- 日程
- 2017年10月20日(金) 18:00 開講(21:00終了予定)
- 会場
- 東京芸術劇場 シンフォニースペース(5階)
- プロフィール
-
- エディクソン・ルイス(コントラバス) Edicson Ruiz, Contrabass
-
1985年カラカス生まれ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー。
11歳でコントラバスを始め、ホセ・アントニオ・アブレウ博士によって創設されたベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」のオーケストラに所属。フェリックス・プテに学んだ。15歳で、米インディアナポリスで開催されたソロコンクールに優勝。2001年にベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーの最年少スカラシップ生となり、クラウス・シュトールに師事。17歳でベルリン・フィルのオーディションに合格した。いまや、世界で最も成功しているコントラバス・ソリストの1人であり、これまでにザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、ニューヨーク、ベルリン、東京、マドリッド、チューリヒ、ヨハネスブルク等で、オーケストラと共演している。
彼のために作曲され、初演を任された作品も多く、ハインツ・ホリガー、ポール・デセン、エフレイン・オッシャー、アルトゥーロ・パンタレオン、マティアス・オッカート、ルイス・アントゥネス・ペナ、藤倉大、ローランド・モーザー等の作曲者が挙げられる。 ドイツのPhil.Harmonieから多数CDもリリースしており、特に彼の18世紀音楽への情熱を感じられる録音が多い。
オフィシャルサイト http://www.edicsonruiz.com/
- 伊藤恵(ピアノ) Kei Itoh, Piano
-
© 武藤章
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ハノーファー音楽大学において名教師ライグラフ氏に師事。1983年第32回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ部門で日本人として初優勝。サヴァリッシュ指揮バイエルン国立管と共演し、ミュンヘンでデビュー。その後もミュンヘン・シンフォニカ、フランクフルト放送響、ベルン響、チェコ・フィルの定期公演などに出演。日本ではN響との協演、各オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、放送と活躍。CDの代表作は、シューマン・ピアノ曲全曲録音「シューマニアーナ1〜13」。2007年秋には全集完成記念コンサートを行った。さらに、2008年にリリースを開始した「シューベルト ピアノ作品集1〜6」は1作ごとに注目を集め、第6集は2015年度レコード・アカデミー賞、第70回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。最新盤は「ショパン/24の前奏曲、シューマン/クライスレリアーナ」。また、サイトウ・キネンフェスティバル松本はじめ武生国際音楽祭、 軽井沢音楽祭、リゾナーレ音楽祭、東京・春・音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンなどに参加。2008年からの新たな8年シリーズではシューベルトを中心としたリサイタルを開催。1993年日本ショパン協会賞、1994年横浜市文化賞奨励賞受賞。現在、東京藝術大学教授、桐朋学園大学特任教授。
- 辻彩奈(ヴァイオリン) Ayana Tsuji, Violin
-
© 大杉隼平
1997年岐阜県生まれ。2016年、モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せてバッハ賞、パガニーニ賞、カナダ人作品賞、ソナタ賞、セミファイナルベストリサイタル賞の5つの特別賞を受賞。これまでに、モントリオール交響楽団、チェコフィルハーモニー室内合奏団、セジョン・ソロイスツ(韓国)、シュトゥットガルトゾリステン、チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェ、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、横浜シンフォニエッタ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、大阪交響楽団などと共演。2016年11月には、モントリオールにてバッハ・フェスティバルに招聘される。2017年3月にはベリオのヴァイオリン協奏曲集(ミヒャエル・ハラース指揮、チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェ)をNAXOSよりCDリリース。2015年度より公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。現在、東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与されている1748年製Joannes Baptista Guadagniniである。
オフィシャルサイト ayanatsuji.com
- 堤剛(チェロ) Tsuyoshi Tsutsumi, Violoncello
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© 鍋島徳恭
名実ともに日本を代表するチェリスト。
桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事。1961年アメリカ・インディアナ大学に留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年よりシュタルケル教授の助手を務める。同年ミュンヘン国際コンクールで第2位、ブダペストでのカザルス国際コンクールで第1位入賞を果たし、現在に至るまで、日本、北米、ヨーロッパ各地、オーストラリア、中南米など世界各地で定期的に招かれている。
2009年秋の紫綬褒章を受章。また同年、天皇陛下御在位二十年記念式典にて御前演奏を行った。2013年、文化功労者に選出。
録音における活躍も目ざましく、2010年には演奏活動60周年記念盤「アンコール」、2013年には堤の古希を祝って日本の名だたる作曲家たちが書き下ろした新作を収録した「アニバーサリー」(ともにマイスターミュージック)がリリースされ、絶賛を浴びている。
2001年より霧島国際音楽祭音楽監督。1988年秋より2006年春までインディアナ大学の教授を務め、2004年4月から2013年3月まで9年の長きにわたり桐朋学園大学学長を務めた。2007年9月、サントリーホール館長に就任。日本芸術院会員。
- マスタークラス内容
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ボッテジーニ/ヴァイオリンとコントラバスのためのグラン・デュオ・コンチェルタンテ
【受講者】
・本山耀佑(東京都交響楽団)、ヴァイオリン:二瓶真悠、ピアノ:吉原清香
・瀬泰幸(読売日本交響楽団)、ヴァイオリン:對馬哲男、ピアノ:渡部由美子ボッテジーニ/チェロとコントラバスのためのデュオ・コンチェルタンテ
【受講者】
・芦澤春奈(洗足学園大学大学院)、共演者未定
・菅沼希望(新日本フィルハーモニー交響楽団)、チェロ:岡本渚、ピアノ:吉原清香
インフォメーション
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エル・システマ・フェスティバル2017
全体のスケジュールはこちら
2017年10月20日(金)~22日(日)
日程
会場
プロフィール
- エディクソン・ルイス(コントラバス) Edicson Ruiz, Contrabass
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1985年カラカス生まれ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー。
11歳でコントラバスを始め、ホセ・アントニオ・アブレウ博士によって創設されたベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」のオーケストラに所属。フェリックス・プテに学んだ。15歳で、米インディアナポリスで開催されたソロコンクールに優勝。2001年にベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーの最年少スカラシップ生となり、クラウス・シュトールに師事。17歳でベルリン・フィルのオーディションに合格した。いまや、世界で最も成功しているコントラバス・ソリストの1人であり、これまでにザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、ニューヨーク、ベルリン、東京、マドリッド、チューリヒ、ヨハネスブルク等で、オーケストラと共演している。
彼のために作曲され、初演を任された作品も多く、ハインツ・ホリガー、ポール・デセン、エフレイン・オッシャー、アルトゥーロ・パンタレオン、マティアス・オッカート、ルイス・アントゥネス・ペナ、藤倉大、ローランド・モーザー等の作曲者が挙げられる。 ドイツのPhil.Harmonieから多数CDもリリースしており、特に彼の18世紀音楽への情熱を感じられる録音が多い。
オフィシャルサイト http://www.edicsonruiz.com/
- 伊藤恵(ピアノ) Kei Itoh, Piano
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© 武藤章
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ハノーファー音楽大学において名教師ライグラフ氏に師事。1983年第32回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ部門で日本人として初優勝。サヴァリッシュ指揮バイエルン国立管と共演し、ミュンヘンでデビュー。その後もミュンヘン・シンフォニカ、フランクフルト放送響、ベルン響、チェコ・フィルの定期公演などに出演。日本ではN響との協演、各オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、放送と活躍。CDの代表作は、シューマン・ピアノ曲全曲録音「シューマニアーナ1〜13」。2007年秋には全集完成記念コンサートを行った。さらに、2008年にリリースを開始した「シューベルト ピアノ作品集1〜6」は1作ごとに注目を集め、第6集は2015年度レコード・アカデミー賞、第70回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。最新盤は「ショパン/24の前奏曲、シューマン/クライスレリアーナ」。また、サイトウ・キネンフェスティバル松本はじめ武生国際音楽祭、 軽井沢音楽祭、リゾナーレ音楽祭、東京・春・音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンなどに参加。2008年からの新たな8年シリーズではシューベルトを中心としたリサイタルを開催。1993年日本ショパン協会賞、1994年横浜市文化賞奨励賞受賞。現在、東京藝術大学教授、桐朋学園大学特任教授。
- 辻彩奈(ヴァイオリン) Ayana Tsuji, Violin
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© 大杉隼平
1997年岐阜県生まれ。2016年、モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せてバッハ賞、パガニーニ賞、カナダ人作品賞、ソナタ賞、セミファイナルベストリサイタル賞の5つの特別賞を受賞。これまでに、モントリオール交響楽団、チェコフィルハーモニー室内合奏団、セジョン・ソロイスツ(韓国)、シュトゥットガルトゾリステン、チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェ、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、横浜シンフォニエッタ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、大阪交響楽団などと共演。2016年11月には、モントリオールにてバッハ・フェスティバルに招聘される。2017年3月にはベリオのヴァイオリン協奏曲集(ミヒャエル・ハラース指揮、チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェ)をNAXOSよりCDリリース。2015年度より公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。現在、東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与されている1748年製Joannes Baptista Guadagniniである。
オフィシャルサイト ayanatsuji.com
- 堤剛(チェロ) Tsuyoshi Tsutsumi, Violoncello
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© 鍋島徳恭
名実ともに日本を代表するチェリスト。
桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事。1961年アメリカ・インディアナ大学に留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年よりシュタルケル教授の助手を務める。同年ミュンヘン国際コンクールで第2位、ブダペストでのカザルス国際コンクールで第1位入賞を果たし、現在に至るまで、日本、北米、ヨーロッパ各地、オーストラリア、中南米など世界各地で定期的に招かれている。
2009年秋の紫綬褒章を受章。また同年、天皇陛下御在位二十年記念式典にて御前演奏を行った。2013年、文化功労者に選出。
録音における活躍も目ざましく、2010年には演奏活動60周年記念盤「アンコール」、2013年には堤の古希を祝って日本の名だたる作曲家たちが書き下ろした新作を収録した「アニバーサリー」(ともにマイスターミュージック)がリリースされ、絶賛を浴びている。
2001年より霧島国際音楽祭音楽監督。1988年秋より2006年春までインディアナ大学の教授を務め、2004年4月から2013年3月まで9年の長きにわたり桐朋学園大学学長を務めた。2007年9月、サントリーホール館長に就任。日本芸術院会員。
マスタークラス内容
ボッテジーニ/ヴァイオリンとコントラバスのためのグラン・デュオ・コンチェルタンテ
【受講者】
・本山耀佑(東京都交響楽団)、ヴァイオリン:二瓶真悠、ピアノ:吉原清香
・瀬泰幸(読売日本交響楽団)、ヴァイオリン:對馬哲男、ピアノ:渡部由美子
ボッテジーニ/チェロとコントラバスのためのデュオ・コンチェルタンテ
【受講者】
・芦澤春奈(洗足学園大学大学院)、共演者未定
・菅沼希望(新日本フィルハーモニー交響楽団)、チェロ:岡本渚、ピアノ:吉原清香
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主催:駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
一般社団法人 エル・システマジャパン
豊島区
協賛:アサヒビールホールディングス株式会社、キッコーマン株式会社、株式会社シグマクシス、ダウ・ケミカル日本株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社Plan・Do・See、ホテルオークラ東京(五十音順)
協力:KAJIMOTO
助成: 平成29年度 文化庁 文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業(としま国際アートフェスティバル事業)、一般社団法人東京倶楽部、真如苑