今年のクリスマスは、芸劇のパイプオルガンで!
美しい旋律に包まれた、特別な夜を。
東京芸術劇場のパイプオルガンは、時代や地域が異なる、
3つのタイプのオルガンが組み込まれています。
それぞれのオルガンの特徴を生かしたクリスマス・ソングは、
ヨーロッパ各地の教会で響く、温かなクリスマスの音を
そのまま届けてくれます。
なかなか聴く機会の少ない
サン=サーンスの「クリスマス・オラトリオ」では、
オルガンに、独唱・合唱・ハープ・管弦楽が加わり、
美しい旋律であふれます。
作曲者自身がオルガニストであったため、
作品の中心に程よくオルガンが加わり、会場全体を優しく包み込みます。
是非、大切な方と・・・
今年のクリスマスは、芸劇のパイプオルガンをお楽しみください。
- 日程
- 2015年12月16日(水) 19:00 開演(ロビー開場 18:00)
- 会場
- コンサートホール
- 曲目
-
D.ブクステフーデ/コラール「暁の星はいと美しきかな」 BuxWV223
J.S.バッハ/前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
A.ギルマン/ヘンデルの「頭を上げよ」による宗教的行進曲 Op.15,2
J.-J.ボーヴァルレ=シャルパンティエ/マニフィカト 第6旋法
M.グランジャニー/古典様式のアリア
C.サン=サーンス/クリスマス・オラトリオ Op.12
- 出演
-
指揮&カウンターテナー:青木洋也
オルガン:小林英之、新山恵理、平井靖子、川越聡子
ハープ:片岡詩乃
合唱:ソプラノ/清水梢、大田茉里、小林恵、傳田実咲
アルト/高橋幸恵、輿石まりあ、佐々木香菜子、松原千紘
テノール/豊原奏、及川豊、吉田宏
バス/加耒徹、杉山範雄、小池優介管弦楽:フィルハーモニーカンマーアンサンブル
- プロフィール
-
- 青木 洋也 (指揮&カウンターテナー) Hiroya Aoki, Conductor & Countertenor
-
© 篠原栄治
東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ傍ら、ボーイ・ソプラノとして東京少年少女合唱隊時代より活躍。 東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。宗教音楽を専門とし、J.S.バッハの《マタイ》、《ヨハネ》の両受難曲や、多数のカンタータ、オラトリオやカンタータの独唱をつとめるなど、現在も着実に国内外での活動の場を広げている。バッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして国内外の公演・録音に参加し、2011年ブレーメン音楽祭、2012年ライプツィヒ・バッハ音楽祭および2015年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンでの《マタイ受難曲》独唱で喝采を浴びている。2014年2月にリリースしたソロアルバム「イギリス・リュート歌曲」(Regulus)はレコード芸術誌において特選盤に選ばれている。近年は、合唱指揮者としても活躍している。
- 小林 英之 (オルガン) Hideyuki Kobayashi, Organ
-
© Nishikawa
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了。ドイツ、フランクフルト音楽大学卒業。各地での独奏会のほか、アンサンブルへの参加も多い。オーケストラでオルガン・パートを担当し、神奈川フィル、アンサンブル金沢、東京シティフィル、N響、新日フィル、東京都響の定期演奏会には、ソリストとして出演。また、東京芸術劇場をはじめ各地のホールでオルガン関連事業の企画を担当するほか、中学生、高校生あるいは一般愛好家を対象としたオルガンに関する啓発活動も積極的に行っている。
現在、上野学園大学教授。東京芸術劇場オルガニスト。
http://japansclassic.com/artists/f015/hideyuki_kobayashi.html
- 新山 恵理 (オルガン) Eri Niiyama, Organ
-
東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院修了。フランス・リール国立音楽院に学び、満場一致の一等賞を得て同音楽院を首席で卒業。ベルギー、ルクセンブルグ、スペイン、南仏等の各国際アカデミーに学ぶ。各地の歴史的な楽器でのコンサートに出演、好評を博し18世紀に建造された楽器の修復記念演奏会等に招待される。NHK-FM「朝のバロック」、NHK-TV「名曲アルバム」、「深夜の音楽会」等の収録、映画や研究資料の録音に参加。ソロ演奏、各オーケストラとの共演、合唱団、アンサンブルとの活動、レクチャーや講習会にも取り組んでいる。第3回日本オルガンコンクール第2位入賞。
現在、東京芸術劇場、アクトシティ浜松副オルガニスト。
- 平井 靖子 (オルガン) Yasuko Hirai, Organ
-
大阪音楽大学卒業。東京藝術大学大学院修了。その後ヨーロッパ各地の国際アカデミーに参加、研鑽を積む。M.シャピュイ氏にフランス古典を、またF.シャプレ氏にスペイン・バロックを学ぶ。フランス古典期における聖歌の唱法を研究し、オルガン作品(ミサ曲、賛歌、マニフィカトなど)を聖歌と交唱の当時の様式で精力的に演奏活動を行う。1994、95年には田園調布カトリック教会でのミサの儀式の中でF.クープラン作曲「教区のためのミサ曲」「修道院のためのミサ曲」の全曲演奏を行う。NHK-FM「朝のバロック」などに多数出演。
現在、カトリック雪の下教会オルガニスト、桃源文化会館オルガニスト、東京芸術劇場副オルガニスト。
- 川越 聡子 (オルガン) Satoko Kawagoe, Organ
-
© 谷藤貴志
東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院音楽研究科修了。フランス国立トゥールーズ音楽院高等課程(CESMD)修了。第2回アンドレア・アンティーコ・ダ・モントーナ国際オルガンコンクール第2位入賞。
所沢市民文化センターMUSEの初代ホール・オルガニストを4年間務めたほか、国内外での様々な演奏・啓蒙活動を通して、オルガン音楽の普及活動を積極的におこなっている。現在、東京芸術劇場副オルガニスト、洗足学園音楽大学非常勤講師。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
- 片岡 詩乃 (ハープ) Sino Kataoka, Harp
-
東京生まれ。6歳よりアイリッシュハープを10歳よりグランドハープを始める。東京藝術大学音楽部付属音楽高等学校を経て東京芸術大学及び 同大学院修了。
これまでにハープを畑園子、井上美江子、篠崎史子、イザベル・ペランの各氏に師事。室内楽を湯川和雄氏に師事。
1999年、第11回日本ハープ・コンクール「ハープとフルートのデュオ部門」第1位受賞。現代音楽の分野において多くの新曲を含む楽曲を演奏しており、2010年王子ホールにおいて高橋悠治「そしてまた」を委嘱初演。
現在、国内外のオーケストラハープ奏者として活躍のほか、CD録音やテレビ出演など幅広く活動している。
- フィルハーモニーカンマーアンサンブル (管弦楽)
Philharmonie kammer ensemble, Orchestra -
元・東京フィルハーモニー交響楽団チェロ首席奏者の黒川正三が主宰するオーケストラ。
メンバーは東京フィルハーモニー交響楽団の団員や若い才能ある演奏家たちで構成され、コンサートホールのほか、サロンや各種施設(美術館や博物館)、山荘などで演奏を行っている。
室内楽・弦楽合奏・室内オーケストラなど自由な編成で、レパートリーはバロック、古典から近代現代まで様々である。
声楽のメンバーも加わり、宗教曲のレパートリーも増えるなど独自のスタイルで活動を行っている。
日程
会場
曲目
D.ブクステフーデ/コラール「暁の星はいと美しきかな」 BuxWV223
J.S.バッハ/前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
A.ギルマン/ヘンデルの「頭を上げよ」による宗教的行進曲 Op.15,2
J.-J.ボーヴァルレ=シャルパンティエ/マニフィカト 第6旋法
M.グランジャニー/古典様式のアリア
C.サン=サーンス/クリスマス・オラトリオ Op.12
出演
指揮&カウンターテナー:青木洋也
オルガン:小林英之、新山恵理、平井靖子、川越聡子
ハープ:片岡詩乃
合唱:ソプラノ/清水梢、大田茉里、小林恵、傳田実咲
アルト/高橋幸恵、輿石まりあ、佐々木香菜子、松原千紘
テノール/豊原奏、及川豊、吉田宏
バス/加耒徹、杉山範雄、小池優介
管弦楽:フィルハーモニーカンマーアンサンブル
プロフィール
- 青木 洋也 (指揮&カウンターテナー) Hiroya Aoki, Conductor & Countertenor
-
© 篠原栄治
東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ傍ら、ボーイ・ソプラノとして東京少年少女合唱隊時代より活躍。 東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。宗教音楽を専門とし、J.S.バッハの《マタイ》、《ヨハネ》の両受難曲や、多数のカンタータ、オラトリオやカンタータの独唱をつとめるなど、現在も着実に国内外での活動の場を広げている。バッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして国内外の公演・録音に参加し、2011年ブレーメン音楽祭、2012年ライプツィヒ・バッハ音楽祭および2015年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンでの《マタイ受難曲》独唱で喝采を浴びている。2014年2月にリリースしたソロアルバム「イギリス・リュート歌曲」(Regulus)はレコード芸術誌において特選盤に選ばれている。近年は、合唱指揮者としても活躍している。
- 小林 英之 (オルガン) Hideyuki Kobayashi, Organ
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© Nishikawa
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了。ドイツ、フランクフルト音楽大学卒業。各地での独奏会のほか、アンサンブルへの参加も多い。オーケストラでオルガン・パートを担当し、神奈川フィル、アンサンブル金沢、東京シティフィル、N響、新日フィル、東京都響の定期演奏会には、ソリストとして出演。また、東京芸術劇場をはじめ各地のホールでオルガン関連事業の企画を担当するほか、中学生、高校生あるいは一般愛好家を対象としたオルガンに関する啓発活動も積極的に行っている。
現在、上野学園大学教授。東京芸術劇場オルガニスト。
http://japansclassic.com/artists/f015/hideyuki_kobayashi.html
- 新山 恵理 (オルガン) Eri Niiyama, Organ
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東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院修了。フランス・リール国立音楽院に学び、満場一致の一等賞を得て同音楽院を首席で卒業。ベルギー、ルクセンブルグ、スペイン、南仏等の各国際アカデミーに学ぶ。各地の歴史的な楽器でのコンサートに出演、好評を博し18世紀に建造された楽器の修復記念演奏会等に招待される。NHK-FM「朝のバロック」、NHK-TV「名曲アルバム」、「深夜の音楽会」等の収録、映画や研究資料の録音に参加。ソロ演奏、各オーケストラとの共演、合唱団、アンサンブルとの活動、レクチャーや講習会にも取り組んでいる。第3回日本オルガンコンクール第2位入賞。
現在、東京芸術劇場、アクトシティ浜松副オルガニスト。
- 平井 靖子 (オルガン) Yasuko Hirai, Organ
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大阪音楽大学卒業。東京藝術大学大学院修了。その後ヨーロッパ各地の国際アカデミーに参加、研鑽を積む。M.シャピュイ氏にフランス古典を、またF.シャプレ氏にスペイン・バロックを学ぶ。フランス古典期における聖歌の唱法を研究し、オルガン作品(ミサ曲、賛歌、マニフィカトなど)を聖歌と交唱の当時の様式で精力的に演奏活動を行う。1994、95年には田園調布カトリック教会でのミサの儀式の中でF.クープラン作曲「教区のためのミサ曲」「修道院のためのミサ曲」の全曲演奏を行う。NHK-FM「朝のバロック」などに多数出演。
現在、カトリック雪の下教会オルガニスト、桃源文化会館オルガニスト、東京芸術劇場副オルガニスト。
- 川越 聡子 (オルガン) Satoko Kawagoe, Organ
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© 谷藤貴志
東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院音楽研究科修了。フランス国立トゥールーズ音楽院高等課程(CESMD)修了。第2回アンドレア・アンティーコ・ダ・モントーナ国際オルガンコンクール第2位入賞。
所沢市民文化センターMUSEの初代ホール・オルガニストを4年間務めたほか、国内外での様々な演奏・啓蒙活動を通して、オルガン音楽の普及活動を積極的におこなっている。現在、東京芸術劇場副オルガニスト、洗足学園音楽大学非常勤講師。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
- 片岡 詩乃 (ハープ) Sino Kataoka, Harp
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東京生まれ。6歳よりアイリッシュハープを10歳よりグランドハープを始める。東京藝術大学音楽部付属音楽高等学校を経て東京芸術大学及び 同大学院修了。
これまでにハープを畑園子、井上美江子、篠崎史子、イザベル・ペランの各氏に師事。室内楽を湯川和雄氏に師事。
1999年、第11回日本ハープ・コンクール「ハープとフルートのデュオ部門」第1位受賞。現代音楽の分野において多くの新曲を含む楽曲を演奏しており、2010年王子ホールにおいて高橋悠治「そしてまた」を委嘱初演。
現在、国内外のオーケストラハープ奏者として活躍のほか、CD録音やテレビ出演など幅広く活動している。
- フィルハーモニーカンマーアンサンブル (管弦楽)
Philharmonie kammer ensemble, Orchestra -
元・東京フィルハーモニー交響楽団チェロ首席奏者の黒川正三が主宰するオーケストラ。
メンバーは東京フィルハーモニー交響楽団の団員や若い才能ある演奏家たちで構成され、コンサートホールのほか、サロンや各種施設(美術館や博物館)、山荘などで演奏を行っている。
室内楽・弦楽合奏・室内オーケストラなど自由な編成で、レパートリーはバロック、古典から近代現代まで様々である。
声楽のメンバーも加わり、宗教曲のレパートリーも増えるなど独自のスタイルで活動を行っている。
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主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、豊島区
助成:平成27年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業