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東京芸術劇場×立教大学 連携講座

池袋学

池袋学

日程
春季 2015年5月23日(土)、5月26日(火)、7月4日(土)
夏季 2015年9月12日(土)
秋季 2015年10月10日(土)、10月24日(土)、10月31日(土)
会場

東京芸術劇場
シンフォニースペース(5F):5月26日(火)
リハーサルルームL(地下2F):7月4日(土)

立教大学
太刀川記念館3階ホール:
5月23日(土)、10月10日(土)、10月24日(土)、10月31日(土)

11号館地下1階AB01教室:
9月12日(土)
※(9月12日(土)の回は、お申込者多数の為、会場を太刀川記念館3階ホールより変更いたしました。 8/5)

スケジュール
【春季】
「池袋モンパルナスの原風景~野見山暁治氏に聴く~」

日時:2015年5月23日(土) 14時~16時
講師:野見山暁治(画家、2014年文化勲章受章)
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール
共催:新池袋モンパルナスまちかど回遊美術館  

1939(昭和14)年9月、東京美術学校(現・東京芸大)の学生だった青年・野見山曉治氏は、青山から池袋のアトリエ村・さくらが丘第2パルテノンに引っ越してきます。その後、1943(昭和18)年11月に入隊するまでの4年間をこの地で過ごします。今回は、野見山氏に当時の池袋の様子や、画家たちとの出会い、彼らを育んだものについてお話を伺います。聴き手は、10年前に「まちかど回遊美術館」を提唱したひとりの押見輝男氏です。池袋モンパルナスを、社会心理学の領域より<間(あわい)>の視点から迫ります。

「トキワ荘と池袋のマンガ文化」

日時:2015年5月26日(火) 19時~21時
講師:山田夏樹(法政大学 文学部助教 立教大学 兼任講師)
会場:東京芸術劇場 5F シンフォニースペース

1950年代の豊島区は椎名町(現・南長崎)。池袋にほど近いこの地に、若きマンガ家たちが住むアパートがありました。手塚治虫、寺田ヒロオ、藤子不二雄○A、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、つのだじろう、水野英子……この「トキワ荘」に集まったキラ星のごとき才能たちが、それまで単なる娯楽の一つであった「漫画」を“文化”とまで評価される世界の「マンガ」へと育て上げました。著書『ロボットと<日本>』にてトキワ荘のマンガ家の作品を取り上げ、身体感覚の変容を読み解く山田夏樹氏が、現在から見たトキワ荘と池袋のマンガ文化について語ります。

「セゾン美術館の日常-前衛の拠点として」

日時:2015年7月4日(土) 14時~16時
講師:新見隆(武蔵野美術大学芸術文化学科教授 大分県立美術館館長)
会場:東京芸術劇場 地下2F リハーサルルームL
  (※ギャラリー2より会場が変更になりました)

1990年代から、新しい、池袋という町の活気とにぎわいと、先端の文化をつなぐ、前衛の拠点として活動したセゾン美術館の日常の日日を、当時、まだ駆け出しキュレーターとして東奔西走しながらも、「日本の眼と空間」、「バウハウス1919−1933」、「イサム・ノグチと北大路魯山人」、「柳宗理のデザイン」など数々の刺激的な展覧会を企画してきた新見隆氏が、展覧会企画にかかわった学芸員の視点から、振り返ります。

【夏季】
「戦後池袋の検証~ヤミ市から自由文化都市へ~」

日時:2015年9月12日(土) 14時~16時
パネリスト:川本三郎(文芸評論家)、吉見俊哉(東京大学教授)、
マイク・モラスキー(早稲田大学教授)、司会:石川 巧(立教大学教授)
会場:立教大学 11号館地下1階AB01教室
※(お申込者多数の為、太刀川記念館3階ホールより会場が変更になりました。8/5)
共催:「池袋=自由文化都市プロジェクト」 

戦後の池袋は、ヤミ市とよばれるマーケットを中心に都市の活力を蓄えました。食料や物資を求めて多くの人々が集い、そこにさまざまな交流が生まれました。欲望にまみれたヤミ市の世界は、混沌であると同時に新たな活力の源泉でもあったのです。また、日本が敗戦からの復興を遂げたのちにも池袋の街にはヤミ市が残り、自由で柔軟な都市文化の基点となりました。今回のシンポジウムでは、戦後70年という地点から池袋の歴史と魅力に迫り、〝自由文化都市〟としての未来を考えます。

【秋季】
「多様な文化をうみだす都市・池袋――都市研究の観点から考える」

日時:2015年10月10日(土) 14時~16時
講師:三田知実(立教大学社会学部現代文化学科助教)
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール

多様な文化をうみだす都市・池袋。北口には、移民の方々が料理店や食材店を経営しており、チャイナタウンが形成されています。近年では東口に、アニメ系若者サブカルチャーの拠点も登場しており、多様な文化を生みだす都市として池袋が成長を続けています。今回の池袋学では「多様な文化都市・池袋がなぜ生まれたのか?」「池袋の近未来は、どうなるのか?」という2つの問いを都市研究の観点から明らかにします。

「女性が暮らしやすいまちづくり―消滅可能性都市から持続発展都市へ―」

日時:2015年10月24日(土) 14時~16時
講師:萩原なつ子(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール

日本創生会議から23区で唯一「消滅可能性都市」とされた豊島区。要因は20~39歳の女性の転入が大幅に減るという予測にあった。区は消滅阻止に向けて女性たちの意見やニーズを区政に反映し,“女性が暮らしやすいまちづくり”に向けて「としまF1会議」を設置、その提言を取り入れた平成27年度予算案を発表した。本講義では「としまF1会議」から政策提言までのプロセスを通して、女性が暮らしやすいまちづくりの意味について考えると共に、市民協働のまちづくりの可能性を探る。

「リアル池袋論―国際都市としての池袋―」

日時:2015年10月31日(土) 14時~16時
講師:鈴木庸介/立教大学兼任講師、(株)TOKYOSTAY代表、元NHK池袋担当記者
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール

池袋にいる外国人の多様化が加速しています。外国人向け宿泊施設や飲食店の急増、池袋駅から徒歩圏内に移転したフランス国立の小中高等学校、さらには女性向けオタク文化の聖地として世界的な認知度の高まりなど、「アジア系中心」から多様な人々の集う国際都市へと、池袋は大きな転換期を迎えています。彼らは池袋に何を求め、何を思い、池袋をどう変えてゆくのか、最前線の現場にビジネスと学問、二つの視点で迫ります。

日程

春季 2015年5月23日(土)、5月26日(火)、7月4日(土)
夏季 2015年9月12日(土)
秋季 2015年10月10日(土)、10月24日(土)、10月31日(土)

会場

東京芸術劇場
シンフォニースペース(5F):5月26日(火)
リハーサルルームL(地下2F):7月4日(土)

立教大学
太刀川記念館3階ホール:
5月23日(土)、10月10日(土)、10月24日(土)、10月31日(土)

11号館地下1階AB01教室:
9月12日(土)
※(9月12日(土)の回は、お申込者多数の為、会場を太刀川記念館3階ホールより変更いたしました。 8/5)

スケジュール

【春季】
「池袋モンパルナスの原風景~野見山暁治氏に聴く~」

日時:2015年5月23日(土) 14時~16時
講師:野見山暁治(画家、2014年文化勲章受章)
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール
共催:新池袋モンパルナスまちかど回遊美術館  

1939(昭和14)年9月、東京美術学校(現・東京芸大)の学生だった青年・野見山曉治氏は、青山から池袋のアトリエ村・さくらが丘第2パルテノンに引っ越してきます。その後、1943(昭和18)年11月に入隊するまでの4年間をこの地で過ごします。今回は、野見山氏に当時の池袋の様子や、画家たちとの出会い、彼らを育んだものについてお話を伺います。聴き手は、10年前に「まちかど回遊美術館」を提唱したひとりの押見輝男氏です。池袋モンパルナスを、社会心理学の領域より<間(あわい)>の視点から迫ります。

「トキワ荘と池袋のマンガ文化」

日時:2015年5月26日(火) 19時~21時
講師:山田夏樹(法政大学 文学部助教 立教大学 兼任講師)
会場:東京芸術劇場 5F シンフォニースペース

1950年代の豊島区は椎名町(現・南長崎)。池袋にほど近いこの地に、若きマンガ家たちが住むアパートがありました。手塚治虫、寺田ヒロオ、藤子不二雄○A、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、つのだじろう、水野英子……この「トキワ荘」に集まったキラ星のごとき才能たちが、それまで単なる娯楽の一つであった「漫画」を“文化”とまで評価される世界の「マンガ」へと育て上げました。著書『ロボットと<日本>』にてトキワ荘のマンガ家の作品を取り上げ、身体感覚の変容を読み解く山田夏樹氏が、現在から見たトキワ荘と池袋のマンガ文化について語ります。

「セゾン美術館の日常-前衛の拠点として」

日時:2015年7月4日(土) 14時~16時
講師:新見隆(武蔵野美術大学芸術文化学科教授 大分県立美術館館長)
会場:東京芸術劇場 地下2F リハーサルルームL
  (※ギャラリー2より会場が変更になりました)

1990年代から、新しい、池袋という町の活気とにぎわいと、先端の文化をつなぐ、前衛の拠点として活動したセゾン美術館の日常の日日を、当時、まだ駆け出しキュレーターとして東奔西走しながらも、「日本の眼と空間」、「バウハウス1919−1933」、「イサム・ノグチと北大路魯山人」、「柳宗理のデザイン」など数々の刺激的な展覧会を企画してきた新見隆氏が、展覧会企画にかかわった学芸員の視点から、振り返ります。

【夏季】
「戦後池袋の検証~ヤミ市から自由文化都市へ~」

日時:2015年9月12日(土) 14時~16時
パネリスト:川本三郎(文芸評論家)、吉見俊哉(東京大学教授)、
マイク・モラスキー(早稲田大学教授)、司会:石川 巧(立教大学教授)
会場:立教大学 11号館地下1階AB01教室
※(お申込者多数の為、太刀川記念館3階ホールより会場が変更になりました。8/5)
共催:「池袋=自由文化都市プロジェクト」 

戦後の池袋は、ヤミ市とよばれるマーケットを中心に都市の活力を蓄えました。食料や物資を求めて多くの人々が集い、そこにさまざまな交流が生まれました。欲望にまみれたヤミ市の世界は、混沌であると同時に新たな活力の源泉でもあったのです。また、日本が敗戦からの復興を遂げたのちにも池袋の街にはヤミ市が残り、自由で柔軟な都市文化の基点となりました。今回のシンポジウムでは、戦後70年という地点から池袋の歴史と魅力に迫り、〝自由文化都市〟としての未来を考えます。

【秋季】
「多様な文化をうみだす都市・池袋――都市研究の観点から考える」

日時:2015年10月10日(土) 14時~16時
講師:三田知実(立教大学社会学部現代文化学科助教)
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール

多様な文化をうみだす都市・池袋。北口には、移民の方々が料理店や食材店を経営しており、チャイナタウンが形成されています。近年では東口に、アニメ系若者サブカルチャーの拠点も登場しており、多様な文化を生みだす都市として池袋が成長を続けています。今回の池袋学では「多様な文化都市・池袋がなぜ生まれたのか?」「池袋の近未来は、どうなるのか?」という2つの問いを都市研究の観点から明らかにします。

「女性が暮らしやすいまちづくり―消滅可能性都市から持続発展都市へ―」

日時:2015年10月24日(土) 14時~16時
講師:萩原なつ子(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール

日本創生会議から23区で唯一「消滅可能性都市」とされた豊島区。要因は20~39歳の女性の転入が大幅に減るという予測にあった。区は消滅阻止に向けて女性たちの意見やニーズを区政に反映し,“女性が暮らしやすいまちづくり”に向けて「としまF1会議」を設置、その提言を取り入れた平成27年度予算案を発表した。本講義では「としまF1会議」から政策提言までのプロセスを通して、女性が暮らしやすいまちづくりの意味について考えると共に、市民協働のまちづくりの可能性を探る。

「リアル池袋論―国際都市としての池袋―」

日時:2015年10月31日(土) 14時~16時
講師:鈴木庸介/立教大学兼任講師、(株)TOKYOSTAY代表、元NHK池袋担当記者
会場:立教大学 太刀川記念館3階ホール

池袋にいる外国人の多様化が加速しています。外国人向け宿泊施設や飲食店の急増、池袋駅から徒歩圏内に移転したフランス国立の小中高等学校、さらには女性向けオタク文化の聖地として世界的な認知度の高まりなど、「アジア系中心」から多様な人々の集う国際都市へと、池袋は大きな転換期を迎えています。彼らは池袋に何を求め、何を思い、池袋をどう変えてゆくのか、最前線の現場にビジネスと学問、二つの視点で迫ります。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)/立教大学
後援:豊島区
協力:NPO法人ゼファー池袋まちづくり/立教大学ESD研究所/
   トキワ荘通り協働プロジェクト

助成:文化庁ロゴマーク平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

チラシ

チラシ

〔pdf:2.9MB〕

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