東京芸術劇場

検索
HOME > 過去の公演 > 東京芸術劇場 社会共生セミナー [2022年度] > 東京芸術劇場 社会共生セミナー 第7回

東京芸術劇場 社会共生セミナー 第7回
A&I (Accessible & Inclusive Theatre) セミナー
第7回 社会と上演のクロスポイント 個と個が織りなすパフォーマンスの事例から

日程
2023年02月21日(火) 18:30-20:30
会場
オンライン Zoom開催
内容
路上生活者たちとダンスを主とした肉体表現を行う「ソケリッサ」と、知的障害のある人たちと音楽家たちとが即興演奏を楽しむ「音遊びの会」。
どちらも、従来の舞台芸術作品と性質を異にするユニークなパフォーマンスで、観る者に、芸術性とともに社会的意義を感じさせます。それは、「個」が生かされ発揮されながらも、集団としての表現が立ち上がって、芸術的価値と社会的価値がナチュラルに融合されている舞台とも言えます。
こうした公演は、どのような問題意識に基づいて生まれ、どこに意味を置いてきたのでしょうか。発表を通じて、社会に何を提示し、何を問おうとしてきたのでしょうか。
二つの活動の主宰者と、モデレーターに文化活動家のアサダワタル氏を迎え、それぞれの考え方や活動の経緯を基盤に、彼らのパフォーマンスが持つ可能性について、俯瞰的な視野から共に考えます。
プレゼンテーション
アオキ 裕キ

© 河原剛

ダンサー・振付家、兵庫県出身。ジャズダンス、コンテンポラリーダンス、舞踏など、踊りの可能性と今あるべき真価を追求。2005年より任意団体アオキカク主宰。

新人 H ソケリッサ!
振付家アオキ裕キが「生きることに日々向き合う身体」を求め、2005年より路上生活経験を持つ参加者を集めるダンスグループ。2007年に初公演。2021~2022年「路上の身体祭典 H!」横浜/東京路上ダンスツアー。2016年、コニカミノルタソーシャルデザインアワード・グランプリ受賞。2020年、ドキュメンタリー映画「ダンシングホームレス」公開。
飯山 ゆい

1981年生まれ。神戸大学大学院で音楽療法や現代音楽、現代美術を学ぶなか、音遊びの会に参加。発足から運営を担い、2017年より音遊びの会代表。

音遊びの会
2005年に結成した、知的な障害のある人たちを含むアーティスト大集団。神戸をベースに、月二回の継続したワークショップを行う。関西のほか、北海道、東京、水戸、島根、山口、宮崎、イギリスなど遠征公演多数。予定調和を許さないその音楽性は、見る者を釘付けにする。2021年、大友良英プロデュースによるアルバム『OTO』リリース。2022年、ドキュメンタリー映画「音の行方」公開。
モデレーション
アサダ ワタル

© 加藤甫

アーティスト、文筆家、近畿大学文芸学部教員。1979年生まれ。「これまでにない他者との不思議なつながりかた」をテーマに、様々な生活現場に出向き、アートプロジェクトの企画演出、作曲演奏、執筆活動を行う。著書に『住み開き増補版』(筑摩書房)、『想起の音楽』(水曜社)など。2013年にドラムを担当するサウンドプロジェクト「SjQ++」でアルス・エレクトロニカ準グランプリ受賞(サウンドアート部門)、2022年、CD作品『福島ソングスケイプ』グッドデザイン賞受賞。東京芸術劇場では社会共生企画委員を務める。

対象
社会包摂の舞台芸術活動にかかわる人・関心を持つ人

インフォメーション

日程

2023年02月21日(火) 18:30-20:30

会場

オンライン Zoom開催

内容

路上生活者たちとダンスを主とした肉体表現を行う「ソケリッサ」と、知的障害のある人たちと音楽家たちとが即興演奏を楽しむ「音遊びの会」。
どちらも、従来の舞台芸術作品と性質を異にするユニークなパフォーマンスで、観る者に、芸術性とともに社会的意義を感じさせます。それは、「個」が生かされ発揮されながらも、集団としての表現が立ち上がって、芸術的価値と社会的価値がナチュラルに融合されている舞台とも言えます。
こうした公演は、どのような問題意識に基づいて生まれ、どこに意味を置いてきたのでしょうか。発表を通じて、社会に何を提示し、何を問おうとしてきたのでしょうか。
二つの活動の主宰者と、モデレーターに文化活動家のアサダワタル氏を迎え、それぞれの考え方や活動の経緯を基盤に、彼らのパフォーマンスが持つ可能性について、俯瞰的な視野から共に考えます。

プレゼンテーション

アオキ 裕キ

© 河原剛

ダンサー・振付家、兵庫県出身。ジャズダンス、コンテンポラリーダンス、舞踏など、踊りの可能性と今あるべき真価を追求。2005年より任意団体アオキカク主宰。

新人 H ソケリッサ!
振付家アオキ裕キが「生きることに日々向き合う身体」を求め、2005年より路上生活経験を持つ参加者を集めるダンスグループ。2007年に初公演。2021~2022年「路上の身体祭典 H!」横浜/東京路上ダンスツアー。2016年、コニカミノルタソーシャルデザインアワード・グランプリ受賞。2020年、ドキュメンタリー映画「ダンシングホームレス」公開。
飯山 ゆい

1981年生まれ。神戸大学大学院で音楽療法や現代音楽、現代美術を学ぶなか、音遊びの会に参加。発足から運営を担い、2017年より音遊びの会代表。

音遊びの会
2005年に結成した、知的な障害のある人たちを含むアーティスト大集団。神戸をベースに、月二回の継続したワークショップを行う。関西のほか、北海道、東京、水戸、島根、山口、宮崎、イギリスなど遠征公演多数。予定調和を許さないその音楽性は、見る者を釘付けにする。2021年、大友良英プロデュースによるアルバム『OTO』リリース。2022年、ドキュメンタリー映画「音の行方」公開。

モデレーション

アサダ ワタル

© 加藤甫

アーティスト、文筆家、近畿大学文芸学部教員。1979年生まれ。「これまでにない他者との不思議なつながりかた」をテーマに、様々な生活現場に出向き、アートプロジェクトの企画演出、作曲演奏、執筆活動を行う。著書に『住み開き増補版』(筑摩書房)、『想起の音楽』(水曜社)など。2013年にドラムを担当するサウンドプロジェクト「SjQ++」でアルス・エレクトロニカ準グランプリ受賞(サウンドアート部門)、2022年、CD作品『福島ソングスケイプ』グッドデザイン賞受賞。東京芸術劇場では社会共生企画委員を務める。

対象

社会包摂の舞台芸術活動にかかわる人・関心を持つ人

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場/東京都

助成:文化庁ロゴマーク

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会

ページトップへ