趣味はありきたりだが読書、昼寝。
この頃は運動不足による体力の低下により体の衰えを実感中。。しかし「運動しよう!」と決意するまでにはまだほど遠い模様。

パワフルでマイペースな笛吹き
窪田 恵美 -フルート- Emi Kubota -Flute-
窪田 恵美

身体と楽器の調和を大事にしており、自然な状態で音を出すよう日々心掛けている。最近は、金の楽器ならではの華やかさを失わずに他の楽器と調和できる、線の太くて豊潤な音 色を目指して勉強中。
特技はとにかく大きい音を出すことで、<爆音>や<シロナガスクジラのような音>などと色々と例えられたことも…
また、フルート族であればアルト、バス、コントラバス、ピッコロ等楽器さえあればサイズに関わらず何でも演奏し、篠笛、能管といった和楽器(邦楽囃子)の経験があったり、フルートを使ったくだらない一発芸を研究してみたり…「興味があるものはとりあえずやってみる」がポリシーである。

学生時代はたびたびコンクールにも参加し、全日本学生音楽コンクールでは、中学校の部(2003)・高校の部(2006)共に全国大会1位受賞、また、日本音楽コンクールでは入選(2010)、2位受賞 (2013)と、地道にソロ演奏での研鑽を積んできた。

2007年に進研ゼミ高校講座「高1 My Vision」の7月号表紙を飾り、20年に福井FBC放送「知事対談番組」への出演、その他複数の新聞社へのインタビュー記事掲載などの経験をしたが、基本的にトークは不得手。典型的な「楽器を持つと人が変わる」タイプである。それでも、最近は演奏会のトークなどで少し慣れてきた。

大学生の頃から現代音楽の演奏機会に恵まれるようになり、「越のルビー音楽祭」での委嘱室内作品の初演や、中国北京中央音楽院での「世界音楽週2011」、電子音楽協会主催のライブコンサート、現代作曲家のエレクトロニクス作品公開講座、舞台や朗読音楽劇の演奏や演出など、様々な場面でレパートリーを増やしている。
これまでの人生で一番ヘビーローテーションで演奏している曲は「ソロフルートのための"虹"」。特殊奏法満載の現代曲ながらとても爽やかで色彩感が強く、お気に入りの1曲。

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部を経て、同大大学院修士課程を総代で修了。
安宅賞、アカンサス賞、同声会賞、平山郁夫文化芸術賞、大学院アカンサス賞を受賞。

1989年5月生まれ 福井県鯖江市出身。
福井は米所なので、田植機の運転もします。※自動車免許は持ってません。
趣味はスポーツ観戦 (レース競技も含む)、カフェでまったりすること、散歩、編曲。
好きなものは動物、夏、ビックバンド、博物館、寒ブリ。

聴いている一人一人に まっすぐ届く笛の音
河野 葉月 -フルート- Hazuki Kono -Flute-
河野 葉月

誰が聴いても癒されるような透き通った音色が魅力のフルートで、聴いている人を幸せにする音楽を奏でること。それが自分の目標であり幸せだと感じる。大学では選抜オーケストラや吹奏楽の他、様々な編成の室内楽や、ミュージカルのオーケストラピットに参加するなど幅広く活動。編成、メンバー、演奏環境など状況に合わせ常に一番音楽に貢献できる音色を追求することを目指している。

小さい頃から歌うことや表現することが好き。小学校でリコーダーの音色にはまり、中学の吹奏楽部で同じ笛であるフルートを希望する。転機は高校時代、サクソフォン奏者の鶴飼奈民氏が指導する吹奏楽部に入部したことだ。そこで初めて自分の中にある音楽を楽器にのせる方法を教わり、音楽の道を志すことになる。

現在洗足学園音楽大学音楽学部 第3年次在籍。
吉岡次郎氏に師事。
ピエール=イヴ・アルトー、ヴァンサン・リュカ、ダヴィデ・フォルミザーノ各氏のマスタークラスを受講。
第15回ジュニア管打楽器コンクールフルート部門銅賞、入賞記念演奏会に出演。

地元は葛飾水元。最大の都立公園である水元公園から徒歩30秒の家に住む。暇さえあれば散歩に出かけている。

心の奥底まで届く音色を目指して
中村 紫苑 -オーボエ- Shion Nakamura -Oboe-
中村 紫苑

「オーボエ?ああ、あの大きいやつでしょ?」
オーボエをやっている人なら誰しも一度は言われたことがある台詞だと思う。映画やドラマなどで多く耳にする音色にも関わらず、一般的な認知度はまだまだ高いとは言えない。私はこの現状を打開し、オーボエという楽器、その魅力を世間に広く伝えられる奏者になりたい。

オーボエとの出会いは中学生の時。
陸上部と剣道部で散々迷った挙句に吹奏楽部に入部し、偶然空きが出た、という理由でオーボエパートに所属が決定。入部当初はオーボエという楽器を知らず、自分の奏でる音色はまさにチャルメラそのものだった。後にプロのオーボエ奏者のCDを聴いて、自分の音との差に愕然とする。
「自分もこんな音を出したい」と理想の音を追求していくうちに、いつしか音大受験への道を歩んでいた。

大学入学後、初めて室内楽を経験し、自分の未熟さを痛感すると同時に、人と一緒に音楽をつくることの楽しさに目覚める。現在も積極的に室内楽に取り組んでおり、楽器間の対話や駆け引きをもっと楽しめるよう精進中。

東京音楽大学卒業。同大学大学院科目等履修生2年次在学中。
今までにオーボエを海上なぎさ、浜道晁、南方総子、古部賢一の各氏に師事。
2015年、Asian Youth Orchestraに参加。

時には睡眠時間を削ってリードを削らなければならない日もあります。やっと寝られる!!と思うとワクワクして眠れません。

心に届く音楽、音色を求めて。
與那嶺 万里 ‐オーボエ‐ Mari Yonamine -Oboe-
與那嶺 万里

初めてオーボエを手にした時、実はオーボエを知らなかった。
華やかで伸びのある繊細な音色。聴いている人の心に届く音楽がしたい。その為にはまず自分がいろんな経験をし、見て、感じて、吸収し、大きな人間になりたいと思う。

オーボエを始めたのは中学一年生の吹奏楽部。いろんな楽器を試してみたが、最終的に有無を言わさず渡されたのがオーボエだった。
しかしそのオーボエが私の人生を変えることとなった。
オーボエに魅了され無我夢中で練習する日々。中学高校ではどっぷり吹奏楽にはまり、皆で音楽を奏でる楽しさを知った。
今までの人生で何かにこんなに夢中になったことがなかった。”プロのオーボエ奏者になりたい”と夢を抱き、海とサトウキビ畑に囲まれて育った沖縄より上京。音楽大学での学生時代は全てが刺激的で、自分自身、作品、作曲家と向き合い沢山の経験もさせていただき今の自分の原点である。
”人に感動、喜び、を与えられるような奏者になりたい。”そのために私は、自分自身を磨き音楽に真剣に向き合い、常に探究心、向上心を忘れず学びの連続の日々を過ごしている。

現在、フリーランス奏者として東京都内や沖縄を中心にオーケストラ、吹奏楽、室内楽での演奏活動の他、小中学校、地域のイベント、施設への訪問演奏を積極的に行っている。
”沢山の人にもっと気軽に生演奏を楽しんでもらいたい”
”クラシックに馴染みがない人にも楽しい音楽を届けたい”
との思いで、小編成のメンバーでクラシックにかぎらず幅広いジャンルでの活動を展開している。

沖縄県出身。武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学卒業。
 大学在学中、武蔵野音楽大学ニュー・ストリーム・コンサート等多数の演奏会に選抜され出演。学内オーディション選抜により武蔵野音楽大学室内管弦楽団演奏会とソリストとしても共演。
2012年ヤマハ管楽器新人演奏会、武蔵野音楽大学卒業演奏会に出演。同年、練馬区新人演奏会オーディション、最優秀賞受賞。東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団とソリストとして共演。第19回おきでん シュガーホール新人演奏会オーディション、入選を受賞。第20回では優秀賞受賞。これまでにF.ルルー、C.モワネ、C.ヴェッツェルのマスタークラス受講。オーボエを池田昭子、I.ゴリツキー、青山聖樹、宮村和宏の各氏に師事。

沖縄県出身、東京都在住。
いろんな世界が見てみたい。まだまだ勉強中の絵画を見に行ってみたり、食べることが大好きな私は綺麗で芸術的なお料理食べて背伸びをしてみたり、いろんな世界を探検中。

心を動かす演奏を。
佐藤 義人 ‐クラリネット‐ Yoshihito Sato ‐Clarinet‐
佐藤 義人

クラリネットはオーケストラ、吹奏楽、ジャズ、民族音楽など様々なジャンルで使われ、楽器の種類も多く、たくさんの可能性を秘めている。
この楽器でどこまで面白いことができるのか、そんなことを日々考えながら過ごしている。

大学在籍時から吹奏楽やオーケストラのエキストラ、幼稚園、福祉施設での依頼演奏などを行い、多くの人に楽器を演奏することの楽しさを伝えることに魅力を感じ、企画があるごとに何か新しいことを追究するようになる。中学、高校のクラリネット講師、合奏講師として後進の指導にも積極的に取り組んでおり、上達させるだけにこだわらず、本人達が上達したいと思わせる働きかけをしていき、長い間楽器を続ける心を育む努力をしている。

中学時代に第九回全日本管打楽器ソロコンテストで優秀賞を受賞し、大学四年次には第十回日本クラリネットアンサンブルコンクールでグランプリを受賞。
吹奏楽譜、アンサンブル楽譜を手掛けるウィンズスコア社のレコーディングにも多数参加。
また、ミューザ川崎で行われた法政大学第二高等学校の定期演奏会にソリストとして招かれ、ウェーバーのクラリネット小協奏曲を演奏した。

法政大学第二高等学校を経て、武蔵野音楽大学を卒業、現在フリーランスのクラリネット奏者。2014年に発足したプロ吹奏楽団Japan Wind Playersのバスクラリネット団員、芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第一期生に在籍し、ヤマハミュージックジャパン講師も勤めている。クラリネットを船木喜行、十亀正司の各氏に、室内楽を岡崎耕治氏に師事。ローマ歌劇場バスクラリネット奏者サウロ・ベルティ氏のマスタークラスを受講。

1989年5月9日生まれ。神奈川県横浜市出身。趣味と言えるほどのものはないが、色んな楽器を吹くのが好き。サックスや民族楽器、野菜楽器…と徐々にレパートリーを増やそうと試みている。

「言葉に代わる音楽を」
鈴木 悠紀子 ‐クラリネット‐
鈴木 悠紀子

「音楽を通じて、他者とつながりたい、自分を見つめたい、言葉にできない思考を発信したい」
吹奏楽やオーケストラ、室内楽など、複数人の演奏者と共に音楽による会話を交わす中で、自己の在り方を探している。また、音楽を通じて、もっと多彩な感情、色、温度、質感、それらの変化を表現しようと前向きに取り組んでいる。

本年度より、桐朋オーケストラアカデミーに在籍し、オーケストラ内でのアンサンブル、求められる資質や役割を学んでいる。

国立音大在学中は、室内楽に特に興味を抱き、木管五重奏、トリオダンシュ、クラリネット五重奏、弦楽器とピアノとのトリオなど、様々な編成の曲に取り組んだ。演奏中に、相手の人間性が見えてくることの面白さを知り、室内楽の魅力に惹きこまれていった。

ソロでも積極的に活動をしており、自分の解釈でより繊細な表現まで聴き手に伝わるソロは、自分を大いに発信することのできる手段であり、これにもまた、大きな喜びを見出している。

静岡県浜松市出身。国立音楽大学卒業。卒業時に演奏学科首席として皇居内の桃華楽堂にて御前演奏をつとめる。武岡賞受賞。
ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。
静岡の名手たちオーディション合格、ロダン賞受賞。副賞として静岡県立美術館ロダン館にてリサイタルを行う。
第6回ヤングクラリネッティストコンクール ザ・クラリネット賞受賞。
第22回アジアユースオーケストラに参加。
これまでにクラリネットを塚本陽子、大和田智彦、武田忠義、生島繁、近藤千花子、鈴木良明の各氏に師事。現在桐朋オーケストラアカデミーに在籍。

人々の心に届く演奏を目指して
金田 翼 -クラリネット- Tsubasa Kaneda -Clarinet-
金田 翼

「演奏」することの意味は何だろう?
・・・演奏を聴いてくださる(見てくださる)人に喜んでほしいから?楽しませたいから?
最近、音楽家(演奏者)の役割とは何か考えることが多くなった。

芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーに在籍して早1年。
芸劇ウインドに在籍するまではあまり考えたこともないことを意識するようになる―「アウトリーチ」、芸劇ウインドの実践的な活動の1つである。
※「アウトリーチ」(Outreach)…直訳では手を伸ばすという意味であるが、最近では福祉分野や公共施設への訪問サービス等のことを広く指す

この1年、公共施設や駅構内でのコンサートを開催する機会を得た。
小学校の鑑賞教室の定期的な実施やライブハウス、地域の行事での演奏など、芸劇ウインドの活動以外でも演奏の機会にも恵まれ、アウトリーチについて考えるようになった。

これまで演奏といえば、お客様が会場に足を運んで下さる事を待っているのが当たり前のスタイルだと思っていた。演奏者はお客様に質の高い演奏を提供すれば良いものだと考えていた。
しかし、アウトリーチを通して、お客様の反応を間近で感じる経験の中で、音楽は聴いて下さる人があってこそのものだと再認識させられた。

大学在学中より、アウトリーチ活動といえる老人ホームや福祉施設での訪問演奏の経験だけでなく、ライブラリアン、ステージマネージャー、受付・案内スタッフ、演奏会の撮影などコンサートの裏側のさまざまな仕事も経験してきた。
振り返ってみて、果たして1人の演奏者として、演奏ができていれば良いと独りよがりになってはいないだろうか?一方的に発信するだけの演奏者になってはいないだろうか?と自問自答する毎日。
お客様に最高の演奏を届けるのはもちろんだが、私はどんなときも人々の心に届く演奏をしたい。

いまや多くの人が好きなアーティストの音楽を好きなだけ聴ける時代だが、生の音楽を耳にする人となると、おそらくその人口はぐっと減るだろう。とりわけクラシック音楽となると、聴いたことはあっても、もう一歩踏み込んで聴く人は、ごく一部に限られているのではないかと思う。
音楽がもっと人々の生活に寄り添うものになることはできないだろうか?
アウトリーチを通して、多くの人に生の音楽(特にクラシック音楽)を身近に感じて頂けるよう、今後も積極的に人々の中に入って演奏していきたいと思う。
生活空間の中で奏でる音楽が、通りすがりの人や何気なく聴いた人にとって、ハッとしてもらえたら最高である。

国立音楽大学卒業。これまでにクラリネットを武田忠善、生島繁、飯島泉、勝山大舗の各氏に師事。
浜松国際管楽器アカデミーにてジェローム・ヴォワザン氏のレッスンを、国際音楽セミナー(エリザベト音楽大学主催)と欧日音楽講座にてミシェル・アリニョン氏のレッスンを受講。このうち国際音楽セミナーではセミナー賞を受賞。
日本クラリネット協会主催第5回ヤング・クラリネッティストコンクールジュニアB部門入選。
現在、演奏活動とともに、学校への吹奏楽指導も精力的に行っている。

また、中学在学中から学内の合唱団に所属し、卒業後現在に至るまで10年近く、OB・OGを母体とする合唱団に所属し、毎年地元の行事や地域の音楽祭に多数出演するなど、現在も盛んに活動している。

神奈川県川崎市出身。
趣味は鉄道全般、身近なものや風景の写真撮影など。
最近は街歩きに興味があり、何か用事があって新しい街を訪れると、その街の名産物・名所・おいしいものめぐり、隠れた人気スポット探しに全力を注いでいる。
知らない街を探索するのが楽しみの一つでもある。

2015年12月現在

クラリネットの音色に乗せて、心に響く音楽を届けたい。
川口 渚央 ‐クラリネット‐ Nao Kawaguchi ‐Clarinet‐
川口 渚央

吹奏楽の中でメロディーを任されることの多いクラリネット。幅広いダイナミクスや様々な音色を表現できるこの楽器の、伴奏やハーモニーを吹いている時の魅力も伝えられる奏者でいたい。

楽しみの一つである美術館に行くことは、得られる情報やインスピレーションを自分の音楽表現の引き出しとして増やして行くことにつながり、聴いてくれる人にも何か情景が浮かぶような演奏を届けられると思って、目下精進中。

小学校3年生で出会った音楽の大好きな担任の先生の影響で、リコーダーのアンサンブルに目覚め、毎年コンクールに挑戦、ついに全国大会に出場。楽器を演奏する楽しさを知り、中学校で吹奏楽に入部、クラリネットと出会う。高校でも音楽部に入部し、もっと上手くなりたいと通い出した個人レッスンをきっかけに、大学でも音楽と志すようになった。

大学時代、定期演奏会、卒業演奏会、修了演奏会に出演。モスクワ国立音楽院のクラリネット奏者とのデュオや、師匠の隣でコンマスを務めたウィンド・オーケストラの授業や演奏会で、隣で感じた息遣いや、客席やバンド全体の空気を巻き込みアピールする力を学んだことは自分にとって大きな出来事となった。
第19回「静岡の名手たち」オーディション管楽器部門合格、同演奏会出演。2014年度尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科フレッシュコンサートオーディション合格、同演奏会出演予定。

常葉学園短期大学音楽科卒業、同大学専攻科音楽専攻修了。修了時に福井巌賞受賞。平成24年度常葉学園音楽教育センター音楽奨励賞受賞。全日本ジュニアクラシック音楽コンクール木管楽器部門、第22回奨励賞、第23回第1、2位なしの第3位。第22回日本クラシック音楽コンクールクラリネット部門全国大会入選。
現在は尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科2年に在籍中。
これまでに加藤明久、高橋知己、山本洋志、カール・ライスターの各氏の公開レッスンを、パオロ・ベルトラミーニのマスタークラスを受講。
水本みゆき、井上幸子、木村健雄の各氏に師事。

1990年静岡県静岡市生まれ。好きな飲み物は静岡茶。と、ビール。と、ワイン。

生活の一部に私のクラリネットの音を、音楽を感じてもらいたい
安藤 綾花 ‐クラリネット‐
安藤 綾花

「大きなコンサートホールで演奏するよりも、こぢんまりとしたカフェやバーで演奏する方が好き。」
大きなホールでたくさんのお客様からの拍手を戴けるのは演奏家として大きな喜びであるが、演奏者も観客もお互いの表情が直に伝わってくるような距離感での演奏機会を大切にしたいと思い日々の演奏活動を行っている。

今年度より本格的に活動を始めたトリオダンシュ(葦で出来たリードを発音体とするオーボエ、クラリネット、ファゴットの木管三重奏)のグループは、メンバーの地元である横浜を中心に、単なる演奏会を開くのではなく、朗読とのコラボレーション・地元のカフェでの演奏・インターネットサイトへの動画音源投稿など、なかなか馴染みのないトリオダンシュという編成を少しでも身近に感じてもらえるような演奏活動を行っている。
自身でもカフェやバー、企業のイベント会場などでの演奏機会を多く持ち、大きなコンサートホールへ足を運ばなくても、生活の一部にクラリネットの音色を自然に取り入れてもらえるよう活動を行っている。

クラリネット奏者なら避けては通れないと言っても過言ではない、ベニーグッドマンのナンバー。
中学校の吹奏楽部時代にスウィングジャズに出会いとても惚れ込んだが、楽譜通りに演奏しても「なんちゃって」ジャズにしかならないことが自分の中でもやもやとしていた。また、主な音楽活動の一つが吹奏楽で、吹奏楽はいろいろなジャンルの音楽を表現できる媒体であるからこそ、ジャズやポップスを演奏するたびに何か違和感を覚えていた。大学4年生の頃から学びはじめ、まだ英語のアルファベットをやっと覚えた程度の感覚ではあるが、本物のジャズも、もちろんクラシックも身近に届けられるよう精進していきたい。

北海道生まれ、兵庫県、神奈川県育ち。横浜市歌が歌えるので立派なはまっこ(だと思っている)。
3歳よりピアノとエレクトーンを始める。中学校の吹奏楽部に入部、サックスを希望するがクラリネットに。高校でも吹奏楽部に入部し、部活三昧の日々を送る。
中学校も高校も普通科の学校だったがプロの演奏家として活躍している歴代の卒業生がなぜか多く、部活講師もほとんどが卒業生だったため、自身が音大受験をすることもあまり迷いがなかった。
大学ではクラシック音楽を専攻していたが、数少ないジャズポップスの授業を履修したり、ヴァイオリン、オルガン(キーボード)、ドラムにクラリネットと一風変わったバンドを結成したりもした。ジャズとは違うフリーなスタイルの即興演奏に興味を持ち、邦楽器や映像とのコラボレーションも積極的に行う。
東京藝術大学卒業。これまでにクラリネットを柳瀬芳仁、伊藤寛隆、十亀正司、濱崎由紀の各氏に、室内楽を河村幹子、三界秀実、高木綾子の各氏に師事。ジャズクラリネットを谷口英治氏に師事。
ブリッツフィルハーモニックウィンズクラリネット奏者。トリオダンシュ「Trio bouquet」メンバー。自身の演奏活動だけでなく、吹奏楽の合奏指導、クラリネットの指導にも力を入れている。
旅行が好きで、いつか南米やアフリカのコーヒー農園も見に行きたいと思っているほどコーヒーに目がない!

もっとクラシック音楽を身近に感じてほしい!クラリネットの魅力を伝えたい!
髙岡 真貴 ‐クラリネット‐ Maki Takaoka ‐Clarinet‐
髙岡 真貴

クラリネットの魅力は、音域によって異なる音色をもち、カッコよさと美しさを兼ねそなえた表現の豊かさにある。その魅力を多くの人に伝えたい!というのが、クラリネット奏者になった理由。「音楽を身近に」をモットーとして、クラシックを普段聴かない人にも分かりやすく音楽を伝えている。コンサートホールでの演奏以外に、動植物園やこどもの為の施設での演奏も積極的に行い、親子で楽しめるコンサートは好評。小・中学校でのアウトリーチでは、子供達がワクワクするような楽器紹介、楽器体験をすることで、音楽への興味を深める取組みに力を入れている。

2012年の夏ウィーン国際音楽セミナーを受講。ウィーンは音楽であふれた美しい街で、各国から参加したセミナー受講者の演奏にも大きな刺激を受けた。ウィーン・ディヒラー・コンクール第二位を受賞。美しいホールで、海外の素晴らしい演奏家と共に出演した受賞者コンサートは、忘れられない経験である。

プロのクラリネット奏者を志したきっかけは、十亀正司氏との出会い。先生に憧れ、師事をするため武蔵野音楽大学を選んだ。いつもユーモアあふれるアイディアを考え、楽しそうに演奏をする先生は、恩師であり、もっとも尊敬する奏者だ。

大学4年次に、武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルのコンサートミストレスに選出され、素晴らしい指揮者の先生や仲間と共に切磋琢磨して作り上げた東京オペラシティでの演奏会は、私にとって一生の宝物となった。現在は芸劇ウインド・オーケストラに所属し、演奏家としてのノウハウを学んでいる。

12歳からクラリネットを始める。桜丘高等学校音楽科、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科を卒業。大学在学時、学内選抜コンサートや定期演奏会、卒業演奏会等に多数出演。第9回クラリネットアンサンブルコンクール第一位及びザ・クラリネット賞受賞。これまでに、クラリネットを船井雅子、十亀正司の両氏に師事。大学卒業後、度々渡欧し、エルンスト・オッテンザマー氏のレッスンを受けている。現在は、愛知と東京を中心にソロやアンサンブル、オーケストラでの演奏活動他、吹奏楽部クラリネット講師や音楽教室講師として後進の指導を積極的に行う。
1990年2月生まれ。愛知県豊橋市出身。中日ドラゴンズファン。趣味は読書で、好きな作家はよしもとばななと村上春樹。お気に入りは、よしもとばなな作「High and dry (はつ恋)」。

聴いてもらえる音楽を目指して。
森 卓也 ‐クラリネット‐ Takuya Mori ‐Clarinet‐
森 卓也

「きく」という言葉には、「聞く」や「聴く」という漢字がある。テレビのBGMや、病院で流れているクラシック音楽が耳に入っている場合は「聞く」という漢字が使われ、演奏会などに足を運び、意識を集中している場合は「聴く」という漢字が一般的に使い分けされる。

この音楽を「聴く」ことの楽しさを多くの人に感じてほしいと思い、在学中から幼稚園や小学校、イベント会場などでアウトリーチ活動も積極的に行い、普段音楽に触れる機会の少ない人にも、音楽を身近に感じてもらえるように取り組んでいる。
また、クラリネットを始めるきっかけでもあった、吹奏楽の魅力をもっと広げたい、そして吹奏楽でしかできないことをしたいという情熱を胸に、ぱんだウインドオーケストラの団員として活動している。

ソロでの活動も意欲的に取り組んでいて、2016年夏に行われた、第9回日本クラリネットコンクールで入選を果たした。

東京藝術大学別科を経て、現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年在学。
第9回横浜国際音楽コンクール審査員奨励賞、第28回市川新人演奏家コンクール優秀賞、第1回K木管楽器コンクールクラリネット部門第1位、第9回日本クラリネットコンクール入選。
これまでにクラリネットを、谷尻忍、野田祐介、濱崎由紀、三界秀実、山本正治、十亀正司の各氏に、室内楽を小畑善昭、斎藤和志、和久井仁の各氏に師事。
1991年生まれ、東京都出身。無類の猫好き。

自分自身の音楽を
竹内 彬 -クラリネット- Akira Takeuchi -Clarinet-
竹内 彬

「100人いたら100通りの演奏があっていい。」恩師ギイ・ダンガン氏の言葉は、今でも心に強く残っている。音楽における正解は一つではなく、自分自身の解を見つけなければいけない。誰かのコピーではなく、自分にしか出せないクラリネットの音、自分だからできる音楽を磨き続けていきたい。

国立大学の教育学部を卒業後、より高度なクラリネットの専門教育をうけるために渡仏。

恩師の勧めで演奏したドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」(クラリネット&ピアノ版)は、卒業試験で審査員の大きな称賛を受け、自分の音楽解釈や奏法に大いに自信づけた。クラリネットのもつ多様性と可能性にも改めて気付かされる。

パリでは毎晩一流アーティストのコンサートがある。留学中はそんな演奏家たちの演奏を直に聴いたり、各地を旅行したり、作曲家たちの生きていた同じ街の中で生活した。その中で、聴く耳の違い、言語によるリズムの違い、音楽への自由な捉え方・考え方の違いなど様々な違いを徐々に体感。同時に、歴史上の人物で遠い存在だった作曲家を、同じ人間としてより親しみをもって感じること、漠然とした関わり方ではなく、一人ひとり、曲ごとの違いに目を向け生かしていくことが必要だと考え始める。

クラリネットを朝倉康雄、菅生千穂、海鋒正毅、ギイ・ダンガンの各氏に、室内楽を故ジュヌヴィエーヌ・マルティニー氏に師事。2011年、群馬大学教育学部音楽専攻卒業。2015年、パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティスト高等ディプロム、及び、室内楽高等ディプロムを取得。レオポルトベラン国際コンクール室内楽部門第3位を受賞。
学内コンサートに選抜され、著名な教授陣とモーツァルトのピアノトリオ、およびフォーレのピアノトリオを演奏。パリ市内の教会やサロンなどでも演奏活動を行う。群馬県太田市出身。

ファゴットの魅力を追求し、世の中の皆さんに伝えたい。
岡田 志保 ‐ファゴット‐
岡田 志保

クラシックの楽器としては、まだまだ世の中では知られていない存在のファゴット。
普段は他の楽器を支える縁の下の力持ちでいて、時にソロとしても活躍できる。
そんなファゴットの魅力を伝え、自分自身を表現できるような演奏を追求している。

大学院ではソロ楽器としての可能性と室内楽の追究を研究テーマに、1時間の修士演奏プログラムを演奏。卒業後はオーケストラ、室内楽を中心に演奏活動をする中、ソロやスタジオなどでも幅広く活動している。

4歳からピアノ、12歳から吹奏楽部に所属、ファゴットを始める。
学校に1本しかないこの楽器。
「一人でもやっていけそうだったから」という先生の予想で、楽器を見る前、出会う前にも関わらず割り当てられた。後から判明したのが、初めてのピアノの発表会でゲスト演奏されていたのは、師匠である永江恵子先生であったということ。恐らくピアノの次に聴いた楽器の演奏はファゴットである。私にとってとても縁を感じる楽器でもある。
高校2年より北九州ジュニアオーケストラに入団。短大へ進学、編入学で上京し、今に至る。

2012年東京音楽大学在学中、同大学シンフォニックウインドアンサンブルにて、汐澤安彦指揮の台湾公演、同大学シンフォニーオーケストラにて、小林研一郎指揮のヨーロッパ公演などに参加。ラフォルジュルネ・オ・ジャポン2013キオスクコンサートに出演。浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに参加。
大分県立芸術文化短期大学音楽科器楽専攻を卒業後、東京音楽大学音楽学部3年次に編入、同大学大学院修士課程修了。
これまでにファゴットを永江恵子、山上貴司、霧生吉秀、水谷上総の各氏に師事。
室内楽を安原理喜、中野真理の各氏に師事。デヴィット・ピーターソン、ヴァレンティノ・ズッキアッティ、ジョルジォ・マンドレージのマスタークラスを受講。
現在、桐朋学園大学嘱託演奏員。
木管五重奏Ensemble Knospe、ファゴットアンサンブルMyrdhen Op.093メンバー。
福岡県北九州市出身。

栗林愛理 -ファゴット- Eri Kuribayashi -Bassoon-
栗林 愛理

「演奏家は、曲の意味の表現者」- 一般大学の講師をしている祖父からの手紙に書かれていた一節である。ファゴットという楽器を通して、作曲者が曲に込めた思いを読み取った上、自分なりの解釈や話し方で聴き手に曲の意味を伝えるのが目標だ。

最近はソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラ等、どの場面でも自分の役柄を把握しつつ、どのように表現するか、表現方法を増やすことに取り組んでいる。

中学校オーケストラ部でヴィオラを、高校吹奏楽部ではテューバを演奏。音楽大学を目指すことを決意し、高校2年生の秋からファゴットを始める。洗足学園音楽大学在学中は、室内楽研究の授業で組んだ木管五重奏とトリオダンシュで選抜チームとしてみなとみらいの小ホールで演奏する。アンサンブルの機会を通して、他の演奏者の主張を引き立てたり、自分を前面に出して音楽の流れを作るといった駆け引きの面白さを知る。

青森県弘前市出身。洗足学園音楽大学を優秀賞で卒業、卒業演奏会に出演。平成24、26年度特別選抜演奏者に、平成24年度前田記念奨学生に認定。第21回日本クラシック音楽コンクール大学女子の部管楽器部門第5位入賞。現在東京藝術大学別科1年次在籍。これまでにファゴットを河村幹子、岡崎耕治の両氏に師事。室内楽を河村幹子、千葉直師、辻功、山根公男の各氏に支持。

第31回日本管打楽器コンクール サクソフォン部門第3位
齊藤 健太 ‐サクソフォン‐ Kenta Saito ‐Saxophone‐
齊藤 健太

自分の演奏で聞く人の涙を誘う、体の底から感動させるような…そんな音楽をしたい。
齊藤健太はサクソフォンのオリジナル作品から、歌曲や民謡など、サクソフォンという枠を超えて聴衆の心に訴えかける音楽を探求している。

最近では、これまで勉強してきたクラシック音楽に加え、副科実技に於いてジャズサクソフォンの佐藤達哉氏に師事し、ジャズ音楽における音のイントネーションやコード進行の特徴等も勉強している。

この夏挑戦した日本管打楽器コンクールの本選での演奏で多数の友人に「泣ける演奏だった。」「心に響いてきた。」など数々の感想をもらい、「人の心に訴えかける様な演奏は何か」を模索し、達成する歓びを実感した。

小学1年生の頃に姉の影響でピアノを始めて音楽に触れ、小学5年生の時ブラスバンドクラブに所属し、アルトホルンを始めるも一か月で挫折。丸1年以上のブランクを経て、中学校に入学するとともに、サクソフォンと出会い、再び音楽漬けの毎日を送る。
当時、私の入学とともに赴任してきた顧問の先生の指導により音楽にのめり込むようになり、6年間の吹奏楽部生活を経て、音楽大学に入学。プロフェッショナルのサクソフォン奏者になるべく、日々研鑽を積んでいる。

現在、洗足学園音楽大学サクソフォン専攻4年在学中。
日本サクソフォーン協会主催、第12回ジュニア・サクソフォーン・コンクール入選、同第13回第3位受賞。東京国際芸術協会第52回新人演奏会オーディションに合格、同時に審査員特別賞を受賞。洗足学園音楽大学室内楽コンサートVol.16並びに日本サクソフォーン協会室内楽の夕べ2013に出演。アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにて催されたミッド・ウエスト・クリニック2012にソリスト、吹奏楽で参加。洗足学園音楽大学特別選抜演奏者に2011年度より3年連続で認定される。洗足学園音楽大学の学内オーディションにより選抜され、管弦打コンチェルトの夕べにて、秋山和慶氏と共演。
サクソフォンを金井宏光、池上政人、須川展也の各氏に、室内楽を池上政人氏に師事、またジャズサクソフォンを佐藤達哉氏に師事している。

サクソフォンの魅力をジャンルを超えて表現したい。
大坪 俊樹 ‐サクソフォン‐ Toshiki Otsubo ‐Saxophone‐
大坪 俊樹

サクソフォンの幅広い可能性を追求すべく、Classic,Pops,Jazz と多岐に渡って活動している。
学部時代はクラシック音楽を学ぶ傍ら、4年間ビックバンドに所属。4年次にはバンドマスターを任せられる。学内はもちろん、地域のイベントやライブハウス等でのLive を行い、Jazz というジャンルでの経験を積む中で、クラシックの演奏会とはまた違った、演奏中常に感じる"観客との一体感や躍動感"に演奏の喜びを全身に感じる。また演奏家には欠かせないMC を兼任する中で、観客の心と演奏を最大限に結びつけるためのトークの大切さを学ぶ。

サクソフォンに出会ったのは16 歳、高校1年生の時。サクソフォンという楽器の音色と表現力に取り憑かれ、小・中と6年間続けた野球から吹奏楽部に転向。高校時代は、吹奏楽,和太鼓,バンドと根っからの音楽好きを遺憾無く発揮する。

佐賀県吉野ヶ里町出身。武蔵野音楽大学器楽科木管楽器を首席で卒業。同大学卒業演奏会、第10 回サクソフォン新人演奏会に出演。
サクソフォンを栃尾克樹、原博巳、田中靖人、須川展也の各氏に、室内楽を栃尾克樹、須川展也の両氏に師事。指揮法を北原幸男氏に師事。Jérôme RALAN、Arno Borncamp 両氏のマスタークラスを受講。同大学在学中、平成22,23,24 年度武蔵野音楽大学選抜学生によるコンサートに出演。平成23,24 年度武蔵野音楽大学福井直秋記念奨学生。武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルメンバーとして国内演奏旅行にも参加。
大学の推薦による学外のコンサートに室内楽メンバーで度々出演。また学内のオーケストラと「ラプソディー・イン・ブルー」「アルルの女」「ボレロ」で共演。
東京藝術大学在学中、学内オーディションより選抜され、第41 回藝大室内楽定期に出演。
第56 回佐賀県新人演奏会にて佐賀県新人奨励賞(最高位)を受賞。第22 回 日本クラシック音楽コンクール 全国大会 サクソフォン部門 大学男子の部 1,3 位なしの4 位。第15 回“万里の長城杯”国際音楽コンクール 管楽器部門 大学の部 第1位。東京芸術劇場ウインド・オーケストラ・アカデミー第1 期生。現在、東京藝術大学修士1 年次在学中。

-心に染み渡る、美しい音を-
神保 佳祐 ‐サクソフォン‐ Keisuke Jinbo ‐Saxophone‐
神保 佳祐

「クラシカルサクソフォンの奏でる、美しく豊かな音色を多くの人に届けたい。」
ジャズやポピュラー音楽ではない、クラシックのサクソフォンの魅力を伝えるために、サクソフォンのオリジナル作品はもちろん、弦楽器の作品や現代音楽にも意欲的に取り組んでいる。

近年は、サクソフォンアンサンブルとしての活動の他、在京オーケストラ、ウインドオーケストラのエキストラとしても活動し、アンサンブルにおけるサクソフォンの魅力を探求している。

これまでに平成23年度昭和音楽大学卒業演奏会、読売新聞社主催第83回新人演奏会に出演。サクソフォンカルテットとして、富士河口湖音楽祭、JTアートホールの「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、インターネットラジオ「OTTAVA」などに出演。また、師である有村純親氏と門下生によるコンサートの鹿児島公演、北海道公演に参加。

中学時代の吹奏楽部で、その頃はどんな音がする楽器かも知らないままサクソフォンに出会う。高校に進学した頃、トルヴェールクヮルテットのCDを初めて聴いたことをきっかけに、サクソフォンの魅力に惹きこまれていく。それから、家にいる時間のほとんどはサクソフォンや吹奏楽のCD、DVDをひたすら鑑賞する高校時代を過ごし、「こんな舞台で演奏したい…!」という思いから、やがて音楽の道に進む決心をする。

昭和音楽大学弦管打楽器演奏家コース卒業。同大学音楽専攻科修了。サクソフォンを大津立史、新井靖志、有村純親の各氏に師事。第19回浜松国際管楽器アカデミーにて須川展也氏のマスタークラスを受講。

1991年生まれ。群馬県高崎市出身。明和県央高等学校卒業。

自分の声で歌っているかのようにサクソフォンを演奏したい
高橋 龍之介 ‐サクソフォン‐ Ryunosuke Takahashi ‐Saxophone‐
高橋 龍之介

『サクソフォン=ジャズ』というイメージが強いと思うが、言葉では伝えられないクラシックのサクソフォンの魅力を演奏を通じてより多くの人に知ってもらいたい。
現在はフリーランスとしてソロや室内楽の活動を中心とし全国各地で公演を行う他、幼稚園、小学校の音楽鑑賞会、施設での演奏や吹奏楽のエキストラ出演、また中学・高等学校の吹奏楽部の講師としても活動している。

小学生の時に入部した金管クラブから気づいたら音楽にのめり込んでいた。サクソフォンに出会ったのは12歳の時、地元にあるヤマハの音楽教室で始めたのがきっかけだ。それまではテューバ・ユーフォニアム・打楽器・トランペットを転々とし自分には合わず、最終的に落ち着いたのがサクソフォンだった。要はメロディーのある旋律楽器で、当時は小さかったからなのか、旋律を吹くことが楽しかったのであろう。その後中学校、高校と続け専門的に学びたい意欲が音楽の道へ進むことを決心させた。

大学時代は数多くの学内演奏会、卒業演奏会、入学式祝賀演奏会に出演する他、第20回コンチェルト定期演奏会にソリストとして推薦される。また学内にとどまらず、学外のオーディションや海外のコンクールを受けるなど沢山の経験を積む。

神奈川県出身。昭和音楽大学音楽学部器楽科演奏家コースを特別賞を得て首席で、同大学研究生を卒業。読売新聞社主催第84回読売新人演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会、横浜市栄区民文化センターリリス「午後の音楽会」、 NHK-FM ヨコハマ、インターネットラジオ「OTTAVA」などにも出演。

浜松国際管楽器アカデミー & フェスティバルにて須川展也、Jean-Yves Fourmeau 、 Otis Murphyの各氏のクラスを受講。講師推薦プレミアムコンサートに出演。日本サクソフォーン協会主催第12回ジュニア・サクソフォーン・コンクール3位入賞。第25回大仙市大曲新人音楽祭コンクールにて優秀賞、並びにグランプリを受賞し受賞者記念演奏会に出演。第20回松方ホール音楽賞本選出場。

サクソフォンを河西麻希、池上政人、福本信太郎、有村純親の各氏に、室内楽を有村純親、榮村正吾、松原孝政、福本信太郎、大森義基、武藤賢一郎の各氏に師事。リエゾン・サクソフォン・アンサンブル、バリトンサクソフォン奏者。

杉﨑 瞳 ‐ホルン‐ Hitomi Sugizaki ‐Horn‐
杉﨑 瞳

3歳からピアノを始め、中学校の吹奏楽部でホルンに出逢い、高校は本格的に音楽を学ぶため音楽科へ進学。
高校では音楽に没頭出来る環境で多くの事に挑戦し、第8回 日本ジュニア管打楽器コンクール ホルン部門銅賞受賞や、第24回江戸川区新人演奏会オーディション合格など、ソロで自分の音楽を表現する魅力を知る。
第13回KOBE国際学生音楽コンクール管打楽器部門優秀賞を受賞し、イタリアでの「KOBE国際学生音楽コンクール入選者による2008日伊交流コンサート」に出演。初めての海外を経験し価値観が広がる。

2009年東京音楽大学に入学。
東京音楽大学ソロ 室内楽オーディション合格者による演奏会や、オーケストラ定期演奏会に出演。東京音楽大学シンフォニーオーケストラ欧州公演旅行に参加し、平成24年度管打楽器専攻生による卒業演奏会に出演するなど多くの演奏の機会の中で、室内楽やオーケストラで人と一緒に演奏する喜びを知り、またより多くの人に自分の音を聴いて欲しいと思いホルン奏者を目指す。

東京音楽大学卒業し、現在同大学院音楽研究科科目履修生に在籍。
2013年より横浜ベイ・オーケストラ団員として活躍。2014年より芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー在籍。デニース・トライオン氏のマスタークラスを受講。
これまでにホルンを守山光三、山本真の各氏に師事。
吹奏楽、オーケストラ、室内楽とジャンルを問わず勢力的に演奏活動を行っている。

記録よりも記憶に残る音楽を
吹野 ひかる ‐ホルン‐
吹野 ひかる

ホルンは金管楽器の中で、最もアンサンブル相手を選ばない楽器。金管楽器とはもちろん、木管楽器や弦楽器とも調和でき、様々な作曲家が曲を残している。有名なオーケストラの楽曲を聴いていただければ分かる通り、ソロも得意としている楽器なので、存在感を自由自在に操ることも必要。私はそれを上手くコントロールできる奏者を目指している。

第19回日本クラシック音楽コンクール金管部門第3位。第11回日本ジュニア管打楽器コンクールホルン部門金賞、文部科学大臣賞受賞。東京音楽大学学内オーディション合格者によるソロ・室内楽定期演奏会、室内楽部門に木管五重奏として出演2015年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIIIに参加。セイジ・オザワ松本フェスティバル「青少年のためのオペラ」に出演。
第41回茨城県新人演奏会に出演。

2014年東京音楽大学卒業。これまでにホルンを澤淳、守山光三、阿部麿の各氏に師事。室内楽を守山光三、水野信行、中野真理の各氏に師事。
現在ではオーケストラ、吹奏楽、所属する室内楽グループでの演奏活動の他、学校の吹奏楽部の講師として指導を行うなど活動の場を広げている。

私の音で、沢山の人へ癒しと元気を届けます
小口 遥 ‐ホルン‐ Haruka Oguchi ‐Horn‐
小口 遥

温かなホルンの音で、聞く人を、時に癒し、時に元気づけることがモットー。ヘンデルなどの古典派クラシックから、近年作曲された現代音楽まで、そのレパートリーは多彩で、特に、視覚と聴覚の両方から楽しむことのできる劇伴音楽の演奏を精力的に行っている。また、演奏形態も、クラシックなホールでのオーケストラ演奏やライブハウスでのバンドのサポート、CD への演奏音源提供まで多岐にわたっており、どんな環境でも効果的に演奏できる柔軟性の持ち主である。

最近では、木管楽器アンサンブルの温かい響きと、金管楽器アンサンブルの明るく華やかな響きに魅了され、小規模の室内楽ホールでの自主公演に複数参加している。木管楽器とも金管楽器とも調和のとれるホルンの特性を存分に生かす活動を展開している。

中学生でホルンと出会う。カリタス女子高等学校卒業後、東京音楽大学へ進学、水野信行氏に師事。氏の音楽に対する姿勢、考え方などから深く感銘を受ける。在学中に東京音楽大学シンフォニックウインドアンサンブル台湾公演2011 及び、東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会、欧州公演2012 ツアーへ参加。卒業後、Telfs International Horntage2012 へ参加、生活に根付いている西洋音楽のあり方を身で感じ取る。2013 年株式会社ドルチェ楽器主催演奏会「SCHMIDSUMMIT IN JAPAN」に若手メンバーとして出演。
これまでにホルンを井手詩朗、水野信行、日高剛各氏に師事、室内楽を霧生吉秀、水野信行に師事。

昭和63年生まれ。東京都出身、神奈川県在住。演奏活動の傍ら、演奏する際の心と体の関わり方を模索していく「アレクサンダーテクニーク」を勉強している。趣味は鎌倉散歩。

端山隆太 -ホルン- Ryuta Hayama -Horn‐
端山 隆太

クラシックではもちろん、吹奏楽でも隠れたエースであるホルンの魅力を、自らの演奏で伝えていきたい。時には温かく、時には華やかなサウンドを奏でるホルンと共に、日々技術を磨きながら様々な演奏活動に積極的に参加している。

最近ではオーケストラ、吹奏楽、室内楽と様々なジャンルの演奏会に出演しながら、コンクールやオーディションなどに積極的に挑戦。また、我が地元である千葉県を中心に小・中・高等学校の吹奏楽部の指導なども行っている。

ホルンとの出会いは高校の時である。中学までトランペットをやっていたが、高校ではあまりにも希望者が多く、オーディションで落ちてしまい、そこで余っていたホルンパートに入ることになる。正直あまり良い出会いではなかったが、ホルンが吹けるようになればなるほどその魅力にはまり、もっとホルンを極めたいと思い音楽大学を受験。2011年に東京音楽大学に入学し在学中に学内、学外での演奏活動を通してプロの演奏家を目指すことを決意、現在に至る。

2011年習志野市立習志野高等学校卒業。
2015年東京音楽大学卒業。
これまでにホルンを澤敦、水野信行、勝俣泰の各氏に師事。
2014年にレインボウ21サントリーデビューコンサート2014に出演。
また同年に小澤征爾音楽塾オーケストラメンバーとしてサイトウ・キネン・フェスティバル松本 「子どものための音楽会」に出演。
2015年より芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第2期生として在籍。

この経歴と音色——"自分だからこそできること"をし続ける
岡村 牧 ‐トランペット‐
岡村 牧

国立大学の教育学部を卒業した上で、きちんとした実力を持ったプレーヤーになる——。教育を深く学んできたことも強みにする音楽家になろうと心に決め、大学を卒業。演奏家として研鑽を積むために専門的なコースも修め、若手演奏者育成プログラムやマスタークラス等も積極的に受けている。「全ての経験を、演奏家としてプラスに活かす」がモットー。

現在は、首都圏各地でオーケストラや吹奏楽団に出演している他、アンサンブルでも演奏活動している。大井競馬場の専属ファンファーレ隊に所属して定期的に演奏しており、東京インターナショナルプレイヤーズのミュージカル公演では管楽器セクションチーフも務めている。小・中・高教員一種免許を持つことも活かして、中・高等学校へのレッスンや、さいたま市の小学校の部活動外部講師としても登録されるなど、指導にも力を入れている。特に、教育をしっかり学んだ上での小学生の指導には定評があり、指導校も年々増え続けている。

埼玉大学教育学部音楽専修卒業、尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマ科修了。これまでに、高橋守、池田英三子、杉木峯夫の各氏に師事。ティモシー・モリソン、ディビッド・ヘルツォーク各氏のマスタークラスを受講。2012年、若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」に参加。2012年、尚美後援会特別奨励賞授賞。2013年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本「子どものための音楽会」小澤征爾音楽塾オーケストラに参加。

埼玉大学在学中、池田英三子先生と出会い、音色の可能性に評価を受けたことがこの道に進む大きなきっかけとなる。杉木峯夫先生は、演奏家として、人生の師としてかけがえなく、ティム・モリソン氏との出会いも忘れがたい。

教会の牧師を父に持ち、きょうだいは自身を含め4人。賛美歌を歌いながらにぎやかに育った。秋田県北秋田市出身。

心に届く音、「音楽家」をめざして
三浦 彩夏 ‐トランペット‐ Ayaka Miura ‐Trumpet‐
三浦 彩夏

「トランペットを通して沢山の人と音楽の素晴らしさ、魅力を共有したい」という思いで、様々なジャンル、状況において必要とされる音楽家を目指し、日々活動中。

秋田県立秋田南高校吹奏楽部入部と同時にトランペットと出会う。それ以来トランペットの魅力に引き込まれ、上京。師匠をはじめ沢山の素晴らしい音楽家と出会い影響を受け現在に至る。

尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科卒業、同校コンセルヴァトアールディプロマ科終了。トランペットを本間千也・辻本憲一の両氏、室内楽を池田英三子、現代音楽を板倉康明、オーケストラスタディーを稲川榮一の各氏に師事。
2013年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本「若い人のための室内楽勉強会」に参加。
2013、2014年小澤征爾音楽塾オーケストラメンバーとしてサイトウ・キネン・フェスティバル松本 「子どものための音楽会」に出演。
ティモシー・モリソン氏をはじめ海外著名奏者のマスタークラスを受講。

現在フリーランスの奏者として、金管アンサンブル・オーケストラ・吹奏楽などの活動の傍ら、小・中・高等学校の吹奏楽部の指導・個人レッスンなども行う。
横浜ベイ・オーケストラ所属。秋田県立秋田南高校卒業。秋田県にかほ市出身。


山野井 大輝 ‐トランペット‐ Daiki Yamanoi ‐Trumpet‐
山野井 大輝

「いかに面白い音楽を作るか」
私は常にこれを考えている。
ソロに限らずバンドの中でも、トランペットセクションとしてどうアプローチすると面白くなるか、ということを大事にしている。

現在専門学校で音楽を学ぶ傍ら、吹奏楽、アンサンブルなどの演奏を行う。
また指揮活動にも力を入れており、コンサート、吹奏楽コンクールでの指揮を務める。

大学時代、吹奏楽部の音楽監督、秋山鴻市先生との出会いが自分の音楽観を変える大きなきっかけとなった。
先生の合奏では、自分が180度ひっくり返っても思いつかないようなアイディアを提案されたり、音楽作りで見える先生の飛び抜けたセンスに私はいつも圧倒されていた。先生と共に作ったオリジナリティ溢れる音楽が大好きだった。
そんな先生への憧れは目標に変わり、この世界に飛び込んだ。

第25回日本クラシック音楽コンクール第2位(第1位なし)。
オーディションに合格し、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、室内楽勉強会に参加。

2015年駒澤大学経営学部市場戦略学科卒業、その後尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科を経て、現在同校コンセルヴァトアールディプロマ科1年在学中。
トランペットを本間千也、関山幸弘、ティモシー・モリソンの各氏に師事。
指揮法を稲川榮一氏に師事。

1992年生まれ。山口県周南市出身。
一時期は2週間に1回のペースで通うほど、大の温泉好き。

田尻 大喜 -トランペット- Taiki Tajiri -Trumpet-
田尻 大喜

アフリカ・ケニア共和国で父の手解きを受けトランペットを始める。
2012年東京音楽大学トランペット科を卒業。

これまでに、トランペットを津堅直弘、栃本浩規、高橋敦、アンドレ・アンリ、井上圭、岡本憲昭の各氏に師事。室内楽を林照世、山本孝、水野信行に師事。
東アフリカ国際音楽コンクールインターミディエイト部門第二位。
全日本高校管打楽器コンクール優秀賞。
2013年熊本県より奨学金を受けフランス、ドイツに短期留学。
2014年OperaClassica 2014フランクフルトツアーに参加。
2014年日本青少年国際オーケストラ、カンボジア、ラオスツアーにソリストとして参加。
Thai'sメンバーとして日本全国、また世界規模で演奏活動を行っている。
また、桃尻大喜のペンネームで作曲活動も行っている。

桐朋学園音楽大学嘱託演奏員、芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第2期生。

「思いやりを持って演奏したい」
山下 創 ‐トロンボーン‐ Hajime Yamashita ‐Trombone‐
山下 創

トロンボーンの音は人の声に最も近いと言われており、音がとても混ざりやすいのでオーケストラや吹奏楽の中では3人1セットでハーモニーを担当する事が多い。1人で演奏するという事はとても少ない。
人と一緒に演奏するという事が特に多いので舞台に一緒に立つ人へ、そして聴いて頂くお客様へ思いやりを持った演奏をするよう心掛けている。

中学校の吹奏楽部でトロンボーンに出会う。それまでは音楽にはあまり興味がなく、ただ運動部に入りたくないという理由でなんとなく初めたものだった。しかし、初めての合奏で私の楽器への思いは一変する。色々な楽器と音を重ねた時に生み出される重厚なサウンドは自分にとって衝撃的で今でも忘れられないものとなる。それ以来、学校生活の中心が音楽になっていくほどトロンボーンに熱中する。

武蔵野音楽大学器楽学科卒業。在学中、選抜学生によるコンサート、卒業演奏会に出演。第86回 読売新人演奏会に出演。第18回“万里の長城杯”国際音楽コンク-ル 管楽器部門 大学の部 第4位。
これまでにトロンボーンを平田芳子、桒田晃の各氏に、オーケストラスタディを井口有里氏に、室内楽を丸山勉氏に師事。

現在はフリーランスのトロンボーン奏者としてオーケストラや吹奏楽、ビッグバンドでの演奏から、金管五重奏、トロンボーン四重奏などの室内楽まで幅広く活動している。

埼玉県東松山市出身で現在は埼玉県比企郡川島町在住の、生まれも育ちも埼玉県。川島町という所は観光名所として有名な川越市の隣に位置しているが、駅が無いことなどからあまり知名度が高くない。自然豊かでとても良い町なので、いつか自分が有名な演奏家になってこの町の沢山の人に知って頂きたいと思っている。

人の記憶に残る音楽を目指して…
井上 亮 ‐トロンボーン‐ Ryo Inoue ‐Trombone‐
井上 亮

「音楽が苦手、あまり好きではないと思っている人の心を変える事のできる奏者になりたい」

トロンボーンは、オーケストラなどでは主にハーモニーをつくる楽器、あまり目立たないけれど、トロンボーンセクションの音色、気持ちが揃った時の音の重厚感はとても素晴らしいと思っている。

最近は、オーケストラ、吹奏楽をはじめ、金管十重奏、金管五重奏、トロンボーン四重奏などの室内楽での演奏会を積極的に行っており、少しでも多くの方に楽しんでいただける音楽を目指して行っている。

小学生の時に友達に連れられ、鼓笛クラブに入ったのがトロンボーンを始めたきっかけ。中、高等学校の吹奏楽部で、先生や仲間と共に、朝から晩まで練習に励んだことにより、さらに楽器のとりこになる。

埼玉県立伊奈学園総合高等学校を経て、東京音楽大学に入学。
東京音楽大学入学時に、給費入学奨学金を取得。第7回横浜国際音楽コンクール第2位。
セイジ・オザワ松本フェスティバル2015「子供のための音楽会」に出演。
トロンボーンを平田芳子、香川慎二、新田幹男、室内楽を、山本孝、田中真輔、各氏に師事。
関東を中心に演奏会、演奏指導をしながらフリーランスとして活動中。
埼玉県草加市出身。

石橋 諒 ‐バストロンボーン‐ Makoto Ishibashi ‐Bass Trombone‐
石橋 諒

「オーケストラや吹奏楽では、必ず無くてはならない縁の下の力持ち」―
雛壇の最後列から聞こえてくる、優しくてホールを包み込むような音。ブラスセクションの土台としてずっしりと存在感のある音。そんな魅力をたくさんの人に伝えます。

現在は大学での学業の他に、大学内の演奏会、学外の演奏会にてオーケストラ、アンサンブルで活動。

小学3年生の時のリコーダーの授業で担任の先生に褒められ、それがきっかけで4年生で吹奏楽部に入部。初めはクラリネットが希望だったが、希望者の多さでアルトサックスをやることに...。その後、吹奏楽が強い地元の中学校に進み、入部の時の希望調査でアルトサックスが多く、オーディションに落ち、テューバとトロンボーンの選択に迫られ、泣く泣くトロンボーンを選んだ。
中学時に吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストで全国大会に出場し金賞受賞。
高校でも音楽をやりたいと思い、習志野市立習志野高等学校に入学。在学時に吹奏楽コンクール、マーチングコンテスト、アンサンブルコンテスト各大会全国大会に出場し金賞受賞。
高校2年生時に出場したジュニア管打楽器コンクールにて銀賞(2位)を受賞。
これを機に、プレイヤーの道を志すようになり、東京佼成ウインドオーケストラの佐藤 敬一朗氏に出会う。この年の夏にテナートロンボーンからバストロンボーンに転向。高校3年生の冬、浪人を決意、受験対策のレッスン、ピアノ、ソルフェージュを開始。
2014年東京音楽大学に進学。

現在、東京音楽大学音楽学部音楽学科器楽専攻トロンボーン1年。
トロンボーンを箱山 芳樹、菊池 公佑、佐藤 敬一朗の各氏に師事。
第14回ジュニア管打楽器コンクール 銀賞(2位)
第15回ジュニア管打楽器コンクール 銅賞(3位)
習志野市立習志野高等学校卒業
千葉県 習志野市出身

日常の中から「本物の輝き」を
川野 聡子 ‐ユーフォニアム‐ Satoko Kawano ‐Euphonium‐
川野 聡子

「私は自然を追い求めているが、その本質は未だに把握できていない。こうして画家になれたのも、草花たちのおかげなのかもしれないな。」
-フランス印象派の画家、クロード・モネの言葉である。
音楽に触れられる喜び、新しい発見の連続、音楽を通じての様々な出会い…それらは全て「自然」との日常の中から生まれる。それとの調和を目指して、日々自分自身を向上させていくことを、活動の中心に置いている。

2013年には都内でユーフォニアムジョイントリサイタルを開催。積極的に様々な挑戦を続けており、少しずつその活動の幅を広げている。

ユーフォニアムに出会ったのは、小学4年生。吹奏楽部に入り、最初はユーフォニアムという楽器の名前すら覚えていないほどだったが、徐々に、楽器の持つあたたかさや豊かな響きに魅了され、音楽家を志すようになった。

中学生の夏、出場した吹奏楽コンクールの県大会で大きな失敗をしたことがきっかけとなり、日々の生活の重要性を痛感。人間が奏でる音楽は、奏でる「人間」がそのまま表れることを強く感じ、日常の中から「本物の輝き」を目指していくことを常に意識してきた。その積み重ねの中での様々な出会いや経験は、自分では決して操作したりできない、まさに「自然」からの力であることを近年改めて感じている。

現在、東京音楽大学器楽専攻(ユーフォニアム)4年次在学。これまでにユーフォニアムを山本孝、幡野武、外囿祥一郎の各氏に師事。第9回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞。第19回KOBE国際音楽コンクール金管楽器部門C部門奨励賞。2014年3月より、(有)平山音楽院ユーフォニアム講師。山梨県立甲府南高等学校理数科卒業。山梨県甲府市出身。

探して見つけて伝える、ユーフォニアムの魅力
葛西 祐恵 -ユーフォニアム- Hiroe Kasai -Euphonium-
葛西 祐恵

「ユーフォニアムって何?」…ユーフォニアムを吹いている人ならば、一度は耳にした事がある言葉だろう。他の楽器に比べて歴史が浅く、知名度も低いこの楽器の魅力を探求し、「ユーフォニアムとは一体なんなのか」を日々模索している。

幼少の頃より目立つことを嫌い、できるだけ陰で目立たないようにしていたが、小学校6年生でユーフォニアムを始めてから「この楽器を有名にしてやる!」という想いが芽生え、高校では吹奏楽部をバックにソロ演奏。大衆の前で一人で吹く快感を知ってしまい、音楽を続けることを決意した。

最近では自身の演奏活動の他にも、首都圏の小中高校生などの指導にも力を入れている。

柏市立柏高等学校を経て東京藝術大学を卒業。ユーフォニアムを外囿祥一郎、稲川榮一、露木薫の各氏に師事。室内楽を稲川榮一、古賀慎治の各氏に師事。

1991年3月11日生まれ。千葉県出身。日本酒とチーズケーキが大好物。趣味は、編み物とお菓子作り。

日々研鑽
米田 浩之 ‐テューバ‐ Horoyuki Yoneda ‐Tuba‐
米田 浩之

金管楽器の中で一番低い音のなるテューバ。最初は伴奏しか出来ないと思っていたこの楽器。吹奏楽やオーケストラ、室内楽、ソロも演奏する事が出来て、またクラシックだけでなくジャズやポップス等、様々なジャンルでも使われている。この幅広い表現力をもつテューバを最大限に表現できるように日々研究を深めている。

1992年1月12日生まれ、奈良県出身。中学校の時に初めて吹奏楽部の演奏を聴き、楽器を吹く事が楽しそうと思い入部、テューバを始める。中学校1年生の時にテューバのソロの演奏会を初めて聴き、伴奏以外の事も出来るという事を知り、本格的に練習を頑張り始める。
奈良県立高円高等学校音楽科に入学。吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト共に関西大会で金賞受賞。高校1年生の時に第9回日本ジュニア管打楽器コンクールで銀賞を受賞。第14回KOBE国際音楽コンクール優秀賞受賞。

2014年に相愛大学音楽学部を卒業。第30回ヤマハ管楽器新人演奏会、奈良県新人演奏会、奈良市新人演奏会に出演。2015年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIIIに参加。セイジ・オザワ松本フェスティバル「青少年のためのオペラ」に出演。これまでに吉野竜城、川浪浩一、武貞茂夫、西尾直樹、上野元久の各氏に師事。ロジャー・ボボ、セルジオ・カロリーノ、レックス・マーティン、佐藤潔の各氏のマスタークラスを受講。芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー第3期生。現在では関西を中心に演奏活動をしながら、中・高等学校の吹奏楽部の指導も行っている。

数少ない女性テューバ奏者として頑張ります!
石丸 菜菜 ‐テューバ‐ Nana Ishimaru ‐Tuba‐
石丸 菜菜

女性らしい繊細さと男性らしい豪快さの両方を兼ね備えた実力派テューバ奏者を目指し、オーケストラスタディの他、ソロや室内楽も勉強を重ねている。国内外のコンクールにも積極的に挑戦しており、フリーランスのテューバ奏者としても国内のプロオーケストラ等に客演している。

芸大モーニングコンサートにおいて藝大フィルハーモニアとR.V.Williamsのテューバ協奏曲を演奏。第84回読売新人演奏会に出演。学内オーディションに合格し、芸大木曜コンサート「室内楽」に金管5重奏で出演。「未来からくる演奏家を聴く会」にて初めてのソロリサイタルを開催。

第9回日本ジュニア管打楽器コンクール入賞。埼玉県立芸術総合高校音楽科卒業。
第16回コンセール・マロニエ21金管部門入選。第47回マルクノイキルヒェン国際器楽コンクールテューバ部門ディプロマ及び審査員特別賞受賞。
これまでにテューバを小倉貞行、池田幸広、稲川榮一、佐藤桃、長谷川正規、小川平佑の各氏に師事。室内楽を、日高剛、栃本浩規、稲川榮一、守山光三の各氏に師事。
東京藝術大学音楽学部を卒業。現在、同大学院音楽研究科修士1年に初の女性テューバ専攻として在学中。

平成3年2月19日生まれ。埼玉県入間市出身。食べることと寝ることと野球が好き。オリックス・バファローズファン。

ゲーマーコントラバス奏者
橋本 慎一 ‐コントラバス‐ Shinichi Hashimoto ‐ContraBass‐
橋本 慎一

「どんな音楽でも弾けるコントラバス奏者になりたい」
物心ついた頃から、モーツァルトやサザンオールスターズ、井上陽水、そしてゲーム音楽を嗜んでいた。音楽にジャンルの線引きはなく、コントラバスの持つ多様性を引き出すべく研鑽を積んでいる。

最近の取組み
元々ゲームが大好きな事もあり、最近はクラシックや後進の指導の他、ゲーム音楽を始めとする、巷で言うポップス音楽にも精力的に活動している。
特に、実演では不可能と言われている機械の打ち込みによるベースライン等を、クラシックやソリストとして培ってきた技術を活かして、コントラバスでの再現を試みている。

都内や地方でオーケストラ奏者としてクラシック音楽の活動をするだけでなく、出身地である千葉県浦安市を始めとする地域のホールなどで、ソリストとして、ボッテジーニやクーセヴィツキー等のコントラバスオリジナルの楽曲を中心に演奏し、ジョイントコンサートやアンサンブル活動等も行う。
また、ゲーム音楽に関してはプロによるオーケストラ、室内管弦楽団、小編成のアンサンブルの他、アマチュアオーケストラのプロ枠として活動に参加する等、精力的な活動を行っている。
演奏指導においては千葉県、宮城県を中心にオーケストラと吹奏楽の部活動で後進の指導を行っている。
日頃の演奏活動による知識を活かして企画者の補佐や、楽曲を編曲等、コントラバス演奏以外の活動にも力を注いでいる。

幼少よりピアノを習っていたものの肌に合わず、一時は完全に音楽を聴く側にまわっていた。中学生でエレキベースに出会い、低弦奏者としての道を歩み始める。
その後、部活動で吹奏楽部に入部、コントラバスを弾き始め、どっぷりはまり、進路に迷ったものの、最終的に音楽の道を目指す。

東京芸術大学音楽学部器楽科コントラバス専攻卒業。同大学別科卒業。コントラバスを永島義男氏、那須野直裕氏に師事。
在学中、東京芸術大学シンフォニーオーケストラの選抜メンバーとして、ヤングユーロクラシック演奏会ドイツ公演に参加。
市川市文化振興財団第23回新人演奏家コンクール、優秀賞受賞。
第20回日本クラシック音楽コンクール全国大会大学の部弦楽器部門、第二位受賞(一位該当なし)。
第27回江戸川区新人演奏会オーディション合格し、出演。

趣味の範囲では、ゲームそのものについて、ブログやSNSなどに盛んにネタを書いたり、やり込みプレイ等、根っからのゲーマーとして活動している。得意なゲームはボンバーマン。
またニコニコ動画に匿名で投稿したりもしている。

吹奏楽指導に非常に興味があり、大きな夢の一つとして、全国の演奏指導を受けたい子供たちと音楽家をつなぐ、そんな吹奏楽指導のシステムを作りたいと思っている。
千葉県浦安市出身。

~彼女はあらゆることに興味を持ち、常に前向きに自身の感性を磨いている~ NHK交響楽団 首席ティンパニスト 久保 昌一

小山田 萌 ‐パーカッション‐ Moe Koyamada ‐Percussion‐

小山田 萌

音楽はあらゆるものと繋がっているように思う。
人々は大昔から 喜びのダンスをし、祭り事で太鼓を打ち鳴らし、悲しい時には歌声に癒されたであろう。作曲家は、見た景色・食べもの・友人や恋人との会話によって何か閃いて作曲をしていたであろう。
私は日々の生活が音楽から影響を受けたり、音楽が生活の中から影響を受けたりしていると考え、小さな出来事からも「おもしろいもの」を見つけられたら、と思う。

▶人と一緒に
中学校で吹奏楽部に入部し、打楽器を始める。入学した学校は運良く活動が盛んで、打楽器が沢山あった。パートが決まった日には「これからこの楽器をぜんぶ演奏出来る!」とわくわくしたことをよく覚えている。中学・高校の六年間は指導者の方と仲間たちに恵まれて、毎日毎日音楽に向き合う。
大学に入学して多くの人と演奏をし、演奏会をまめに聴きに行くようになり、さらにアンサンブルの魅力を感じた。マリンバでの二人のアンサンブルから、室内楽、吹奏楽、オーケストラ、オペラ、と様々なかたちの中で、出会った人々と音楽を作る過程を楽しみながら演奏している。

▶ひとつの点を皆で見つけて
大きく影響を受けたことは、サイトウ・キネン・フェスティバルの小澤塾公演リハーサルの一場面、ステージ上の歌い手とオーケストラピットに入ったオーケストラとのアンサンブルがとても難しい場面で、総監督からの一言によって音楽ががらっと変わったこと。タイミングや音程、音量ではなく「音」を合わせることを身体全体で感じ、この本番では汗も涙も出し切って素晴らしい経験をした。人と一緒に演奏をするときの会話や、表情から汲み取るものを、これからも楽しんでいきたい。

<音楽歴>
3歳よりピアノ・ミュージカルを習う。
小平市立小平第三中学校、狭山ケ丘高校を卒業。吹奏楽コンクール全国大会に三度出場、アンサンブルコンテスト全国大会に二度出場。第四回管弦打楽器ソロコンテスト打楽器部門 金賞・埼玉県知事賞(2位)受賞。
東京音楽大学に入学。打楽器に毎日触れながら、リトミック・声楽など様々なレッスンを楽しむ。
上智大学に交流学生として通い「精神保健学」「社会福祉調査論」など他分野の単位を取得。
卒業後、小澤征爾音楽塾に参加。「蝶々夫人」、サイトウ・キネン・フェスティバル「第九」「ヘンゼルとグレーテル」の公演に参加。都内 オーケストラ楽団の定期公演・演奏旅行等にエキストラで出演。
打楽器を 菅原淳、岡田眞理子、久保昌一、藤本隆文、西久保友広の各氏に師事。
声楽を 経種廉彦、宮原成子、ピアノを 佐藤友美、リトミックを澤口遊雲子の各氏に師事。
1990年3月生まれ。午年。東京都小平市出身、在住。趣味は弁当作り、旅、散歩、写真、絵を描くこと。

一発で全体の色や空気を変えてしまう楽器に惹かれて。
篠崎 史門 ‐パーカッション‐ Simon Shinozaki ‐Percussion‐
篠崎 史門

トライアングルやタンバリンなど、打楽器は『簡単でいいね』や、『楽でいいね』と良く言われるし、打楽器を始める前自分も昔はそう思っていた。 確かに叩けば誰でも音が鳴る楽器。ところがそんな楽器が上手な人が叩くと、一発でその曲の色や空気を見事に変えてしまう。 高校生の時に、その一発に衝撃を受け打楽器に惹かれ自分もオーケストラの中でその様な奏者になりたい!と思い今に至る。将来、全体の空気感、和声感を○○できるティンパニ奏者を目指し日々研鑽中。

現在、各地のオーケストラ、ウインドアンサンブル、オペラ、室内楽等にエキストラとして出演する等研鑽を積んでいる。
また、上野学園大学在学中より、他校の学生とオーケストラで一緒に演奏する機会を作る為『ナナシオーケストラ』を立ち上げる。現在も同じ年頃のオーケストラ奏者目指すもの同士切磋琢磨、意見交換する場として開催を続け、2013年にはN響フレンズと合同演奏会を開催。

NHK大河ドラマ『八重の桜』本編に太鼓奏者として出演。
日本コロムビア 東京佼成ウインドオーケストラ 吹奏楽燦選/フェスティーヴォ! 、オクタヴィアレコード 東京ウインドシンフォニカ ホルスト:組曲 第1番(原典版) などのCD等にも出演。

幼少よりヴァイオリンを始め、篠崎史紀、奥田雅代に師事。アムステルダム、ウィーン、ルーマニア各地で開催されたマスタークラスに参加。
学習院高等科を経て、18歳より打楽器を始める。
上野学園大学音楽学部卒業、同研究科打楽器専門修了、桐朋学園大学音楽学部研究科打楽器専攻を修了。
これまでに、打楽器を 岡田全弘、久保昌一、佐野恭一、安江佐和子の各氏に師事。

群馬県高崎市生まれ。高知の金魚、土佐錦魚をこよなく愛す。 中学時代は陸上部、高校は柔道と体を動かすのが趣味でもあったが、近年スポーツ観戦が趣味になってから体重の増加に悩まされている。

打楽器ほど、表現力に幅のあるものはない!
山中 佑美 ‐パーカッション‐ Yuumi Yamanaka ‐Percussion‐
山中 佑美

山中 佑美
「佑=たすける、守る。美=形がよい、うつくしさ。」
'美しく、迫力のある音色でオーケストラに深みをもたせ、包み込む'を目標に、日々たくさんのアンテナを張りながら、打楽器を勉強している。

最近は、大学の研究科に通いながら、大学内外のオーケストラ、アマチュアオーケストラ、打楽器アンサンブルなど演奏活動を行っている。また小学校、中学校のブラスバンド指導も行っている。

世界的マリンバ奏者安倍圭子氏と、富士ロゼシアターにて共演。マリンバデュオ、わらべ歌リフレクションズⅢの打楽器等を演奏。京王線調布駅電車接近メロディー製作に協力。調布市長より感謝状を贈呈される。

幼稚園の時ヤマハ音楽教室で音楽と出会い、中学校の吹奏楽部で打楽器に出会う。中学二年生の時、コンクールに出るためマリンバを習うようになり、音大への道が始まった。もともと打楽器の方が得意だったが、音楽科のある高校へ入学、マリンバの道へ進む。大学在学中、打楽器をやりたい!と強く思うようになり、大学卒業後転科をし、現在パーカッション専攻生として、研究科に在籍している。

静岡県静岡市出身、静岡県立清水南高等学校芸術科音楽専攻卒業、桐朋学園大学打楽器科マリンバ専攻卒業。現在、同大学研究科パーカッション専攻2年。これまでに打楽器を佐野恭一、塚田吉幸、近藤高顯、小島光、坂本雄希、加藤訓子、マリンバを安倍圭子、石川ますみ、中村友子の各氏に師事。安倍圭子国際マリンバアカデミーにて、ジャン・ジョフロイ氏(フランス国立リヨン高等音楽院教授)のレッスンを受講。
これからも打楽器の多様な可能性を追究しながら、たくさんのことを吸収し、発信していきたい。

様々な角度から音楽を知りたい
古立 匠 -パーカッション- Takumi Kodachi -Percussion-
古立 匠

音楽は、他のさまざまな分野と関わっており、その知識を得ることで音楽を深く理解する助けになると考えています。
学部在学時、私の興味は「クラシック音楽」ではなく、「現代音楽」に向いていました。
専攻が打楽器であり、そのほとんどの曲が現代に作られたものであったからでもあります。
現代音楽の作曲技法は実に様々で、数学、天文学、幾何学、哲学その他多様な分野と結びついています。一見するとモーツァルトやバッハなどとはおよそ共通点などなさそうですが、その根底には和声や、対位法といったものが流れていることに気付き、次第に好奇心はバロック、古典派音楽の分析へと繋がり、それらを実際に演奏してみたい欲求から、同級生のピアノ伴奏や指揮の勉強等へと広がっていきました。

それらの好奇心は、大学受験の頃に出会った尊敬すべき先生、友人たちの影響もあったと思います。楽理科を目指し、英語や、論文などを勉強していた友人たちは、一人一人興味のある分野がはっきりとしていて(民族音楽、指揮、ピアノ、邦楽などバラエティ豊かでした)、それぞれ興味ある分野についての能力は素晴らしいものでした。
それを面倒見て下さっていた先生の懐の深さ、見識の高さは、未だに私の目標になっています。

2015年武蔵野音楽大学卒業。現在同大学別科在籍。これまで打楽器を吉原すみれ、安藤芳広、Chris Williamsの各氏に師事。
指揮を前田淳、ピアノを壬生千恵子、高橋千佳子、酒井起世子の各氏に師事。
2014、15年度成績優秀者による選抜コンサート出演。また2014、15年度学内選抜オーケストラメンバーとしてその全ての公演に出演。
平成23〜27年度福島育英会奨学生。
Asian Youth Orchestra 2015に打楽器、ティンパニ奏者として合格。2016年度小澤征爾音楽塾オーケストラ合格。

最近台湾から買って帰ってきたインスタントコーヒーにハマっています。もうすぐなくなりそうで、追加購入するか迷っています。

〈ひとつの音にこだわる打楽器奏者でありたい。〉
田中 歩実 -パーカッション- Ayumi Tanaka -Percussion-
田中 歩実

大切な人のために、音を出す。言葉のない音だからこそ、伝えたいことは言葉以上のもの。そんな表現をできるのが、打楽器である。音楽を通して、記憶を辿ったり、自分を見つめたり、夢中になって楽しむ時間を大切にし、発信していきたい。

最近は、マリンバソロ、デュオ、打楽器アンサンブルを中心に、演奏活動を行っている。プロのオーケストラや吹奏楽の演奏会、打楽器以外の演奏会にも出かける機会を多く設け、日々たくさんの刺激を受けて自身の肥やしとしている。また、演奏指導にも力を入れており、小中学校に学習支援員として勤務をしている。

国立音楽大学在籍中、打楽器アンサンブルやオーケストラ、吹奏楽を中心に音楽へ没頭した。全学年の打楽器専攻者をまとめるインスペクターを務め、首席で卒業。その後、広島にあるエリザベト音楽大学大学院へ進学し、幅広いジャンルで学んだ。ソロでは、第16回"長江杯"国際音楽コンクール第1位をはじめ、日本演奏連盟主催、新進演奏家育成プロジェクトオーケストラ・シリーズ第16回広島のオーディションに合格し、広島交響楽団との協演を経験した。その他、プロオーケストラにエキストラとして出演、広島ウインドオーケストラに2014年度研究団員として在籍した。

大学院在学中に過ごした広島という地は、私にとってまさに第二の故郷である。2年間、あたたかい方々に囲まれ、美味しいものを食べ、歴史に触れる、かけがえのない時間だった。2015年3月に初めてのマリンバリサイタルを広島にて開催、念願であった恩師である世界的マリンバ奏者神谷百子氏、ギター奏者上垣内寿光氏、打楽器奏者岡部亮登氏との共演を果たした。

幼稚園でマリンバに出会い、7歳より始める。国立音楽大学附属高等学校普通科を経て、17歳より打楽器を始める。国立音楽大学卒業、武岡賞受賞。エリザベト音楽大学大学院修士課程修了。これまでに打楽器・マリンバを、福田隆、神谷百子、森山高義、森山治代、竹泉晴菜の各氏に師事。

1990年4月9日生まれ。埼玉県飯能市在住。本籍地は熊本県。姉と弟がいる。好きな食べ物は梅干し、好きな犬はゴールデンレトリバー。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

協力:東京佼成ウインドオーケストラ(演奏活動支援及びレッスン)
上野学園大学(キャリアアップゼミコーディネート)

助成:文化庁ロゴマーク平成28年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業

東京2020 応援マーク

芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーは、「東京2020文化オリンピアード」として、実施されます。
東京2020文化オリンピアードは、東京2020大会の開催に向け、文化芸術の力で地域を活性化し、若者の参画促進や創造性を育むことで、2020年から先の未来に日本や世界の文化を継承していくことを目指しています。
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