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NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇

NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇

昨年まで4年間にわたり、人気を博したシンフォニック・ジャズのコンサート「N響JAZZ at 芸劇」。
今年から装いも新たに「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」として、「新しいシンフォニック・ジャズ」をお届けする。
シンフォニック・ジャズの定番曲、「ラプソディ・イン・ブルー」が初演されてから95年。その後も様々なシンフォニック・ジャズが作られてきたが、コンサートで紹介される機会は非常に少ない。そこで「ガーシュウィンやバーンスタイン以降の優れた作品を採り上げ、さらに新作も発表するコンサート」として企画されたのが「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」である。

コンサート全体の構成を考えプロデュースするのは、ニューヨークを拠点にワールドワイドに活躍するジャズ作・編曲家の挾間美帆。ジャズ界で最も権威のある米・ダウンビート誌が特集した"未来を担う25人のジャズアーティスト"において、アジア人で唯一選出されたジャズ界の逸材だ。タクトを握るのはアメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団でアソシエイト・コンダクターを務める原田慶太楼。近年、日本でも多くのオーケストラに客演、進境著しい活躍をみせている。今回の公演では、第一部でシンフォニック・ジャズの偉大な先達ガーシュウィンとバーンスタインの作品、さらにそのふたり以降の重要人物クラウス・オガーマンとヴィンス・メンドーサの作品を採り上げる。
そしてこのコンサートに華を添えるのが、昨年ECMからアルバムをリリースしたイスラエル出身でニューヨーク在住の奇才ジャズ・ピアニスト、シャイ・マエストロ。コンサートの第二部は彼をフィーチャーし、自作曲(挾間美帆の編曲によるオーケストラ版)と、東京芸術劇場が委嘱した挾間美帆の新作ピアノ協奏曲でソリストを務める(世界初演)。アメリカを拠点に活躍する3人のアーティスト(3人とも30代前半!)が、新たなるシンフォニック・ジャズ「NEO-SYMPHONIC JAZZ」を、高らかに奏でてくれることだろう。

日程
2019年08月30日(金) 19:00 開演(ロビー開場18:00)
※18:40から挾間美帆によるプレトークを開催
会場
コンサートホール
曲目

ジョージ・ガーシュウィン/『ガール・クレージー』序曲

クラウス・オガーマン/『シンフォニック・ダンス』から第1楽章、第3楽章

ヴィンス・メンドーサ/インプロンプチュ

レナード・バーンスタイン/『オン・ザ・タウン』から「3つのダンス・エピソード」

シャイ・マエストロ(挾間美帆編曲)/ザ・フォーガットン・ヴィレッジ* 

シャイ・マエストロ(挾間美帆編曲)/ザ・ストーン・スキッパー* 

挾間美帆/ピアノ協奏曲第1番*(東京芸術劇場委嘱作品・世界初演)

構成・作編曲
挾間美帆
出演
指揮:原田慶太楼
ピアノ:シャイ・マエストロ*
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
挾間 美帆(構成・作編曲) Miho Hazama
挾間 美帆

© Hiroyuki Seo

国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。これまでに山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、 鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供する。2017年、シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任。New York Jazzharmonic (アメリカ)、Metropole Orkest (オランダ)、Danish Radio Big Band (デンマーク)、WDR Big Band(ドイツ)等からの招聘を受け、作編曲家としてだけでなくディレクターとしても国内外を問わず幅広く活動している。
2012年にジャズ作曲家としてメジャーデビュー。これまでに自身のジャズ室内楽団「m_unit」で3枚のアルバムをリリースし、2013年、ジャズジャパン誌年間アルバム大賞(新人賞)受賞、2016年には米ダウンビート誌”未来を担う25人のジャズアーティスト”にアジア人でただ1人選出されるなど高い評価を得る。
2011年、ASCAP ヤングジャズコンポーザーアワード受賞。2011年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。2014年、第24回出光音楽賞を受賞。2017年、シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任。

原田 慶太楼(指揮) Keitaro Harada, Conductor
原田 慶太楼

© Claudia Hershner

現在、アメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団とシンシナティ・ポップス・オーケストラのアソシエイト・コンダクターという重要なポジションに就いている。
2010年タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、2013年ブルーノ・ワルター指揮者プレビュー賞、2014・2015・2016年米国ショルティ財団キャリア支援賞を連続受賞。
1985年東京生まれ。17歳で単身渡米。インターラーケン芸術高校音楽科において、フレデリック・フェネルに師事。指揮法をロシアのサンクトペテルブルクで学び、2006年21歳のときにモスクワ交響楽団を指揮してデビュー。2011年ノースカロライナ・オペラにおいてオペラ・デビュー。2014年には日本デビューを飾った。2016年7月と2018年7月にはパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)オープニングコンサートに出演。2017年11月には、ブルガリア国立歌劇場において新演出『カルメン』を指揮、4公演完売となり大成功を収めた。翌年10月には同歌劇場と日本ツアーを実施、各地で高評価を得た。
これまでに、ロバート・スパノ、マイケル・ティルソン・トーマス、オリバー・ナッセン、ヘルベルト・ブロムシュテット、ステファン・アズベリーなどに師事。 現在、アメリカと日本を中心に、オーケストラ、オペラ、バレエ公演等で活躍中。
http://kharada.com/

シャイ・マエストロ(ピアノ) Shai Maestro, Piano
シャイ・マエストロ

© Gabriel Baharlia

昨年、マンフレート・アイヒャーのプロデュースによるECMからの第一弾アルバム『ドリーム・シーフ』をリリースしたシャイ・マエストロ(1987年イスラエル生まれ)は、同世代で最も才能があるジャズ・ピアニストである。5歳でクラシック・ピアノを始め、8歳の時にオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに開眼、テルマ・イェリン国立芸術高等学校でジャズとクラシックを学び、その後ボストンのバークリー音楽大学へ入学した。
2006年、19歳で世界的なベース奏者アヴィシャイ・コーエンのトリオに抜擢され、ブルーノートへの2作品を含む4作品のアルバム録音に参加。2010年に自身のユニットを結成し、2011年春、トリオのデビュー・アルバム「シャイ・マエストロ・トリオ」をフランスのLaborieからリリースした。また並行してテオ・ブレックマンとのコラボレーション、マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット等でも才能を発揮してきた。現代ミュージック・シーンでひときわ輝きを放つイスラエル・ジャズの中心に立つひとりである。
現在は拠点とするNYで業界やメディアから絶大な評価を受けながら、ジャズ・クラブや音楽ホールで著名ジャズ・アーティストとの共演を行う他、クラシック音楽のリサイタルも開くなど積極的な音楽活動を展開している。

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
東京フィルハーモニー交響楽団

© 上野隆文

1911年創立。日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約130名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティコンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「平日の午後のコンサート」「休日の午後のコンサート」等の自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏、各地学校等での訪問コンサート等により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い評価と注目を得ている。
1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

インフォメーション

日程

2019年08月30日(金) 19:00 開演(ロビー開場18:00)
※18:40から挾間美帆によるプレトークを開催

会場

コンサートホール

曲目

ジョージ・ガーシュウィン/『ガール・クレージー』序曲

クラウス・オガーマン/『シンフォニック・ダンス』から第1楽章、第3楽章

ヴィンス・メンドーサ/インプロンプチュ

レナード・バーンスタイン/『オン・ザ・タウン』から「3つのダンス・エピソード」

シャイ・マエストロ(挾間美帆編曲)/ザ・フォーガットン・ヴィレッジ* 

シャイ・マエストロ(挾間美帆編曲)/ザ・ストーン・スキッパー* 

挾間美帆/ピアノ協奏曲第1番*(東京芸術劇場委嘱作品・世界初演)

構成・作編曲

挾間美帆

出演

指揮:原田慶太楼
ピアノ:シャイ・マエストロ*
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

挾間 美帆(構成・作編曲) Miho Hazama
挾間 美帆

© Hiroyuki Seo

国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。これまでに山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、 鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供する。2017年、シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任。New York Jazzharmonic (アメリカ)、Metropole Orkest (オランダ)、Danish Radio Big Band (デンマーク)、WDR Big Band(ドイツ)等からの招聘を受け、作編曲家としてだけでなくディレクターとしても国内外を問わず幅広く活動している。
2012年にジャズ作曲家としてメジャーデビュー。これまでに自身のジャズ室内楽団「m_unit」で3枚のアルバムをリリースし、2013年、ジャズジャパン誌年間アルバム大賞(新人賞)受賞、2016年には米ダウンビート誌”未来を担う25人のジャズアーティスト”にアジア人でただ1人選出されるなど高い評価を得る。
2011年、ASCAP ヤングジャズコンポーザーアワード受賞。2011年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。2014年、第24回出光音楽賞を受賞。2017年、シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任。

原田 慶太楼(指揮) Keitaro Harada, Conductor
原田 慶太楼

© Claudia Hershner

現在、アメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団とシンシナティ・ポップス・オーケストラのアソシエイト・コンダクターという重要なポジションに就いている。
2010年タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、2013年ブルーノ・ワルター指揮者プレビュー賞、2014・2015・2016年米国ショルティ財団キャリア支援賞を連続受賞。
1985年東京生まれ。17歳で単身渡米。インターラーケン芸術高校音楽科において、フレデリック・フェネルに師事。指揮法をロシアのサンクトペテルブルクで学び、2006年21歳のときにモスクワ交響楽団を指揮してデビュー。2011年ノースカロライナ・オペラにおいてオペラ・デビュー。2014年には日本デビューを飾った。2016年7月と2018年7月にはパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)オープニングコンサートに出演。2017年11月には、ブルガリア国立歌劇場において新演出『カルメン』を指揮、4公演完売となり大成功を収めた。翌年10月には同歌劇場と日本ツアーを実施、各地で高評価を得た。
これまでに、ロバート・スパノ、マイケル・ティルソン・トーマス、オリバー・ナッセン、ヘルベルト・ブロムシュテット、ステファン・アズベリーなどに師事。 現在、アメリカと日本を中心に、オーケストラ、オペラ、バレエ公演等で活躍中。
http://kharada.com/

シャイ・マエストロ(ピアノ) Shai Maestro, Piano
シャイ・マエストロ

© Gabriel Baharlia

昨年、マンフレート・アイヒャーのプロデュースによるECMからの第一弾アルバム『ドリーム・シーフ』をリリースしたシャイ・マエストロ(1987年イスラエル生まれ)は、同世代で最も才能があるジャズ・ピアニストである。5歳でクラシック・ピアノを始め、8歳の時にオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに開眼、テルマ・イェリン国立芸術高等学校でジャズとクラシックを学び、その後ボストンのバークリー音楽大学へ入学した。
2006年、19歳で世界的なベース奏者アヴィシャイ・コーエンのトリオに抜擢され、ブルーノートへの2作品を含む4作品のアルバム録音に参加。2010年に自身のユニットを結成し、2011年春、トリオのデビュー・アルバム「シャイ・マエストロ・トリオ」をフランスのLaborieからリリースした。また並行してテオ・ブレックマンとのコラボレーション、マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット等でも才能を発揮してきた。現代ミュージック・シーンでひときわ輝きを放つイスラエル・ジャズの中心に立つひとりである。
現在は拠点とするNYで業界やメディアから絶大な評価を受けながら、ジャズ・クラブや音楽ホールで著名ジャズ・アーティストとの共演を行う他、クラシック音楽のリサイタルも開くなど積極的な音楽活動を展開している。

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
東京フィルハーモニー交響楽団

© 上野隆文

1911年創立。日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約130名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティコンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「平日の午後のコンサート」「休日の午後のコンサート」等の自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏、各地学校等での訪問コンサート等により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い評価と注目を得ている。
1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

協賛:三菱地所株式会社

後援:イスラエル大使館

制作協力:ジャムライス

チラシ

チラシ

〔pdf:2.22MB〕

<芸劇ch>

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