クリスマスは、芸劇のパイプオルガンで!
2面のオルガンがいざなう静謐で素朴な聖なる夜
ヨーロッパ各地の教会で鳴り響く、温かなクリスマス・ソング。
今年、東京芸術劇場のパイプオルガン・クリスマスコンサートでは、前半にドイツの待降節(アドヴェント)のコラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」によるJ.S.バッハの作品、後半はフランス古典期の作曲家:シャルパンティエの『真夜中のミサ』を中心としたプログラムをお届けします。
『真夜中のミサ』は、クリスマス前夜に行われるミサのための作品。
フランスの一般市民が口ずさむクリスマス民謡(ノエル)の旋律を使った親しみやすい作品なので、クリスマスを迎える温かな街の雰囲気が伝わってくるようです。
会場全体をオルガンの優しい響きと、美しいアンサンブルの音色で包みます。
大切な方とゆったりとした贅沢な時間を、是非お過ごしください。
- 日程
- 2018年12月20日(木) 19:00 開演(ロビー開場18:00)
- 会場
- コンサートホール
- 曲目
-
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
C.クロンプ/オブリガート楽器と
P.ブルーメンタール/前奏と装飾されたコラール, Op.54
J.S.バッハ/2つの手鍵盤とペダルで, BWV659
J.S.バッハ/2つのバスとコラール, BWV660
J.S.バッハ/オルガノ・プレノで、ペダルでコラール, BWV661F.ルックス/「いざ歌え、いざ祝え」による演奏会用ファンタジー Op.29
C.フランク/『ミサ Op.12』より 「天使の糧」
C.クロンプ/「羊飼いたちのクリスマス」
M.-A.シャルパンティエ/『真夜中のミサ』より 「キリエ」、「グローリア」
F.クープラン/『教区のためのミサ』より 「グラン・ジュの奉献唱」
- 出演
-
オルガン:小林英之、新山恵理
ソプラノ:広瀬奈緒
メゾソプラノ:中島麻紀子 ※賛助出演
ヴィオラ・ダ・ガンバ(トレブル):福沢宏
- プロフィール
-
- 小林英之 (オルガン) Hideyuki Kobayashi, Organ
-
© Nishikawa
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了。ドイツ、フランクフルト音楽大学卒業。各地での独奏会のほか、アンサンブルへの参加も多い。オーケストラでオルガン・パートを担当し、神奈川フィル、アンサンブル金沢、東京シティフィル、N響、新日フィル、東京都響の定期演奏会には、ソリストとして出演。また、東京芸術劇場をはじめ各地のホールでオルガン関連事業の企画を担当するほか、中学生、高校生あるいは一般愛好家を対象としたオルガンに関する啓発活動も積極的に行っている。
現在、上野学園大学教授。東京芸術劇場オルガニスト。
- 新山恵理 (オルガン) Eri Niiyama, Organ
-
東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院修了。フランス・リール国立音楽院に学び、満場一致の一等賞を得て同音楽院を首席で卒業。各地の歴史的な楽器でのコンサートに出演、好評を博し18世紀に建造された楽器の修復記念演奏会等に招待される。NHK-FM「朝のバロック」、NHK-TV「名曲アルバム」、「深夜の音楽会」等の収録、映画や研究資料の録音に参加。ソロ演奏、各オーケストラとの共演、合唱団、アンサンブルとの活動、レクチャーや講習会にも取り組んでいる。現在、東京芸術劇場、アクトシティ浜松副オルガニスト。
- 広瀬奈緒 (ソプラノ) Nao Hirose, Soprano
-
英国王立音楽大学・大学院古楽科を最優秀賞付き上級ディプロマを得て首席卒業。在英中自ら結成した古楽アンサンブル「ラ・スフェラ・ムジカーレ」およびソリストとして、ブルージュ国際コンクール、国際古楽コンクール山梨等で受賞。北とぴあ国際音楽祭「妖精の女王」(スプリング役)、ヘンデル・フェスティバル・ジャパン「イェフタ」(イフィス役)などを務めた。2012年『日本の演奏家~クラシック音楽の1400人~』(日外アソシエーツ)に選出される。
- 福沢 宏 (ヴィオラ・ダ・ガンバ - トレブル)
Hiroshi Fukuzawa, Viola da gamba - Treble -
© studio-mickey.com
オランダのデン・ハーグ王立音楽院をソリスト・ディプロマを得て卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケン氏に師事。これまでにソロ・リサイタル他、古楽関係の音楽祭やバッハ・コレギウム・ジャパンによる演奏会、レコーディングに数多く参加するなど、全国各地で多彩な活動を行っている。フォンテックよりCD「マラン・マレ/ヴィオル曲集第3巻」(2015年レコード芸術誌特選盤)をリリース。東京藝術大学、東海大学非常勤講師。
- 中島 麻紀子 (メゾソプラノ) Makiko Nakashima, Mezzosoprano
※賛助出演 -
東京音楽大学音楽教育専攻卒業。第2回春の声声楽コンクールプロフェッショナル部門ほか入賞。これまで、オペラではモーツァルト「魔笛」侍女2役、チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」フィリピェヴナ役、シュトラウス「こうもり」オルロフスキー役などで出演。また宗教曲では、様々なアンサンブルや教会に招かれ、ヘンデルやバッハのカンタータ等のソリストを務める。東京室内歌劇場会員。
日程
会場
曲目
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
C.クロンプ/オブリガート楽器と
P.ブルーメンタール/前奏と装飾されたコラール, Op.54
J.S.バッハ/2つの手鍵盤とペダルで, BWV659
J.S.バッハ/2つのバスとコラール, BWV660
J.S.バッハ/オルガノ・プレノで、ペダルでコラール, BWV661
F.ルックス/「いざ歌え、いざ祝え」による演奏会用ファンタジー Op.29
C.フランク/『ミサ Op.12』より 「天使の糧」
C.クロンプ/「羊飼いたちのクリスマス」
M.-A.シャルパンティエ/『真夜中のミサ』より 「キリエ」、「グローリア」
F.クープラン/『教区のためのミサ』より 「グラン・ジュの奉献唱」
出演
ソプラノ:広瀬奈緒
メゾソプラノ:中島麻紀子 ※賛助出演
ヴィオラ・ダ・ガンバ(トレブル):福沢宏
プロフィール
- 小林英之 (オルガン) Hideyuki Kobayashi, Organ
-
© Nishikawa
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了。ドイツ、フランクフルト音楽大学卒業。各地での独奏会のほか、アンサンブルへの参加も多い。オーケストラでオルガン・パートを担当し、神奈川フィル、アンサンブル金沢、東京シティフィル、N響、新日フィル、東京都響の定期演奏会には、ソリストとして出演。また、東京芸術劇場をはじめ各地のホールでオルガン関連事業の企画を担当するほか、中学生、高校生あるいは一般愛好家を対象としたオルガンに関する啓発活動も積極的に行っている。
現在、上野学園大学教授。東京芸術劇場オルガニスト。
- 新山恵理 (オルガン) Eri Niiyama, Organ
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東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院修了。フランス・リール国立音楽院に学び、満場一致の一等賞を得て同音楽院を首席で卒業。各地の歴史的な楽器でのコンサートに出演、好評を博し18世紀に建造された楽器の修復記念演奏会等に招待される。NHK-FM「朝のバロック」、NHK-TV「名曲アルバム」、「深夜の音楽会」等の収録、映画や研究資料の録音に参加。ソロ演奏、各オーケストラとの共演、合唱団、アンサンブルとの活動、レクチャーや講習会にも取り組んでいる。現在、東京芸術劇場、アクトシティ浜松副オルガニスト。
- 広瀬奈緒 (ソプラノ) Nao Hirose, Soprano
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英国王立音楽大学・大学院古楽科を最優秀賞付き上級ディプロマを得て首席卒業。在英中自ら結成した古楽アンサンブル「ラ・スフェラ・ムジカーレ」およびソリストとして、ブルージュ国際コンクール、国際古楽コンクール山梨等で受賞。北とぴあ国際音楽祭「妖精の女王」(スプリング役)、ヘンデル・フェスティバル・ジャパン「イェフタ」(イフィス役)などを務めた。2012年『日本の演奏家~クラシック音楽の1400人~』(日外アソシエーツ)に選出される。
- 福沢 宏 (ヴィオラ・ダ・ガンバ - トレブル)
Hiroshi Fukuzawa, Viola da gamba - Treble -
© studio-mickey.com
オランダのデン・ハーグ王立音楽院をソリスト・ディプロマを得て卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケン氏に師事。これまでにソロ・リサイタル他、古楽関係の音楽祭やバッハ・コレギウム・ジャパンによる演奏会、レコーディングに数多く参加するなど、全国各地で多彩な活動を行っている。フォンテックよりCD「マラン・マレ/ヴィオル曲集第3巻」(2015年レコード芸術誌特選盤)をリリース。東京藝術大学、東海大学非常勤講師。
- 中島 麻紀子 (メゾソプラノ) Makiko Nakashima, Mezzosoprano
※賛助出演 -
東京音楽大学音楽教育専攻卒業。第2回春の声声楽コンクールプロフェッショナル部門ほか入賞。これまで、オペラではモーツァルト「魔笛」侍女2役、チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」フィリピェヴナ役、シュトラウス「こうもり」オルロフスキー役などで出演。また宗教曲では、様々なアンサンブルや教会に招かれ、ヘンデルやバッハのカンタータ等のソリストを務める。東京室内歌劇場会員。
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主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)