波乱万丈のドタバタ喜劇
恋人取りかえ大作戦が決行!その結末はいかに!?
ジョナサン・ノット(指揮)よりメッセージ
「客席と舞台が一体化する特別な体験―」
私は、演奏会形式のオペラがとても好きです。
それはなぜか。 通常のオペラでは歌手は客席から遠くに配置されていますが、演奏会形式では、歌手は聴衆に向かい合い、まるで昔の吟遊詩人のように目の前で一対一で話しかけるようにみなさんに歌いかけることができるのです。 オーケストラも、ピットに隠れず参加型で臨みます。……
サー・トーマス・アレン(舞台監修、ドン・アルフォンソ役)よりメッセージ
1990年、私はマエストロ、ジュゼッペ・シノポリと共に東京芸術劇場を訪れ、2週間という短期間にマーラーの声楽作品及び声楽を含むすべての交響曲を演奏しました。
毎晩行われたその演奏会は壮大なプログラムで、ヨーロッパの歌手陣により交響曲と偉大なる声楽作品が演奏されました。私はソリストとして『嘆きの歌』『子供の不思議な角笛』『千人の交響曲』『さすらう若人の歌』に出演しました。……
- 日程
- 2016年12月11日(日) 15:00 開演(14:00ロビー開場)
- 会場
- コンサートホール
- 出演
-
指揮、ハンマーフリューゲル:ジョナサン・ノット
舞台監修、ドン・アルフォンソ:サー・トーマス・アレン
フィオルディリージ:ヴィクトリヤ・カミンスカイテ
グリエルモ:マルクス・ウェルバ
フェルランド:アレック・シュレイダー
ドラベッラ:マイテ・ボーモン
デスピーナ:ヴァレンティナ・ファルカス
管弦楽:東京交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
- プロフィール
-
- ジョナサン・ノット(指揮、ハンマーフリューゲル)
Jonathan Nott, Conductor & Hammerflügel -
(C) K.Miura
1962年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学で音楽を専攻し、マンチェスターで声楽とフルートを学ぶ。ドイツのヴィースバーデン・ヘッセン州立劇場で指揮者としてのキャリアをスタートし、ルツェルン交響楽団首席指揮者兼ルツェルン劇場音楽監督、アンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督を経て、2000年よりドイツ・バンベルク交響楽団首席指揮者。古典から現代曲まで膨大なレパートリーを誇り、ベルリン・フィル、ウィーンフィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管、シカゴ響等、世界のオーケストラへ客演している。2013年、ルツェルン音楽祭75周年ではワーグナー≪ニーベルングの指環≫全曲を演奏会形式で上演し大きな話題となった。2014年度シーズン東京交響楽団第3代音楽監督に就任した。
- サー・トーマス・アレン(舞台監修、ドン・アルフォンソ)
Sir Thomas Allen, Don Alfonso -
(C) Sussie Ahlburg
世界の主要な劇場・音楽祭およびオーケストラに出演し、バリトン歌手としての確固とした地位を築いている。2011年には、メトロポリタン歌劇場デビュー30周年を祝い、同年、英国ロイヤル・オペラデビュー40年を記念して50役以上を務めた。現在、英国ダラム大学の学長を務めている。
- ヴィクトリヤ・カミンスカイテ(フィオルディリージ)
Viktorija Kaminskaité, Fiordilig -
ヴィクトリヤ・カミンスカイテはリトアニアに生まれ、ドイツでそのキャリアをスタートさせた。ベルリン・コーミッシェ・オーパーで研鑽を積み、ライプツィヒ歌劇場などを経て、2013年にはバイロイト音楽祭に招待され、ワーグナーのコミック・オペラ『恋愛禁制』にドレッラ役で出演。2015/16シーズンにはドレスデン国立歌劇場(ゼンバー・オーパー)にデビューし、フンパーディンク作曲・歌劇『ヘンゼルとグレーテル』のグレーテル役で高い評価を得た。これまでにキリル・ペトレンコ、ファビオ・ルイージ、ペーター・コンヴィチュニー、準・メルクル、バイエルン放送交響楽団、ゲヴァントハウス管弦楽団らと共演している。
- マルクス・ウェルバ(グリエルモ) Markus Werba, Guglielmo
-
(C) Francesco Luciani
オーストリア生まれ。スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、バイエルン国立歌劇場、ロサンゼルス・オペラ、メトロポリタン歌劇場、サントリーホール、ブエノスアイレス・テアトロ・コロン、ザルツブルク音楽祭、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭など、主要な劇場・音楽祭に出演し、今最も注目される、バリトン歌手である。
- アレック・シュレイダー(フェルランド) Alek Shrader, Ferrando
-
(C) Peter Schaaf
米国クリーブランド生まれ。2006年セントルイス・オペラでデビューし、翌年METナショナル・カウンシル・オーディションに合格。2012年METデビューした。繊細で表現豊かな表現力が高く評価されており、ザルツブルク音楽祭、グラインドボーン音楽祭、バイエルン国立歌劇場、ハンブルク歌劇場、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、ロサンゼルス・オペラ、シアトル・オペラ、リリック・オペラ・シカゴ等世界の歌劇場で活躍している。オーケストラとはサンフランシスコ響とのトーマス・アデス《テンペスト》、ドゥダメル指揮ロサンゼルスフィルの《コジ・ファン・トゥッテ》フェルランド役のほか、クリーブランド管、ピッツバーグ響等とも共演している。《椿姫》アルフレッド、《セビリヤの理髪師》アルマヴィーヴァ伯爵 、《アルチーナ》オロンテ、《魔笛》タミーノ等多数のレパートリーを誇るが、中でも《コジ・ファン・トゥッテ》フェルランド役は、2011年のザルツブルク音楽祭デビュー時に演じた役であり、2016年11月にもスペイン・オビエド歌劇場でも演じたばかりの手中に収めた役の一つ。
- マイテ・ボーモン(ドラベッラ) Maite Beaumont, Dorabella
-
(C) Kirsten Nijhof
スペイン生まれ。パリ国立オペラ、リセウ大劇場、バイエルン国立歌劇場をはじめ、さまざまな劇場で活躍している。2005年にザルツブルク音楽祭で開催された、「コジ・ファン・トゥッテ」のドラベッラ役でデビューを果たし、高い評価を受けている。
- ヴァレンティナ・ファルカス(デスピーナ) Valentina Farcas, Despina
-
ザルツブルク音楽祭「後宮からの誘拐」ブロンデ役でデビュー。最近では、ベルリン・コーミッシェ・オーパーにて、ヘンデル作曲《ジュリアス・シーザー》クレオパトラ役、ローザンヌ歌劇場にて、《ウィンザーの陽気な女房たち》のフルート夫人役を務めた。オーケストラとの共演では、リッカルド・シャイー指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団とマーラー《千人の交響曲》、ピーター・ウンジャン指揮、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団とマーラー《交響曲第2番》で共演するなど、さまざまな歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。
- 東京交響楽団
Tokyo Symphony Orchestra -
1946年、東宝交響楽団として創立。1951年に東京交響楽団に改称し、現在に至る。2004年7月より、川崎市のフランチャイズオーケストラとしてミューザ川崎シンフォニーホールを拠点に定期演奏会や特別演奏会を開催するほか、市内での音楽鑑賞教室や巡回公演、「川崎フロンターレ」への応援曲の提供など多岐にわたる活動を行う。これらが高く評価され、2013年に第42回川崎市文化賞を受賞。また、文部大臣賞、京都音楽賞大賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞など日本の主要な音楽賞の殆どを受賞している。新国立劇場ではレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ公演を担当。教育面では「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」が注目されている。海外公演も数多く、これまでに53都市71公演を行う。2014年度シーズンより、ジョナサン・ノットが第3代音楽監督に就任。正指揮者に飯森範親、桂冠指揮者に秋山和慶、ユベール・スダーン、名誉客演指揮者に大友直人を擁する。2016年に創立70周年を迎えた。
HP http://tokyosymphony.jp
- 新国立劇場合唱団(合唱) New National Theatre Chorus
-
1997年の新国立劇場開場に合わせ、劇場で行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始。公募され、厳正な審査によって選ばれるメンバーは例年100名を超え、新国立劇場が上演する多彩なオペラ公演により年々レパートリーを増やしている。個々のメンバーは高水準の歌唱力と優れた演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量により、新国立劇場の歴史とともに、共演する出演者、指揮者、演出家・スタッフはもとより、国内外のメディアからも高い評価を得ている。外部公演の依頼も多く、メンバーには幅広い活動の場が与えられている。
- ジョナサン・ノット(指揮、ハンマーフリューゲル)
インフォメーション
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モーツァルト/歌劇
『コジ・ファン・トゥッテ』
日程
会場
出演
指揮、ハンマーフリューゲル:ジョナサン・ノット
舞台監修、ドン・アルフォンソ:サー・トーマス・アレン
フィオルディリージ:ヴィクトリヤ・カミンスカイテ
グリエルモ:マルクス・ウェルバ
フェルランド:アレック・シュレイダー
ドラベッラ:マイテ・ボーモン
デスピーナ:ヴァレンティナ・ファルカス
管弦楽:東京交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
プロフィール
- ジョナサン・ノット(指揮、ハンマーフリューゲル)
Jonathan Nott, Conductor & Hammerflügel -
(C) K.Miura
1962年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学で音楽を専攻し、マンチェスターで声楽とフルートを学ぶ。ドイツのヴィースバーデン・ヘッセン州立劇場で指揮者としてのキャリアをスタートし、ルツェルン交響楽団首席指揮者兼ルツェルン劇場音楽監督、アンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督を経て、2000年よりドイツ・バンベルク交響楽団首席指揮者。古典から現代曲まで膨大なレパートリーを誇り、ベルリン・フィル、ウィーンフィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管、シカゴ響等、世界のオーケストラへ客演している。2013年、ルツェルン音楽祭75周年ではワーグナー≪ニーベルングの指環≫全曲を演奏会形式で上演し大きな話題となった。2014年度シーズン東京交響楽団第3代音楽監督に就任した。
- サー・トーマス・アレン(舞台監修、ドン・アルフォンソ)
Sir Thomas Allen, Don Alfonso -
(C) Sussie Ahlburg
世界の主要な劇場・音楽祭およびオーケストラに出演し、バリトン歌手としての確固とした地位を築いている。2011年には、メトロポリタン歌劇場デビュー30周年を祝い、同年、英国ロイヤル・オペラデビュー40年を記念して50役以上を務めた。現在、英国ダラム大学の学長を務めている。
- ヴィクトリヤ・カミンスカイテ(フィオルディリージ)
Viktorija Kaminskaité, Fiordilig -
ヴィクトリヤ・カミンスカイテはリトアニアに生まれ、ドイツでそのキャリアをスタートさせた。ベルリン・コーミッシェ・オーパーで研鑽を積み、ライプツィヒ歌劇場などを経て、2013年にはバイロイト音楽祭に招待され、ワーグナーのコミック・オペラ『恋愛禁制』にドレッラ役で出演。2015/16シーズンにはドレスデン国立歌劇場(ゼンバー・オーパー)にデビューし、フンパーディンク作曲・歌劇『ヘンゼルとグレーテル』のグレーテル役で高い評価を得た。これまでにキリル・ペトレンコ、ファビオ・ルイージ、ペーター・コンヴィチュニー、準・メルクル、バイエルン放送交響楽団、ゲヴァントハウス管弦楽団らと共演している。
- マルクス・ウェルバ(グリエルモ) Markus Werba, Guglielmo
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(C) Francesco Luciani
オーストリア生まれ。スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、バイエルン国立歌劇場、ロサンゼルス・オペラ、メトロポリタン歌劇場、サントリーホール、ブエノスアイレス・テアトロ・コロン、ザルツブルク音楽祭、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭など、主要な劇場・音楽祭に出演し、今最も注目される、バリトン歌手である。
- アレック・シュレイダー(フェルランド) Alek Shrader, Ferrando
-
(C) Peter Schaaf
米国クリーブランド生まれ。2006年セントルイス・オペラでデビューし、翌年METナショナル・カウンシル・オーディションに合格。2012年METデビューした。繊細で表現豊かな表現力が高く評価されており、ザルツブルク音楽祭、グラインドボーン音楽祭、バイエルン国立歌劇場、ハンブルク歌劇場、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、ロサンゼルス・オペラ、シアトル・オペラ、リリック・オペラ・シカゴ等世界の歌劇場で活躍している。オーケストラとはサンフランシスコ響とのトーマス・アデス《テンペスト》、ドゥダメル指揮ロサンゼルスフィルの《コジ・ファン・トゥッテ》フェルランド役のほか、クリーブランド管、ピッツバーグ響等とも共演している。《椿姫》アルフレッド、《セビリヤの理髪師》アルマヴィーヴァ伯爵 、《アルチーナ》オロンテ、《魔笛》タミーノ等多数のレパートリーを誇るが、中でも《コジ・ファン・トゥッテ》フェルランド役は、2011年のザルツブルク音楽祭デビュー時に演じた役であり、2016年11月にもスペイン・オビエド歌劇場でも演じたばかりの手中に収めた役の一つ。
- マイテ・ボーモン(ドラベッラ) Maite Beaumont, Dorabella
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(C) Kirsten Nijhof
スペイン生まれ。パリ国立オペラ、リセウ大劇場、バイエルン国立歌劇場をはじめ、さまざまな劇場で活躍している。2005年にザルツブルク音楽祭で開催された、「コジ・ファン・トゥッテ」のドラベッラ役でデビューを果たし、高い評価を受けている。
- ヴァレンティナ・ファルカス(デスピーナ) Valentina Farcas, Despina
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ザルツブルク音楽祭「後宮からの誘拐」ブロンデ役でデビュー。最近では、ベルリン・コーミッシェ・オーパーにて、ヘンデル作曲《ジュリアス・シーザー》クレオパトラ役、ローザンヌ歌劇場にて、《ウィンザーの陽気な女房たち》のフルート夫人役を務めた。オーケストラとの共演では、リッカルド・シャイー指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団とマーラー《千人の交響曲》、ピーター・ウンジャン指揮、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団とマーラー《交響曲第2番》で共演するなど、さまざまな歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。
- 東京交響楽団
Tokyo Symphony Orchestra -
1946年、東宝交響楽団として創立。1951年に東京交響楽団に改称し、現在に至る。2004年7月より、川崎市のフランチャイズオーケストラとしてミューザ川崎シンフォニーホールを拠点に定期演奏会や特別演奏会を開催するほか、市内での音楽鑑賞教室や巡回公演、「川崎フロンターレ」への応援曲の提供など多岐にわたる活動を行う。これらが高く評価され、2013年に第42回川崎市文化賞を受賞。また、文部大臣賞、京都音楽賞大賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞など日本の主要な音楽賞の殆どを受賞している。新国立劇場ではレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ公演を担当。教育面では「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」が注目されている。海外公演も数多く、これまでに53都市71公演を行う。2014年度シーズンより、ジョナサン・ノットが第3代音楽監督に就任。正指揮者に飯森範親、桂冠指揮者に秋山和慶、ユベール・スダーン、名誉客演指揮者に大友直人を擁する。2016年に創立70周年を迎えた。
HP http://tokyosymphony.jp
- 新国立劇場合唱団(合唱) New National Theatre Chorus
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1997年の新国立劇場開場に合わせ、劇場で行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始。公募され、厳正な審査によって選ばれるメンバーは例年100名を超え、新国立劇場が上演する多彩なオペラ公演により年々レパートリーを増やしている。個々のメンバーは高水準の歌唱力と優れた演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量により、新国立劇場の歴史とともに、共演する出演者、指揮者、演出家・スタッフはもとより、国内外のメディアからも高い評価を得ている。外部公演の依頼も多く、メンバーには幅広い活動の場が与えられている。
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主催:東京芸術劇場 (公益財団法人東京都歴史文化財団)
川崎市、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
共催:公益財団法人 東京交響楽団
協力:全日本空輸株式会社
助成:平成28年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業