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東京芸術劇場コンサートオペラvol.3

サン=サーンス/歌劇『サムソンとデリラ』
フランス語全3幕 *演奏会形式 (日本語字幕つき)

サン=サーンス/歌劇『サムソンとデリラ』

豪華歌手陣が集結!男声ソリスト7名を擁する上演困難な壮大なオペラ公演がついに実現!


神殿崩壊にいたる壮大なストーリーと、強力なバス&バリトン4名、テノール3名という男声ソリストが必要なことで我が国での上演機会が限られてきた本作品が、いよいよ2001年METの来日公演以来、東京で全曲公演が実現する!

タイトルロールには、2014年METでの「カルメン」を初め、世界の名だたるオペラハウスで快進撃を続けるニコリッチが満を持して来日!
サムソンは2012年当劇場「カルメン」でホセを歌い堂々たる体躯と歌唱で絶賛を博した、"オーストラリアのパヴァロッティ"の異名をとるスピナが再来日決定!
日本からはベテランの妻屋秀和を初め、甲斐栄次郎、ジョン・ハオなど世界を舞台に活躍する"低音"歌手が 当公演のために集結!
地響きのようにホールを満たす圧倒的音圧と壮大な歌唱で贈る一期一会のステージ!

日程
2016年02月20日(土) 15:00 開演(ロビー開場 14:00)
会場
コンサートホール
出演

指揮:佐藤正浩

サムソン:ロザリオ・ラ・スピナ
デリラ:ミリヤーナ・ニコリッチ
大司祭:甲斐栄次郎
アビメレク:ジョン・ハオ
伝令:小笠原一規
老ヘブライ人:妻屋秀和
ペリシテ人1:鈴木俊介
ペリシテ人2:井出壮志朗

管弦楽:ザ・オペラ・バンド
コーラス:武蔵野音楽大学

合唱指導:横山修司

プロフィール
佐藤正浩(指揮) Masahiro Sato, Conductor
佐藤正浩

東京芸術大学、ジュリアード音楽院を経てサンフランシスコ・オペラのコーチに就任。 また、ケント・ナガノ氏の推薦でリヨン国立歌劇場の首席コレペティトールとなり活躍する。 2000年から指揮活動を開始、イギリス・ダーティントンでモーツァルト「イドメネオ」、R.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」を指揮。新国立劇場でグルック「オルフェオとエウリディーチェ」、プッチーニ「トスカ」、東京オペラプロデュース「放蕩物のなりゆき」、ひろしまオペラルネッサンス「カルメル修道女の対話」、三善晃「遠い帆」等を指揮し注目を集める。オペラ彩主催、ヴェルディ「ナブッコ」で三菱UFJ信託音楽賞、会津でのオペラ「白虎」(初演)で佐川吉男音楽賞を受賞。

ロザリオ・ラ・スピナ(テノール) Rosario La Spina
ロザリオ・ラ・スピナ

シチリア移民の家系のもと、オーストラリアのブリスベンに生まれる。クイーンズランド音楽院で声楽を学び、1994年エリザベス公妃記念賞を受賞、続いて、マンチェスターの王立ノーザン音楽院へ進んでジョセフ・ウォードに師事した。2000年ミラノ・スカラ座アカデミー・コンクール第1位受賞。2年間スカラ座の研修生を務め、プラシド・ドミンゴ、オルガ・ボロディナと共演してスカラ座デビューを飾る。同じ2002年、マリオ・デル・モナコ国際オペラ・コンクールで優勝を果たし、フィレンツェ歌劇場、パルマのレッジオ劇場、ベネチアのカルロ・フェニーチェ劇場等イタリアの主要歌劇場で次々とタイトルロールを歌った。現在、欧州、北米、オーストラリア等世界中のオペラハウスへ出演しており、ブルーノ・バルトレッティ、ガリー・ベルティーニ、リチャード・ヒコックス、レナート・パルンボ等の名指揮者たちと共演を行っている。得意役に、『椿姫』『アイーダ』『蝶々夫人』『ラ・ボエーム』『カルメン』等がある。「黄金の声」、「オーストラリアのパヴァロッティ」と渾名される美声の持ち主で、ドラマティックな役作りには定評がある。
『まさにオーストラリアのパヴァロッティ。その声は、あなたのこころを融かしてしまうだろう』(ステュアート・モンダー)

ミリヤーナ・ニコリッチ(メゾゾプラノ) Milijana Nicolic
ミリヤーナ・ニコリッチ

セルビア生まれ。数多くのコンクールで受賞した後、ベオグラード国立歌劇場でオペラ・デビュー。2001年ミラノ・スカラ座アカデミー奨学生としてボロディナのカヴァーを務める。また、ムーティ指揮『タウリスのイフィゲニア』で抜擢されて以来、スカラ座を中心に、フェニーチェ劇場、ドニゼッティ劇場、シドニー歌劇場、エディンバラ音楽祭、フィンランドのサヴォリンナ・オペラ・フェスティバル等著名劇場、音楽祭へ出演、『サムソンとデリラ』『ホフマン物語』等のオペラからヴェルディのレクイエム等大規模な宗教曲まで多彩な演目を歌っている。2014年『カルメン』のタイトルロールを歌ってメトロポリタン・オペラへデビューを飾った。
『目の覚めるようなメゾソプラノ。ほの暗いなめらかな響きのなかに、豊かな色たちが煌めいている』(スザンナ・コンウェイ)

甲斐栄次郎(バリトン) Eijiro Kai
甲斐栄次郎

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。文化庁オペラ研修所第11期修了。2002年、イタリアにおいてリッカルド・ザンドナイ・コンクール第3位、ティト・スキーパ・コンクール第1位入賞。1999年から文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークへ、2002年から五島記念文化財団の助成によりボローニャへ留学。2003年、ウィーン国立歌劇場の専属ソリスト歌手として契約。その後10年間にわたり42役で336公演に出演。トーマス・ハンプソン主演「シモン・ボッカネグラ」においては、暗殺者パオロを緻密に表現、存在を深く印象付け、同役で、レオ・ヌッチ、プラシド・ドミンゴとも共演。エディタ・グルベローヴァとの共演で、歌唱、演技共に高い評価を得たノッティンガム公爵(ロベルト・デヴェリュー)をはじめ、エンリーコ、ベルコーレ、シャープレス、マルチェッロ、レスコー役等、特にイタリア・オペラ作品において高い評価を得る。N響「第九」をはじめ、各地で「第九」、「ドイツ・レクイエム」等のソリストとしても活躍。著書「ライカで綴る古都ウィーン」(アートデイズ刊)。東京藝術大学准教授。聖徳大学客員教授。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。

小笠原一規(テノール) Kazuki Ogasawara
小笠原一規

武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業。第51回全日本高等学校声楽コンクール優秀賞、第58回全日本学生音楽コンクール声楽一般の部奨励賞、Scuora musicare mirano声楽コンコルソ入選、第45回イタリア声楽コンコルソ第1位(シエナ大賞)。松崎千枝子、郡司忠良、中島基晴、黒田安紀子、エリザベッタ・マイエロン、アルベルト・クピードの各氏に指事。

ジョン ハオ(バス) Hao Zhong
ジョン ハオ

中国沈陽出身。2001年に中国中央音楽学院卒業後、中国中央オペラハウスに入り、オペラ歌手として『アイーダ』のエジプト国王、『フィガロの結婚』のバルトロ、『セビリアの理髪師』のバジーリオなど重要な役を演じた。2005年4月に来日、2008年3月東京芸術大学大学院音楽研究科声楽(オペラ)専攻修士課程終了。2008年、2010年東京芸術劇場シアターオペラ『イリス』チエーコ役、2009年、「トゥーランドット」ティムール役で出演。指揮の井上道義からは「どこに出しても恥ずかしくない本当のバスの声」と評された。2010年、『ラ・ボエーム』コッリーネ、2012年、二期会創立60周年記念オペラ公演『ナブッコ』ザッカーリア役に出演、新聞紙上で高く評価された。2014年2月「ドンカルロ」フィリッポ2世で出演。2007年第38回イタリア声楽コンクールシエナ部門において第1位シエナ大賞受賞。BSフジ「レシピ・アン~音楽と料理で幸せのおもてなし~」に出演中。趙登瀛、長谷川顕氏に師事。二期会会員。

妻屋 秀和(バス) Hidekazu Tsumaya
妻屋 秀和

東京藝術大学、同大学院修了。92年よりミラノに留学。94年から2001年までライプツィヒのライプツィヒ歌劇場、2002年から2011年までワイマールのドイツ国民劇場専属。今までに出演した主要な歌劇場はブレゲンツ湖上音楽祭、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、新国立劇場等。欧州、日本でモーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウス等のオペラの主要な役を多くの著名な指揮者、演出家、歌手と共演。これまでに出演したオペラは60余作、演じた役は80役、公演数は800を超える。恵まれた体躯と深みのある柔らかな歌声と重厚な演技で舞台上において圧倒的な存在感を醸し出している。オペラのみならずオーケストラ・コンサート、宗教曲のソリストとして、また経験に基づいたマスター・クラスなど教育活動にも取り組んでいる。第24回ジローオペラ賞受賞、第3回ロシヤ歌曲賞受賞。ライプツィヒ在住。二期会会員

鈴木俊介(テノール) Shunsuke Suzuki
鈴木俊介

武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻修了。同大学オペラ本公演《魔笛》モノスタトス役で出演の他、同大学オペラコース試演会にて《愛の妙薬》のネモリーノ役、《フィガロの結婚》ドン・バジーリオ役、《コジ・ファン・トゥッテ》フェッランド役で出演。絨毯座オペラでは《ティレジアスの乳房》夫役、《トスカ》カウァラドッシ役等で出演。黒田彰、横山修司、小林三枝、森本ミユ紀の各氏に師事。

井出壮志朗(バリトン) Soushiro Ide
井出壮志朗

武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻修了。第5回東京国際声楽コンクール新進声楽家部門第4位。第67回全日本学生音楽コンクール大学の部第3位。これまでに《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《リゴレット》《「ジャンニ・スキッキ》《ラ・ボエーム》《トスカ》《ファウスト》《カルメン》等に出演。声楽を上田武夫、岡崎雅明、横山修司、L.Marcellaの各氏に師事。武蔵野音楽大学研修員。

ザ・オペラ・バンド The Opera Band

2005年、東京オペラグループ「フィガロの結婚」上演時に、佐藤正浩(指揮)と今野京(コントラバス奏者)により設立された。Orchestre”Les Champs-Lyrics”の名称で活動してきたが、10周年を機に“ザ・オペラ・バンド”に変更。オーケストラ・ピットに入り演奏することを目的とし、首都圏プロオーケストラ演奏家を中心に編成される。
これまでに、「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「蝶々夫人」「ナブッコ」「オテッロ」「仮面舞踏会」「マクベス」「マリア・ストゥアルダ」「ゼッキンゲンのトランペット吹き」「白虎」(加藤昌則)、2014年東京芸術劇場「ドン・カルロス(仏語版日本初演)」などに出演し、精緻なアンサンブルと華麗なドラマを聴かせると好評を得ている。中でも「ナブッコ」、「マリア・ストゥアルダ」で三菱UFJ信託音楽賞を、オペラ「白虎」で佐川吉男賞を受賞、演奏担当をした。

横山修司(合唱指導) Shuji Yokoyama
横山修司

武蔵野音楽大学卒業。文化庁在外派遣研修員、ローム財団研修員としてイタリアに留学し研鑽を積む。新国立劇場開場時より長年にわたりコレペティトゥアー、プロンプターとして活躍する。国内外の声楽家の伴奏者として活躍するほか、後進の指導にあたる。武蔵野音楽大学准教授。

日程

2016年02月20日(土) 15:00 開演(ロビー開場 14:00)

会場

コンサートホール

出演

指揮:佐藤正浩

サムソン:ロザリオ・ラ・スピナ
デリラ:ミリヤーナ・ニコリッチ
大司祭:甲斐栄次郎
アビメレク:ジョン・ハオ
伝令:小笠原一規
老ヘブライ人:妻屋秀和
ペリシテ人1:鈴木俊介
ペリシテ人2:井出壮志朗

管弦楽:ザ・オペラ・バンド
コーラス:武蔵野音楽大学

合唱指導:横山修司

プロフィール

佐藤正浩(指揮) Masahiro Sato, Conductor
佐藤正浩

東京芸術大学、ジュリアード音楽院を経てサンフランシスコ・オペラのコーチに就任。 また、ケント・ナガノ氏の推薦でリヨン国立歌劇場の首席コレペティトールとなり活躍する。 2000年から指揮活動を開始、イギリス・ダーティントンでモーツァルト「イドメネオ」、R.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」を指揮。新国立劇場でグルック「オルフェオとエウリディーチェ」、プッチーニ「トスカ」、東京オペラプロデュース「放蕩物のなりゆき」、ひろしまオペラルネッサンス「カルメル修道女の対話」、三善晃「遠い帆」等を指揮し注目を集める。オペラ彩主催、ヴェルディ「ナブッコ」で三菱UFJ信託音楽賞、会津でのオペラ「白虎」(初演)で佐川吉男音楽賞を受賞。

ロザリオ・ラ・スピナ(テノール) Rosario La Spina
ロザリオ・ラ・スピナ

シチリア移民の家系のもと、オーストラリアのブリスベンに生まれる。クイーンズランド音楽院で声楽を学び、1994年エリザベス公妃記念賞を受賞、続いて、マンチェスターの王立ノーザン音楽院へ進んでジョセフ・ウォードに師事した。2000年ミラノ・スカラ座アカデミー・コンクール第1位受賞。2年間スカラ座の研修生を務め、プラシド・ドミンゴ、オルガ・ボロディナと共演してスカラ座デビューを飾る。同じ2002年、マリオ・デル・モナコ国際オペラ・コンクールで優勝を果たし、フィレンツェ歌劇場、パルマのレッジオ劇場、ベネチアのカルロ・フェニーチェ劇場等イタリアの主要歌劇場で次々とタイトルロールを歌った。現在、欧州、北米、オーストラリア等世界中のオペラハウスへ出演しており、ブルーノ・バルトレッティ、ガリー・ベルティーニ、リチャード・ヒコックス、レナート・パルンボ等の名指揮者たちと共演を行っている。得意役に、『椿姫』『アイーダ』『蝶々夫人』『ラ・ボエーム』『カルメン』等がある。「黄金の声」、「オーストラリアのパヴァロッティ」と渾名される美声の持ち主で、ドラマティックな役作りには定評がある。
『まさにオーストラリアのパヴァロッティ。その声は、あなたのこころを融かしてしまうだろう』(ステュアート・モンダー)

ミリヤーナ・ニコリッチ(メゾゾプラノ) Milijana Nicolic
ミリヤーナ・ニコリッチ

セルビア生まれ。数多くのコンクールで受賞した後、ベオグラード国立歌劇場でオペラ・デビュー。2001年ミラノ・スカラ座アカデミー奨学生としてボロディナのカヴァーを務める。また、ムーティ指揮『タウリスのイフィゲニア』で抜擢されて以来、スカラ座を中心に、フェニーチェ劇場、ドニゼッティ劇場、シドニー歌劇場、エディンバラ音楽祭、フィンランドのサヴォリンナ・オペラ・フェスティバル等著名劇場、音楽祭へ出演、『サムソンとデリラ』『ホフマン物語』等のオペラからヴェルディのレクイエム等大規模な宗教曲まで多彩な演目を歌っている。2014年『カルメン』のタイトルロールを歌ってメトロポリタン・オペラへデビューを飾った。
『目の覚めるようなメゾソプラノ。ほの暗いなめらかな響きのなかに、豊かな色たちが煌めいている』(スザンナ・コンウェイ)

甲斐栄次郎(バリトン) Eijiro Kai
甲斐栄次郎

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。文化庁オペラ研修所第11期修了。2002年、イタリアにおいてリッカルド・ザンドナイ・コンクール第3位、ティト・スキーパ・コンクール第1位入賞。1999年から文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークへ、2002年から五島記念文化財団の助成によりボローニャへ留学。2003年、ウィーン国立歌劇場の専属ソリスト歌手として契約。その後10年間にわたり42役で336公演に出演。トーマス・ハンプソン主演「シモン・ボッカネグラ」においては、暗殺者パオロを緻密に表現、存在を深く印象付け、同役で、レオ・ヌッチ、プラシド・ドミンゴとも共演。エディタ・グルベローヴァとの共演で、歌唱、演技共に高い評価を得たノッティンガム公爵(ロベルト・デヴェリュー)をはじめ、エンリーコ、ベルコーレ、シャープレス、マルチェッロ、レスコー役等、特にイタリア・オペラ作品において高い評価を得る。N響「第九」をはじめ、各地で「第九」、「ドイツ・レクイエム」等のソリストとしても活躍。著書「ライカで綴る古都ウィーン」(アートデイズ刊)。東京藝術大学准教授。聖徳大学客員教授。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。

小笠原一規(テノール) Kazuki Ogasawara
小笠原一規

武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業。第51回全日本高等学校声楽コンクール優秀賞、第58回全日本学生音楽コンクール声楽一般の部奨励賞、Scuora musicare mirano声楽コンコルソ入選、第45回イタリア声楽コンコルソ第1位(シエナ大賞)。松崎千枝子、郡司忠良、中島基晴、黒田安紀子、エリザベッタ・マイエロン、アルベルト・クピードの各氏に指事。

ジョン ハオ(バス) Hao Zhong
ジョン ハオ

中国沈陽出身。2001年に中国中央音楽学院卒業後、中国中央オペラハウスに入り、オペラ歌手として『アイーダ』のエジプト国王、『フィガロの結婚』のバルトロ、『セビリアの理髪師』のバジーリオなど重要な役を演じた。2005年4月に来日、2008年3月東京芸術大学大学院音楽研究科声楽(オペラ)専攻修士課程終了。2008年、2010年東京芸術劇場シアターオペラ『イリス』チエーコ役、2009年、「トゥーランドット」ティムール役で出演。指揮の井上道義からは「どこに出しても恥ずかしくない本当のバスの声」と評された。2010年、『ラ・ボエーム』コッリーネ、2012年、二期会創立60周年記念オペラ公演『ナブッコ』ザッカーリア役に出演、新聞紙上で高く評価された。2014年2月「ドンカルロ」フィリッポ2世で出演。2007年第38回イタリア声楽コンクールシエナ部門において第1位シエナ大賞受賞。BSフジ「レシピ・アン~音楽と料理で幸せのおもてなし~」に出演中。趙登瀛、長谷川顕氏に師事。二期会会員。

妻屋 秀和(バス) Hidekazu Tsumaya
妻屋 秀和

東京藝術大学、同大学院修了。92年よりミラノに留学。94年から2001年までライプツィヒのライプツィヒ歌劇場、2002年から2011年までワイマールのドイツ国民劇場専属。今までに出演した主要な歌劇場はブレゲンツ湖上音楽祭、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、新国立劇場等。欧州、日本でモーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウス等のオペラの主要な役を多くの著名な指揮者、演出家、歌手と共演。これまでに出演したオペラは60余作、演じた役は80役、公演数は800を超える。恵まれた体躯と深みのある柔らかな歌声と重厚な演技で舞台上において圧倒的な存在感を醸し出している。オペラのみならずオーケストラ・コンサート、宗教曲のソリストとして、また経験に基づいたマスター・クラスなど教育活動にも取り組んでいる。第24回ジローオペラ賞受賞、第3回ロシヤ歌曲賞受賞。ライプツィヒ在住。二期会会員

鈴木俊介(テノール) Shunsuke Suzuki
鈴木俊介

武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻修了。同大学オペラ本公演《魔笛》モノスタトス役で出演の他、同大学オペラコース試演会にて《愛の妙薬》のネモリーノ役、《フィガロの結婚》ドン・バジーリオ役、《コジ・ファン・トゥッテ》フェッランド役で出演。絨毯座オペラでは《ティレジアスの乳房》夫役、《トスカ》カウァラドッシ役等で出演。黒田彰、横山修司、小林三枝、森本ミユ紀の各氏に師事。

井出壮志朗(バリトン) Soushiro Ide
井出壮志朗

武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻修了。第5回東京国際声楽コンクール新進声楽家部門第4位。第67回全日本学生音楽コンクール大学の部第3位。これまでに《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《リゴレット》《「ジャンニ・スキッキ》《ラ・ボエーム》《トスカ》《ファウスト》《カルメン》等に出演。声楽を上田武夫、岡崎雅明、横山修司、L.Marcellaの各氏に師事。武蔵野音楽大学研修員。

ザ・オペラ・バンド The Opera Band

2005年、東京オペラグループ「フィガロの結婚」上演時に、佐藤正浩(指揮)と今野京(コントラバス奏者)により設立された。Orchestre”Les Champs-Lyrics”の名称で活動してきたが、10周年を機に“ザ・オペラ・バンド”に変更。オーケストラ・ピットに入り演奏することを目的とし、首都圏プロオーケストラ演奏家を中心に編成される。
これまでに、「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「蝶々夫人」「ナブッコ」「オテッロ」「仮面舞踏会」「マクベス」「マリア・ストゥアルダ」「ゼッキンゲンのトランペット吹き」「白虎」(加藤昌則)、2014年東京芸術劇場「ドン・カルロス(仏語版日本初演)」などに出演し、精緻なアンサンブルと華麗なドラマを聴かせると好評を得ている。中でも「ナブッコ」、「マリア・ストゥアルダ」で三菱UFJ信託音楽賞を、オペラ「白虎」で佐川吉男賞を受賞、演奏担当をした。

横山修司(合唱指導) Shuji Yokoyama
横山修司

武蔵野音楽大学卒業。文化庁在外派遣研修員、ローム財団研修員としてイタリアに留学し研鑽を積む。新国立劇場開場時より長年にわたりコレペティトゥアー、プロンプターとして活躍する。国内外の声楽家の伴奏者として活躍するほか、後進の指導にあたる。武蔵野音楽大学准教授。

主催:東京芸術劇場 (公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成:文化庁ロゴマーク平成27年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業

チラシ

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〔pdf:1.9MB〕

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