パリでデルヴォーに学び、カラヤン、小澤の薫陶を受け、ナクソスで膨大なレコーディングを行った、ポーランドの巨匠アントニ・ヴィトがプラッソンの代役として読響初登場!
ポーランドに生まれ、長きにわたりワルシャワフィルの音楽監督を務めた経歴からショパン、シマノフスキ、グレツキなどのいわゆる“お国もの”とロシア・東欧系のスペシャリストとしてのイメージが大きいマエストロだが、実はパリのエコール・ノルマルで、ピエール・デルヴォーとナディア・ブーランジェに師事した経歴、昨年、長年のフランス音楽への貢献からフランス共和国レジオンドヌール勲章を授与されるなどフランス音楽のスペシャリストとしての側面は日本ではあまり知られていない。
その経歴も読響の桂冠名誉指揮者であるS・スクロヴァチェフスキやタングルウッドで小澤征爾に師事し、ザルツブルク音楽祭でカラヤンのアシスタントを務めるなどナクソスでの膨大な一連のレコーディングを完遂したマエストロならではの幅広いレパートリーを裏付ける経歴といえる。
現在はナバラ交響楽団(スペイン)の音楽監督として、その幅広いレパートリーを存分に発揮しており、この10月13日と14日にはラヴェル『マ・メール・ロワ』、ドビュッシー『聖なる舞曲と世俗の舞曲』を取り上げるなどフランス音楽は膨大なレパートリーを有するヴィトのとりわけ重要なレパートリーである。
また、近年ではベルリンフィル、シュトゥットガルト放送響、ブダペスト祝祭管、ロイヤル・フィル、ヘルシンキフィル、サンタ・チェチーリア管、プラハ放送響、フランス国立リヨン管、サンクトペテルブルク・フィル、デンマーク放送響、スペイン国立管、BBC響、シュターツカペレ・ドレスデン、クリーヴランド管など世界中のA級オーケストラで、その至芸を披露し、客演の引く手あまたの“売れっ子”指揮者として世界中を飛び回っている。また、80年代から90年台にかけての“廉価盤のB級指揮者”から一皮も二皮もむけて、ヨーロッパを代表する多忙な指揮者の一人として認知されており、読響と初共演となる今回のオールフランスプログラムでも、曲目を一切変更することなく臨むなど、その音楽の円熟と知られざるフランス音楽のスペシャリストとしての側面を存分に発揮した名演が多いに期待できる。
- 日程
- 2016年10月29日(土) 15:00 開演
- 会場
- コンサートホール
- 曲目
-
~オール・フランス・プログラム~
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
サティ(ドビュッシー編曲)/『ジムノペディ』第1番、第3番
ドビュッシー/交響詩『海』
フォーレ/組曲『ペレアスとメリザンド』op.80 *メゾ・ソプラノ:鳥木弥生
1.前奏曲 2.糸をつむぐ女 3.シシリエンヌ 4.メリザンドの歌 5.メリザンドの死ラヴェル/古風なメヌエット
ラヴェル/ボレロ
- 出演
-
指揮:アントニ・ヴィト
管弦楽:読売日本交響楽団
- プロフィール
-
- アントニ・ヴィト(指揮) Antoni Wit, Conductor
-
© J.Multarzynski
アントニ・ヴィトは現在もっとも高く評価されているポーランド人指揮者の一人である。
ポーランドのクラクフに生まれ、クラクフ音楽大学で作曲、理論、指揮を学び、パリのエコール・ノルマルで、ピエール・デルヴォーとナディア・ブーランジェに師事。タングルウッドでスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ及び小澤征爾のもと、指揮の腕を磨く。1971年のカラヤン国際指揮者コンクールで第2位を獲得し、ザルツブルク・イースター音楽祭でカラヤンのアシスタントを務める。その後、ポーランドの主要オーケストラ全てと共演。2001年にはワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督に就任、2012/13シーズン末まで12年間、その任に当たった。現在、ナバラ交響楽団(スペイン)の音楽監督、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者。
2015年、フランス共和国レジオンドヌール勲章を授与される。近年の活動としては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、ワイマール・シュターツカペレ、ポーランド国立放送交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(ローマ)、プラハ放送交響楽団、リヨン国立管弦楽団、バルセロナ交響楽団、プエルトリコ交響楽団、ポルト・カーザ・ダ・ムジカ交響楽団(ポルトガル)、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、ブエノスアイレス・テアトロ・コロン管弦楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、台湾国立交響楽団、DR交響楽団(デンマーク放送交響楽団)、スペイン国立管弦楽団、BBC交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、クリーヴランド管弦楽団などと共演している。
2016/17シーズン以降は、新日本フィルハーモニー交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、インド交響楽団、アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団との初共演、フランス国立ロワール管弦楽団とのツアーが予定されている。また、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、ポルト・カーザ・ダ・ムジカ交響楽団, ソウル市立交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団、メキシコ・シティ・フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団と再共演をする。
EMI、ソニー、ナクソスで200以上の録音を出しており、グラミー賞にも7回ノミネートされている。ナクソスでは、絶賛を博したプロコフィエフのピアノ協奏曲集(ピアノ=クンウー・パイク(白建宇))を含む500万枚以上を売り上げている。また、ディアパソン・ドール賞、ヌーヴェル・アカデミー・ドゥ・ディスク・グランプリを受賞。1985年、シマノフスキの『スターバト・マーテル(悲しみの聖母)』の録音でEMI年間最優秀録音賞、2002年1月、メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』の録音でカンヌ・クラシック賞を受賞。最近では、シマノフスキ全曲集CDの最初の2枚がグラモフォンのエディターズチョイスに選出され、次の2枚はBBCミュージックマガジンのエディターズチョイスを受賞した。また、ICAクラシックスからリリースした最初のDVDはグラモフォン誌の月間最優秀DVD賞を獲得(ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団を指揮したシマノフスキの交響曲第3番および第4番)。2012年、グレツキ作曲のコンチェルト・カンタータをワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団と世界初録音し、ナクソスは(クラシカ誌)ショック賞を受賞。また、ペンデレツキ作曲の「フォノグラミ」「ホルン協奏曲」「パルティータ」「ヤコブの目覚め」「アナクラシス」を収めたナクソスのCDは2013年グラミー賞を受賞した。
- 読売日本交響楽団(管弦楽) Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
-
1962年、オーケストラ音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。
アルブレヒトやスクロヴァチェフスキら世界的巨匠が歴代の常任指揮者を歴任し、2010年4月からはシルヴァン・カンブルランが常任指揮者を務めている。15年3月には、欧州公演をカンブルランの指揮で行い、読響の実力を欧州の地に刻印した。同年9月にはワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を演奏会形式で行い、新聞や雑誌で絶賛された。
現在、名誉顧問に高円宮妃久子殿下をお迎えし、東京・赤坂のサントリーホールでの定期演奏会を軸に充実した内容の演奏会を多数開催している。また、東京芸術劇場とは事業提携を結んでおり、多くのコンサートのみならず、シアターオペラへの出演や、教育関連事業など、多彩なプロジェクトを共同で展開している。
こうした活動のほか、社会貢献活動として、小中学校や病院での演奏などを通じ、音楽文化のすそ野拡大に地道な努力を続けている。
演奏会の様子は日本テレビ「読響シンフォニックライブ」で放送され、「日テレオンデマンド」でも動画配信されている。
ホームページ http://yomikyo.or.jp/
- 鳥木弥生(メゾソプラノ) Yayoi Toriki
-
東欧各地においてE.オブラスツォワとのリサイタルで演奏活動を開始。2002年フィレンツェ歌劇場公演《ジャンニ・スキッキ》でオペラデビューの後、ルッカ、ピストイアでのプッチーニ《外套》フルーゴラなどイタリアや、フランス、アヴィニヨン《音楽の日》ガラ(2006)、クレルモン=フェランでのビゼー《ジャミレ》主演(2007)、スペイン、バルセロナ他でのプッチーニ《蝶々夫人》スズキ(2008、2016)など、ヨーロッパ各地でのオペラ公演やコンサートに多数出演し、現地メディアでも好評を得ている。
2007年文化庁派遣で渡仏。パリ・エコールノルマル音楽院オペラ芸術科のディプロマを最高位で取得。
日本では岩城宏之との共演でデビュー。レオンカヴァッロ《ラ・ボエーム》日本初演ムゼッタ(2004)、プーランク《カルメル会修道女の対話》マリー(2010)、ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》ロジーナ(2011)、ビゼー《カルメン》(2013、2016)、ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》アズチェーナ(2014)等、オペラでのメゾソプラノの重要なレパートリーに加え、モーツァルト《レクイエム》、ベートーヴェン《第九》《荘厳ミサ》ヴェルディ《レクイエム》、ファリャ《恋は魔術師》など、コンサート、オラトリオのソリストとしても、数々の著名な指揮者、オーケストラとの共演で活躍している。
2015年岩城宏之音楽賞受賞。
今後、2016年9月、藤原歌劇団公演ベッリー二《カプレーティ家とモンテッキ家》(ロメオ)、2017年1~2月、全国共同制作オペラ、笈田ヨシ演出プッチーニ《蝶々夫人》(スズキ)等に出演予定。
インフォメーション
-
「世界のマエストロシリーズvol.4 ミシェル・プラッソン&読売日本交響楽団」指揮者変更のお知らせ
************************関連事前レクチャー
フランス音楽~響、色、香
2016年10月1日(土)10:00-12:00音楽・文芸批評家の小沼純一氏が、20世紀初頭のフランスをとりまく様々な文化的角度、切り口で本コンサートの聴きどころを語ります。
>レクチャーは終了しました。
日程
会場
曲目
~オール・フランス・プログラム~
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
サティ(ドビュッシー編曲)/『ジムノペディ』第1番、第3番
ドビュッシー/交響詩『海』
フォーレ/組曲『ペレアスとメリザンド』op.80 *メゾ・ソプラノ:鳥木弥生
1.前奏曲 2.糸をつむぐ女 3.シシリエンヌ 4.メリザンドの歌 5.メリザンドの死
ラヴェル/古風なメヌエット
ラヴェル/ボレロ
出演
指揮:アントニ・ヴィト
管弦楽:読売日本交響楽団
プロフィール
- アントニ・ヴィト(指揮) Antoni Wit, Conductor
-
© J.Multarzynski
アントニ・ヴィトは現在もっとも高く評価されているポーランド人指揮者の一人である。
ポーランドのクラクフに生まれ、クラクフ音楽大学で作曲、理論、指揮を学び、パリのエコール・ノルマルで、ピエール・デルヴォーとナディア・ブーランジェに師事。タングルウッドでスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ及び小澤征爾のもと、指揮の腕を磨く。1971年のカラヤン国際指揮者コンクールで第2位を獲得し、ザルツブルク・イースター音楽祭でカラヤンのアシスタントを務める。その後、ポーランドの主要オーケストラ全てと共演。2001年にはワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督に就任、2012/13シーズン末まで12年間、その任に当たった。現在、ナバラ交響楽団(スペイン)の音楽監督、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者。
2015年、フランス共和国レジオンドヌール勲章を授与される。近年の活動としては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、ワイマール・シュターツカペレ、ポーランド国立放送交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(ローマ)、プラハ放送交響楽団、リヨン国立管弦楽団、バルセロナ交響楽団、プエルトリコ交響楽団、ポルト・カーザ・ダ・ムジカ交響楽団(ポルトガル)、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、ブエノスアイレス・テアトロ・コロン管弦楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、台湾国立交響楽団、DR交響楽団(デンマーク放送交響楽団)、スペイン国立管弦楽団、BBC交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、クリーヴランド管弦楽団などと共演している。
2016/17シーズン以降は、新日本フィルハーモニー交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、インド交響楽団、アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団との初共演、フランス国立ロワール管弦楽団とのツアーが予定されている。また、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、ポルト・カーザ・ダ・ムジカ交響楽団, ソウル市立交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団、メキシコ・シティ・フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団と再共演をする。
EMI、ソニー、ナクソスで200以上の録音を出しており、グラミー賞にも7回ノミネートされている。ナクソスでは、絶賛を博したプロコフィエフのピアノ協奏曲集(ピアノ=クンウー・パイク(白建宇))を含む500万枚以上を売り上げている。また、ディアパソン・ドール賞、ヌーヴェル・アカデミー・ドゥ・ディスク・グランプリを受賞。1985年、シマノフスキの『スターバト・マーテル(悲しみの聖母)』の録音でEMI年間最優秀録音賞、2002年1月、メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』の録音でカンヌ・クラシック賞を受賞。最近では、シマノフスキ全曲集CDの最初の2枚がグラモフォンのエディターズチョイスに選出され、次の2枚はBBCミュージックマガジンのエディターズチョイスを受賞した。また、ICAクラシックスからリリースした最初のDVDはグラモフォン誌の月間最優秀DVD賞を獲得(ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団を指揮したシマノフスキの交響曲第3番および第4番)。2012年、グレツキ作曲のコンチェルト・カンタータをワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団と世界初録音し、ナクソスは(クラシカ誌)ショック賞を受賞。また、ペンデレツキ作曲の「フォノグラミ」「ホルン協奏曲」「パルティータ」「ヤコブの目覚め」「アナクラシス」を収めたナクソスのCDは2013年グラミー賞を受賞した。
- 読売日本交響楽団(管弦楽) Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
-
1962年、オーケストラ音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。
アルブレヒトやスクロヴァチェフスキら世界的巨匠が歴代の常任指揮者を歴任し、2010年4月からはシルヴァン・カンブルランが常任指揮者を務めている。15年3月には、欧州公演をカンブルランの指揮で行い、読響の実力を欧州の地に刻印した。同年9月にはワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を演奏会形式で行い、新聞や雑誌で絶賛された。
現在、名誉顧問に高円宮妃久子殿下をお迎えし、東京・赤坂のサントリーホールでの定期演奏会を軸に充実した内容の演奏会を多数開催している。また、東京芸術劇場とは事業提携を結んでおり、多くのコンサートのみならず、シアターオペラへの出演や、教育関連事業など、多彩なプロジェクトを共同で展開している。
こうした活動のほか、社会貢献活動として、小中学校や病院での演奏などを通じ、音楽文化のすそ野拡大に地道な努力を続けている。
演奏会の様子は日本テレビ「読響シンフォニックライブ」で放送され、「日テレオンデマンド」でも動画配信されている。
ホームページ http://yomikyo.or.jp/
- 鳥木弥生(メゾソプラノ) Yayoi Toriki
-
東欧各地においてE.オブラスツォワとのリサイタルで演奏活動を開始。2002年フィレンツェ歌劇場公演《ジャンニ・スキッキ》でオペラデビューの後、ルッカ、ピストイアでのプッチーニ《外套》フルーゴラなどイタリアや、フランス、アヴィニヨン《音楽の日》ガラ(2006)、クレルモン=フェランでのビゼー《ジャミレ》主演(2007)、スペイン、バルセロナ他でのプッチーニ《蝶々夫人》スズキ(2008、2016)など、ヨーロッパ各地でのオペラ公演やコンサートに多数出演し、現地メディアでも好評を得ている。
2007年文化庁派遣で渡仏。パリ・エコールノルマル音楽院オペラ芸術科のディプロマを最高位で取得。
日本では岩城宏之との共演でデビュー。レオンカヴァッロ《ラ・ボエーム》日本初演ムゼッタ(2004)、プーランク《カルメル会修道女の対話》マリー(2010)、ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》ロジーナ(2011)、ビゼー《カルメン》(2013、2016)、ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》アズチェーナ(2014)等、オペラでのメゾソプラノの重要なレパートリーに加え、モーツァルト《レクイエム》、ベートーヴェン《第九》《荘厳ミサ》ヴェルディ《レクイエム》、ファリャ《恋は魔術師》など、コンサート、オラトリオのソリストとしても、数々の著名な指揮者、オーケストラとの共演で活躍している。
2015年岩城宏之音楽賞受賞。
今後、2016年9月、藤原歌劇団公演ベッリー二《カプレーティ家とモンテッキ家》(ロメオ)、2017年1~2月、全国共同制作オペラ、笈田ヨシ演出プッチーニ《蝶々夫人》(スズキ)等に出演予定。
-
主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、豊島区
事業提携:読売日本交響楽団助成:平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業