「ダンス的演劇(テアタータンツ)」にて独自の舞台を提示して来た冨士山アネットにより2013年演劇に特化したユニット冨士山アネット/Manos.(マノス)が本格始動。初単独本公演として放つ本作はドイツ現代作家マリウス・フォン・マイエンブルクによる[醜い男]。 2007年ベルリン・シャウビューネにて初演後、世界30カ国以上で上演された傑作戯曲に挑みます。
ブラックユーモアにまみれた現代の鏡の様な本作に、見えない「美」を映し出します。
[あらすじ]
−「美」とは何か?
エンジニアのレッテはその外見の醜さゆえに、自らが開発した新製品を学会で発表する晴れの舞台から降ろされてしまう。本人の無自覚さとは裏腹に、その醜さは妻にも目を逸らされる程おぞましいものだった。
初めて自分の顔の醜さを知ったレッテは、美容整形を受ける。其処で得た顔は、「尋常でない成功例」。完璧な顔によりその後彼の人生は劇的に変わって行くが・・・。
- 日程
- 2014年09月05日 (金) ~2014年09月16日 (火)
- ステージ数
- 14
- 会場
- アトリエイースト
- 原作
- マリウス・フォン・マイエンブルク
- 翻訳
-
林立騎
- 構成/演出/振付
- 長谷川寧
- 出演
-
板倉チヒロ
(クロムモリブデン)
中林舞
大原研二
(DULL-COLORED POP)
福原冠
- プロフィール
-
- 冨士山アネット FujiyamaAnnette
-
作・演出・振付の長谷川寧を中心に結成。類稀な空間演出と創造的なヴィジュアルにて、独自の空間に光と闇を用いた創造的なヴィジュアルを描き出す。近年はテキストから身体を起こす「ダンス的演劇(テアタータンツ)」にて独自に活動。2012年より演劇に特化した冨士山アネット/Manos.(マノス)にて様々な戯曲や文学を手掛ける。
世田谷パブリックシアター、BankART1929、川崎市アートセンター、アジア舞台芸術祭、東京芸術劇場、大阪市立芸術創造館、伊丹アイホール、アトリエ劇研舞台芸術祭他多数入選及び参加。Tanzhaus Zurichでの映像作品提供、Esplanade(シンガポール)での招聘公演、Daehangno Arts Theatre Main Hall(韓国)での国際共同制作(Seoul Performing Arts Festival2012参加)等、国内外で精力的に活動中。
- マリウス・フォン・マイエンブルク Marius von Mayenburg
- 1972年ミュンヘン生まれ。ベルリンの壁崩壊後の92年にベルリンに移り、ベルリン芸術大学で劇作を学ぶ。在学中に執筆した[火の顔](1997)が脚光を浴び、99年よりベルリン・シャウビューネにドラマトゥルク・座付き作家として在籍。以降[パラサイトたち](2000)、[エルドラド](2004)、[醜い男](2007)、[殉教者](2012)等の戯曲を発表。サラ・ケイン[渇望]、シェイクスピア[マクベス][ハムレット][オセロ―]等の翻訳も行い、ドラマトゥルクとして上演に携わる側ら、近年自らの戯曲や翻訳の演出を手掛けることも増えている。戯曲は30ヵ国語以上に翻訳、国内外で多数上演され、現在のドイツ演劇を代表する演劇人の一人である。日本では新野守広訳[火の顔](論創社, 2005)が出版、リーディング公演も含め[火の顔][醜い男][エルドラド]が上演されている。
- 長谷川寧 Ney Hasegawa
-
© Hideki Namai
2003年、冨士山アネット結成。作・演出・振付・出演を担当。 冨士山アネットでは言葉を削ぎ落とし、身体性を強く意識した「ダンス的演劇(タンツテアター)」という独自の手法にて演出を行い、類い稀な空間演出と共に独自の空間を描き出す。 自らの公演の他にも外部演出/振付/出演等多数。2012年より演劇に特化した企画冨士山アネット/Manos.(マノス)を立上げる他、 2014年マイム俳優・いいむろなおきとのユニットArCairo(アルカイロ)にて活動を始動。 近年では2009年シンガポール招聘公演、2011年韓国レジデンス制作、2012-13年日韓国際共同製作等の海外活動をはじめ、 bonobos、フジファブリック、カサリンチュ、the chef cooks me等のミュージックビデオ振付他、国内外ジャンル問わず活動中。
インフォメーション
-
福岡公演
9/22(月) -23(火・祝)
at ぽんプラザホール京都公演
9/26(金) -28(日)
at アトリエ劇研
日程
ステージ数
会場
原作
翻訳
構成/演出/振付
出演
板倉チヒロ
(クロムモリブデン)
中林舞
大原研二
(DULL-COLORED POP)
福原冠
プロフィール
- 冨士山アネット FujiyamaAnnette
-
作・演出・振付の長谷川寧を中心に結成。類稀な空間演出と創造的なヴィジュアルにて、独自の空間に光と闇を用いた創造的なヴィジュアルを描き出す。近年はテキストから身体を起こす「ダンス的演劇(テアタータンツ)」にて独自に活動。2012年より演劇に特化した冨士山アネット/Manos.(マノス)にて様々な戯曲や文学を手掛ける。
世田谷パブリックシアター、BankART1929、川崎市アートセンター、アジア舞台芸術祭、東京芸術劇場、大阪市立芸術創造館、伊丹アイホール、アトリエ劇研舞台芸術祭他多数入選及び参加。Tanzhaus Zurichでの映像作品提供、Esplanade(シンガポール)での招聘公演、Daehangno Arts Theatre Main Hall(韓国)での国際共同制作(Seoul Performing Arts Festival2012参加)等、国内外で精力的に活動中。
- マリウス・フォン・マイエンブルク Marius von Mayenburg
- 1972年ミュンヘン生まれ。ベルリンの壁崩壊後の92年にベルリンに移り、ベルリン芸術大学で劇作を学ぶ。在学中に執筆した[火の顔](1997)が脚光を浴び、99年よりベルリン・シャウビューネにドラマトゥルク・座付き作家として在籍。以降[パラサイトたち](2000)、[エルドラド](2004)、[醜い男](2007)、[殉教者](2012)等の戯曲を発表。サラ・ケイン[渇望]、シェイクスピア[マクベス][ハムレット][オセロ―]等の翻訳も行い、ドラマトゥルクとして上演に携わる側ら、近年自らの戯曲や翻訳の演出を手掛けることも増えている。戯曲は30ヵ国語以上に翻訳、国内外で多数上演され、現在のドイツ演劇を代表する演劇人の一人である。日本では新野守広訳[火の顔](論創社, 2005)が出版、リーディング公演も含め[火の顔][醜い男][エルドラド]が上演されている。
- 長谷川寧 Ney Hasegawa
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© Hideki Namai
2003年、冨士山アネット結成。作・演出・振付・出演を担当。 冨士山アネットでは言葉を削ぎ落とし、身体性を強く意識した「ダンス的演劇(タンツテアター)」という独自の手法にて演出を行い、類い稀な空間演出と共に独自の空間を描き出す。 自らの公演の他にも外部演出/振付/出演等多数。2012年より演劇に特化した企画冨士山アネット/Manos.(マノス)を立上げる他、 2014年マイム俳優・いいむろなおきとのユニットArCairo(アルカイロ)にて活動を始動。 近年では2009年シンガポール招聘公演、2011年韓国レジデンス制作、2012-13年日韓国際共同製作等の海外活動をはじめ、 bonobos、フジファブリック、カサリンチュ、the chef cooks me等のミュージックビデオ振付他、国内外ジャンル問わず活動中。
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主催:冨士山アネット
提携:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成:芸術文化振興基金