今年は、注目を集めている吹奏楽団「広島ウインドオーケストラ」の音楽監督 下野竜也の指揮のもと、世界的に活躍する木下美穂子(ソプラノ)、酒井健治(作曲)が集結。アカデミー生は日本随一の吹奏楽団「東京佼成ウインドオーケストラ」とともに演奏し、演奏会までのプロセスで様々なことを学んでいきます。
アカデミー生を応援しに、是非会場までお越しください!
- 日程
- 2019年03月01日(金) 19:00 開演(ロビー開場18:00)
- 会場
- コンサートホール
- 曲目
-
兼田敏/ウィンドオーケストラのためのファイヴイメージズ
前田守一/マリーンスノウ
酒井健治/委嘱作品【ハルモニームジークプロジェクト第1弾】(世界初演)
長生淳/I still have a dream
キャンプハウス/アイヴィーグリーンからの交響曲(交響曲第3番)
【ハルモニームジークプロジェクト】について
当アカデミーは2014年の設立時から、聴衆が乖離してしまっている吹奏楽ファンとクラシック音楽ファンの橋渡しをすることを目的の1つとして、作品の委嘱および世界初演に取り組んでいます。5年目を迎えた2018年度からは、モーツァルトやR.シュトラウスが好んで用い管弦楽・吹奏楽の基となったサウンドを、新たな方向性に導いていくと目的として、これからの日本の音楽シーンを牽引する作曲家に、作品を委嘱して参ります。
休憩を挟んだ第2章では、偉人が残した言葉にインスピレーションを受けた楽曲が演奏されます。長生の作品はキング牧師のスピーチに由来し、後ろ向きな夢想から力強い夢に育っていく過程を描いています。「音楽家」になることを夢みるアカデミー生の内なる想いが重ねられる、としてプログラムに含まれました。ヘレン・ケラーの言葉を再構成されたテキストを歌うソプラノ独唱を伴う珍しい作品、大曲「アイヴィーグリーンからの交響曲」が演奏会最後に演奏されます。
- 出演
-
指揮:下野竜也
ソプラノ:木下美穂子
芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー
東京佼成ウインドオーケストラ
- プロフィール
-
- 下野竜也(指揮) Tatsuya Shimono, Conductor
-
©Naoya Yamaguchi
広島交響楽団音楽総監督(2017年4月~)、広島ウインド・オーケストラ音楽監督(2011年1月~)、京都市交響楽団常任首席客演指揮者(2017年4月~)。
鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴びる。
国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、チェコフィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、シリコンバレー響など国際舞台での活躍が目覚ましい。
これまでに読売日本交響楽団初代正指揮者(2006-2013)、同首席客演指揮者(2013-2017年3月)、京都市交響楽団常任客演指揮者(2014−2017年3月)を歴任。
京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授として後進の指導にもあたる。
公式ホームページ http://www.tatsuyashimono.com/
- 木下美穂子(ソプラノ) Mihoko Kinoshita, Soprano
-
©Yoshinobu
Fukayaaura.Y2武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。第70回日本音楽コンクール声楽部門1位・松下賞、第37回日伊声楽コンコルソ1位、第32回イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞を相次いで受賞。第16回出光音楽賞、05年度新日鉄音楽賞、第20回サンタ・マルゲリータ市国際声楽コンクール第1位等、数々の国際コンクールで受賞歴を誇る。
これまでに『蝶々夫人』タイトルロールを二期会オペラ公演をはじめ、ロンドン・ロイヤルアルバートホール、ピサ・ヴェルディ劇場、バンクーバー・オペラなど世界各地で演じて国際的評価を確立する。また二期会『椿姫』ヴィオレッタ、同『ラ・ボエーム』ミミ、びわ湖ホール・神奈川県民ホール『トゥーランドット』リュー等主要な役を数多く演じ、17年には二期会『トスカ』タイトルロールで絶賛された。
コンサートソリストとしても名声高く、ロリン・マゼール指揮トスカニーニ・フィル日本公演では大巨匠より賛辞が贈られた。ベートーヴェン「第九」ヴェルディ「レクイエム」、ブリテン「戦争レクイエム」等で高い評価を得ている。
本年2月東京二期会『ローエングリン』エルザに続き、7月には新国立劇場鑑賞教室『トスカ』タイトルロールに出演。ヒューストン在住。二期会会員。
- 酒井健治(作曲) Kenji Sakai, Composer
-
©Maxime Lenik
京都市立芸術大学卒業後渡仏。フランス国立パリ高等音楽院作曲科、ジュネーヴ音楽院作曲科を最優秀の成績で卒業後、Ircam(フランス国立音響音楽研究所)にて学び、2012年マドリッド・フランスアカデミーの会員に選出された。
リヨン国立管、ルツェルン響、ベルギー国立管、N響、京都市響、読売日本響、レ・ヴァン・フランセ、アンサンブル・アンテルコンタンポラン等の著名な音楽団体、またシルヴァン・カンブルラン、ジョナサン・ノット、ジョナサン・シュトックハマー、エドウィン・アウトウォーターや下野竜也等の指揮によって作品が世界初演され、2017年には名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスに就任。
武満徹作曲賞第一位、エリザベート王妃国際音楽コンクール大賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、芥川作曲賞等次々に受賞し、2015年にはローマ賞に選ばれた。
今年度より京都市立芸術大学で教鞭を執っている。
- 芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー
GEIGEKI WIND ORCHESTRA ACADEMY -
© Hikaru.☆
東京芸術劇場が2014年度から実施する、日本のプロフェッショナル管打楽器奏者のレベルアップを目的とした若手演奏家育成事業。東京佼成ウインドオーケストラと上野学園大学の協力のもと、アンサンブル力の向上とセルフプロデュース能力の向上を図り、音楽界に新風をもたらし次代を牽引する多角的な視野を持った管打楽器奏者の育成を目指している。在籍中、アカデミー生は演奏技術の向上のみならず、キャリアアップのためのゼミナール等多彩なプログラムを受けることで、次世代の音楽家のキャリアを意識して活動している。
- 東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
-
© Atsushi Yokota
1960年(昭和35年)5月、立正佼成会所属の「佼成吹奏楽団」として発足、その後1973年に「東京佼成ウインドオーケストラ」へ改称した日本が世界に誇るプロ吹奏楽団。吹奏楽オリジナル作品、クラシック編曲作品やポップス、ポピュラーまで幅広いレパートリーの演奏を通し高い音楽芸術性を創出し、多くの人が楽しめる管楽合奏を展開、各地のコンサートで好評を博している。また多くのレコーディング、テレビ・ラジオの出演し、吹奏楽文化の向上・普及・発展に尽力している。2014年1月より大井剛史が正指揮者、トーマス・ザンデルリンクが首席客演指揮者、藤野浩一がミュージック・アドバイザーに就任。
日程
会場
曲目
兼田敏/ウィンドオーケストラのためのファイヴイメージズ
前田守一/マリーンスノウ
酒井健治/委嘱作品【ハルモニームジークプロジェクト第1弾】(世界初演)
長生淳/I still have a dream
キャンプハウス/アイヴィーグリーンからの交響曲(交響曲第3番)
【ハルモニームジークプロジェクト】について
当アカデミーは2014年の設立時から、聴衆が乖離してしまっている吹奏楽ファンとクラシック音楽ファンの橋渡しをすることを目的の1つとして、作品の委嘱および世界初演に取り組んでいます。5年目を迎えた2018年度からは、モーツァルトやR.シュトラウスが好んで用い管弦楽・吹奏楽の基となったサウンドを、新たな方向性に導いていくと目的として、これからの日本の音楽シーンを牽引する作曲家に、作品を委嘱して参ります。
休憩を挟んだ第2章では、偉人が残した言葉にインスピレーションを受けた楽曲が演奏されます。長生の作品はキング牧師のスピーチに由来し、後ろ向きな夢想から力強い夢に育っていく過程を描いています。「音楽家」になることを夢みるアカデミー生の内なる想いが重ねられる、としてプログラムに含まれました。ヘレン・ケラーの言葉を再構成されたテキストを歌うソプラノ独唱を伴う珍しい作品、大曲「アイヴィーグリーンからの交響曲」が演奏会最後に演奏されます。
出演
ソプラノ:木下美穂子
芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー
東京佼成ウインドオーケストラ
プロフィール
- 下野竜也(指揮) Tatsuya Shimono, Conductor
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©Naoya Yamaguchi
広島交響楽団音楽総監督(2017年4月~)、広島ウインド・オーケストラ音楽監督(2011年1月~)、京都市交響楽団常任首席客演指揮者(2017年4月~)。
鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴びる。
国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、チェコフィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、シリコンバレー響など国際舞台での活躍が目覚ましい。
これまでに読売日本交響楽団初代正指揮者(2006-2013)、同首席客演指揮者(2013-2017年3月)、京都市交響楽団常任客演指揮者(2014−2017年3月)を歴任。
京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授として後進の指導にもあたる。
公式ホームページ http://www.tatsuyashimono.com/
- 木下美穂子(ソプラノ) Mihoko Kinoshita, Soprano
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©Yoshinobu
Fukayaaura.Y2武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。第70回日本音楽コンクール声楽部門1位・松下賞、第37回日伊声楽コンコルソ1位、第32回イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞を相次いで受賞。第16回出光音楽賞、05年度新日鉄音楽賞、第20回サンタ・マルゲリータ市国際声楽コンクール第1位等、数々の国際コンクールで受賞歴を誇る。
これまでに『蝶々夫人』タイトルロールを二期会オペラ公演をはじめ、ロンドン・ロイヤルアルバートホール、ピサ・ヴェルディ劇場、バンクーバー・オペラなど世界各地で演じて国際的評価を確立する。また二期会『椿姫』ヴィオレッタ、同『ラ・ボエーム』ミミ、びわ湖ホール・神奈川県民ホール『トゥーランドット』リュー等主要な役を数多く演じ、17年には二期会『トスカ』タイトルロールで絶賛された。
コンサートソリストとしても名声高く、ロリン・マゼール指揮トスカニーニ・フィル日本公演では大巨匠より賛辞が贈られた。ベートーヴェン「第九」ヴェルディ「レクイエム」、ブリテン「戦争レクイエム」等で高い評価を得ている。
本年2月東京二期会『ローエングリン』エルザに続き、7月には新国立劇場鑑賞教室『トスカ』タイトルロールに出演。ヒューストン在住。二期会会員。
- 酒井健治(作曲) Kenji Sakai, Composer
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©Maxime Lenik
京都市立芸術大学卒業後渡仏。フランス国立パリ高等音楽院作曲科、ジュネーヴ音楽院作曲科を最優秀の成績で卒業後、Ircam(フランス国立音響音楽研究所)にて学び、2012年マドリッド・フランスアカデミーの会員に選出された。
リヨン国立管、ルツェルン響、ベルギー国立管、N響、京都市響、読売日本響、レ・ヴァン・フランセ、アンサンブル・アンテルコンタンポラン等の著名な音楽団体、またシルヴァン・カンブルラン、ジョナサン・ノット、ジョナサン・シュトックハマー、エドウィン・アウトウォーターや下野竜也等の指揮によって作品が世界初演され、2017年には名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスに就任。
武満徹作曲賞第一位、エリザベート王妃国際音楽コンクール大賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、芥川作曲賞等次々に受賞し、2015年にはローマ賞に選ばれた。
今年度より京都市立芸術大学で教鞭を執っている。
- 芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー
GEIGEKI WIND ORCHESTRA ACADEMY -
© Hikaru.☆
東京芸術劇場が2014年度から実施する、日本のプロフェッショナル管打楽器奏者のレベルアップを目的とした若手演奏家育成事業。東京佼成ウインドオーケストラと上野学園大学の協力のもと、アンサンブル力の向上とセルフプロデュース能力の向上を図り、音楽界に新風をもたらし次代を牽引する多角的な視野を持った管打楽器奏者の育成を目指している。在籍中、アカデミー生は演奏技術の向上のみならず、キャリアアップのためのゼミナール等多彩なプログラムを受けることで、次世代の音楽家のキャリアを意識して活動している。
- 東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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© Atsushi Yokota
1960年(昭和35年)5月、立正佼成会所属の「佼成吹奏楽団」として発足、その後1973年に「東京佼成ウインドオーケストラ」へ改称した日本が世界に誇るプロ吹奏楽団。吹奏楽オリジナル作品、クラシック編曲作品やポップス、ポピュラーまで幅広いレパートリーの演奏を通し高い音楽芸術性を創出し、多くの人が楽しめる管楽合奏を展開、各地のコンサートで好評を博している。また多くのレコーディング、テレビ・ラジオの出演し、吹奏楽文化の向上・普及・発展に尽力している。2014年1月より大井剛史が正指揮者、トーマス・ザンデルリンクが首席客演指揮者、藤野浩一がミュージック・アドバイザーに就任。
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主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:上野学園大学(キャリアアップゼミコーディネート)
東京佼成ウインドオーケストラ(演奏活動支援及びレッスン)助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会