- 日程
- 2017年10月22日(日) 14:00 開演(ロビー開場13:00 17:00終演予定)
- 会場
- コンサートホール
- プログラム
-
※聴覚障害者のための舞台字幕付
【1部】指揮:古橋富士雄 児童合唱:相馬子どもコーラス
●お菓子の歌:わた菓子、チューインガム、ソフトクリーム、たいやき、おせんべ、ポップコーン
(作詞:蓬莱泰三、作曲:南安雄)●相馬盆唄(編曲:伊藤康英)、会津磐梯山(編曲:松下耕)
●被爆のマリアに捧げる賛歌(作曲:エリック・コロン)
ソプラノ:コロンえりか●東京ホワイトハンドコーラスと共に
Night Road、When I Sing Song ほか
(原詩:まど・みちお/作曲:上田真樹)【2部】ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル)
【3部】指揮:井上道義 管弦楽:フェローオーケストラ
●クーセヴィツキー/コントラバス協奏曲ト短調
コントラバス:エディクソン・ルイス●阪田寛夫(作詩)、山本直純(作曲)/児童合唱と管弦楽のための組曲「遠足」
光る、歩く時の歌、おべんとう、城跡、山の上の合唱、家路
児童合唱:相馬子どもコーラス
振り付け:ラッキィ池田、彩木映利
- 出演
-
指揮:井上道義
合唱指揮:古橋富士雄
ソプラノ:コロンえりか
コントラバス:エディクソン・ルイス
児童合唱:相馬子どもコーラス
東京ホワイトハンドコーラス(指導:井崎哲也、コロンえりか)
ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル)
管弦楽:フェローオーケストラ
- プロフィール
-
- 井上道義(指揮) Michiyoshi Inoue
-
© Mieko Urisaka
1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。1971年グィド・カンテルリ指揮者コンクール優勝。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者を歴任。1999年、マーラーの交響曲全曲演奏会を実施し「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価された。2007年、ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。(2017年2月、同プロジェクトを収録した「ショスタコーヴィチ交響曲全集 at日比谷公会堂」CD・BOXをリリース。)
2007年よりオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、ならびに石川県立音楽堂アーティスティック・アドバイザーを務めている。2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2015年、全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」(野田秀樹演出)を総監督として指揮し、10都市14公演の巡回公演を大成功へと導いた。2010年「平成22年京都市文化功労者」、社団法人企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル)」、2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」を受賞。自宅にアヒルを飼っていた。
オフィシャルサイト http://www.michiyoshi-inoue.com/
- 古橋富士雄(合唱指揮) Fujio Furuhashi
-
指揮法を斎藤秀雄,高階正光、神谷一衛、作曲を島岡譲、矢代秋雄、ピアノを宮島敏の各氏に師事。これまでに日本のオペラ界の草分け的存在である「原信子オペラ研究所」の専属ピアニスト、「NHK東京児童合唱団」常任指揮者(音楽監督)、桐朋学園大学音楽学部講師、東京家政学院短期大学講師、日本合唱指揮者協会理事長、浜松市アクトシティ音楽院音楽監督、日本コダーイ協会理事を歴任する。特に40数年に渡り「NHK東京児童合唱団」を愛情と情熱に満ちた指導により世界レベルの合唱団に育て上げ、国内外数多くの賞を受賞し、日本における第一線の演奏団体に育てた氏の力量は称賛されている。現在10の合唱団の音楽監督を務める他、NHK「Nコンon the Web」の解説者としてレギュラー出演している他、全国各地での講習会、コンクールの審査等、常に合唱界の指導的立場を担っている。又、2012年9月より福島県相馬市の子ども達を対象に、東日本大震災後の復興支援活動として、エル・システマジャパンの合唱アドバイザーとして指導にあたっている。NHK東京児童合唱団名誉指揮者、日本コダーイ協会諮問委員、日本合唱指揮者協会常任相談役。
- コロンえりか(ソプラノ) Colon Erika
-
ベネズエラ生まれ。聖心女子大学・大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院、声楽科修士課程を優秀賞で卒業。同年ウィグモアホールデビュー。モーツァルト・フェスティバル(ブリュッセル)、宗教音楽祭(フィレンツェ)、日英国交150年記念メサイア(ロンドン)でソリストを務めるなどオラトリオの分野に力を注ぐ。オペラではイタリア、モンテロッソ音楽祭『コシ・ファン・トゥッテ』デスピーナ役、『ドン・パスクアーレ』ノリーナ役を務めた他、フランス、プリヴァ市バロック音 楽祭で『紅の薔薇』タイトルロールのヴィーナスを演じ、ラジオフランスで放送。 特にライフワークとして取り組んでいるのは、父エリック・コロンが平和への願いを込めて作曲した「被爆マリアに捧げる賛歌」の演奏と講演会で、浦上天主堂に於ける初演、CD出版後、世界各地で学校や大学を訪れて長崎からの平和へのメッセージを発信している。これまでパリ・オペラ座メンバー、九州交響楽団、東京シティ・フィルなど国内外のオーケストラはじめ、キリ・テ・カ ナワ、ジョーン・バエズなどと共演。コンサート以外では長野スペシャル・オリンピックスの開会式曲録音、スポーツ試合でのベネズエラ国歌斉唱、テレビ番組のリポーターなど幅広い分野で活動。2011年子どもと親のためのワークショップを開催する Mothers for Peaceを立ち上げ、東北地方で様々な演奏会を行っている。 聖心女子大学哲学科「宗教と音楽」講師。
- エディクソン・ルイス(コントラバス) Edicson Ruiz
-
1985年カラカス生まれ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー。
11歳でコントラバスを始め、ホセ・アントニオ・アブレウ博士によって創設されたベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」のオーケストラに所属。フェリックス・プテに学んだ。15歳で、米インディアナポリスで開催されたソロコンクールに優勝。2001年にベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーの最年少スカラシップ生となり、クラウス・シュトールに師事。17歳でベルリン・フィルのオーディションに合格した。いまや、世界で最も成功しているコントラバス・ソリストの1人であり、これまでにザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、ニューヨーク、ベルリン、東京、マドリッド、チューリヒ、ヨハネスブルク等で、オーケストラと共演している。
彼のために作曲され、初演を任された作品も多く、ハインツ・ホリガー、ポール・デセン、エフレイン・オッシャー、アルトゥーロ・パンタレオン、マティアス・オッカート、ルイス・アントゥネス・ペナ、藤倉大、ローランド・モーザー等の作曲者が挙げられる。 ドイツのPhil.Harmonieから多数CDもリリースしており、特に彼の18世紀音楽への情熱を感じられる録音が多い。オフィシャルサイト http://www.edicsonruiz.com/
- 相馬子どもコーラス Soma Children's Choir
-
© Mariko Tagashira
民謡をはじめとする音楽や伝統芸能が息づく、福島県相馬市。エル・システマジャパンとの協力協定が2012年に締結され、市内小学校への支援がスタート。「相馬子どもオーケストラ」の母体となる週末弦楽器教室が2013年に立ち上がり、市内の全小中学生に門戸が開かれました。またコーラスも、市立桜丘小学校合唱部をベースに中学生の合唱部OB・OGが加わった形での活動がはじまり、現在では、古橋富士雄音楽監督と小島弥生指導担当もと、市内は小3から高2の51人が参加し、地域の行事、イベントで活躍しています。
- 東京ホワイトハンドコーラス Tokyo White hands Choir
-
© Mariko Tagashira
ベネズエラでは、聴覚障害や自閉症、発声に困難を抱える子どもの参加を重視した、様々な子どもたちがともに活動する合唱隊が22年前に誕生しました。歌とともに白い手袋をしたパフォーマンス(手歌)を行うことから、広義にホワイトハンドコーラスと呼ばれています。日本でも、徐々に聴覚以外の困難さに向き合う子どもたちや、共同合唱に心寄せる人たちが誰でも参加できる仕組みを作ることを目標として、2017年6月に結成。月2回の練習を経て、今回が初めての発表の場となります。
- ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル) Lara Somos
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© シモンボリバル音楽財団
ベネズエラのホワイトハンドコーラスの代表メンバーからなる、ララ州を拠点に活動するヴォーカル・アンサンブル。2013年のザルツブルグ音楽祭を始め、そのパフォーマンスは国内外で大きな賞賛を得ており、プラシド・ドミンゴからも絶賛されています。中心メンバーは、視覚障害や運動障害を持っていますが、その歌声と各種民族楽器の演奏は圧倒的です。
- フェローオーケストラ(管弦楽) Fellow Orchestra
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© Mariko Tagashira
エル・システマジャパンの活動で指導ボランティアとして貢献するアマチュア音楽家を中心に、エル・システマの理念に共感する音楽家が集まって作られたオーケストラです。2016年の設立以来、大学生を中心に、10代から60代まで年代も背景も多様な仲間が集まりました。"フェロー"という名称には、探究する仲間、という意味が込められており、エル・システマで学ぶ子供たちをはじめ一人でも多くの方に、音楽を通じて活力を届けられるよう、演奏技術や楽曲の解釈、オーケストラの運営方法などを団員みんなで探求しています。2017年3月11日には東京で初のチャリティーコンサートを、そして翌日3月12日は相馬市にて相馬子どもオーケストラとの合同コンサートを開催、4月29日には東京で行われた"エル・システマ"ジャパンオーケストラフェスティバルに出演しました。今回は室内楽コンサートに出演する、辻彩奈、田原綾子、堤剛もフェローオーケストラのメンバーとして出演いたします。
オフィシャルサイト http://felloworchestra.org/
インフォメーション
-
エル・システマ・フェスティバル2017
全体のスケジュールはこちら
2017年10月20日(金)~22日(日)
日程
会場
プログラム
※聴覚障害者のための舞台字幕付
【1部】指揮:古橋富士雄 児童合唱:相馬子どもコーラス
●お菓子の歌:わた菓子、チューインガム、ソフトクリーム、たいやき、おせんべ、ポップコーン
(作詞:蓬莱泰三、作曲:南安雄)
●相馬盆唄(編曲:伊藤康英)、会津磐梯山(編曲:松下耕)
●被爆のマリアに捧げる賛歌(作曲:エリック・コロン)
ソプラノ:コロンえりか
●東京ホワイトハンドコーラスと共に
Night Road、When I Sing Song ほか
(原詩:まど・みちお/作曲:上田真樹)
【2部】ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル)
【3部】指揮:井上道義 管弦楽:フェローオーケストラ
●クーセヴィツキー/コントラバス協奏曲ト短調
コントラバス:エディクソン・ルイス
●阪田寛夫(作詩)、山本直純(作曲)/児童合唱と管弦楽のための組曲「遠足」
光る、歩く時の歌、おべんとう、城跡、山の上の合唱、家路
児童合唱:相馬子どもコーラス
振り付け:ラッキィ池田、彩木映利
出演
合唱指揮:古橋富士雄
ソプラノ:コロンえりか
コントラバス:エディクソン・ルイス
児童合唱:相馬子どもコーラス
東京ホワイトハンドコーラス(指導:井崎哲也、コロンえりか)
ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル)
管弦楽:フェローオーケストラ
プロフィール
- 井上道義(指揮) Michiyoshi Inoue
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© Mieko Urisaka
1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。1971年グィド・カンテルリ指揮者コンクール優勝。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者を歴任。1999年、マーラーの交響曲全曲演奏会を実施し「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価された。2007年、ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。(2017年2月、同プロジェクトを収録した「ショスタコーヴィチ交響曲全集 at日比谷公会堂」CD・BOXをリリース。)
2007年よりオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、ならびに石川県立音楽堂アーティスティック・アドバイザーを務めている。2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2015年、全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」(野田秀樹演出)を総監督として指揮し、10都市14公演の巡回公演を大成功へと導いた。2010年「平成22年京都市文化功労者」、社団法人企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル)」、2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」を受賞。自宅にアヒルを飼っていた。
オフィシャルサイト http://www.michiyoshi-inoue.com/
- 古橋富士雄(合唱指揮) Fujio Furuhashi
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指揮法を斎藤秀雄,高階正光、神谷一衛、作曲を島岡譲、矢代秋雄、ピアノを宮島敏の各氏に師事。これまでに日本のオペラ界の草分け的存在である「原信子オペラ研究所」の専属ピアニスト、「NHK東京児童合唱団」常任指揮者(音楽監督)、桐朋学園大学音楽学部講師、東京家政学院短期大学講師、日本合唱指揮者協会理事長、浜松市アクトシティ音楽院音楽監督、日本コダーイ協会理事を歴任する。特に40数年に渡り「NHK東京児童合唱団」を愛情と情熱に満ちた指導により世界レベルの合唱団に育て上げ、国内外数多くの賞を受賞し、日本における第一線の演奏団体に育てた氏の力量は称賛されている。現在10の合唱団の音楽監督を務める他、NHK「Nコンon the Web」の解説者としてレギュラー出演している他、全国各地での講習会、コンクールの審査等、常に合唱界の指導的立場を担っている。又、2012年9月より福島県相馬市の子ども達を対象に、東日本大震災後の復興支援活動として、エル・システマジャパンの合唱アドバイザーとして指導にあたっている。NHK東京児童合唱団名誉指揮者、日本コダーイ協会諮問委員、日本合唱指揮者協会常任相談役。
- コロンえりか(ソプラノ) Colon Erika
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ベネズエラ生まれ。聖心女子大学・大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院、声楽科修士課程を優秀賞で卒業。同年ウィグモアホールデビュー。モーツァルト・フェスティバル(ブリュッセル)、宗教音楽祭(フィレンツェ)、日英国交150年記念メサイア(ロンドン)でソリストを務めるなどオラトリオの分野に力を注ぐ。オペラではイタリア、モンテロッソ音楽祭『コシ・ファン・トゥッテ』デスピーナ役、『ドン・パスクアーレ』ノリーナ役を務めた他、フランス、プリヴァ市バロック音 楽祭で『紅の薔薇』タイトルロールのヴィーナスを演じ、ラジオフランスで放送。 特にライフワークとして取り組んでいるのは、父エリック・コロンが平和への願いを込めて作曲した「被爆マリアに捧げる賛歌」の演奏と講演会で、浦上天主堂に於ける初演、CD出版後、世界各地で学校や大学を訪れて長崎からの平和へのメッセージを発信している。これまでパリ・オペラ座メンバー、九州交響楽団、東京シティ・フィルなど国内外のオーケストラはじめ、キリ・テ・カ ナワ、ジョーン・バエズなどと共演。コンサート以外では長野スペシャル・オリンピックスの開会式曲録音、スポーツ試合でのベネズエラ国歌斉唱、テレビ番組のリポーターなど幅広い分野で活動。2011年子どもと親のためのワークショップを開催する Mothers for Peaceを立ち上げ、東北地方で様々な演奏会を行っている。 聖心女子大学哲学科「宗教と音楽」講師。
- エディクソン・ルイス(コントラバス) Edicson Ruiz
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1985年カラカス生まれ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー。
11歳でコントラバスを始め、ホセ・アントニオ・アブレウ博士によって創設されたベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」のオーケストラに所属。フェリックス・プテに学んだ。15歳で、米インディアナポリスで開催されたソロコンクールに優勝。2001年にベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーの最年少スカラシップ生となり、クラウス・シュトールに師事。17歳でベルリン・フィルのオーディションに合格した。いまや、世界で最も成功しているコントラバス・ソリストの1人であり、これまでにザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、ニューヨーク、ベルリン、東京、マドリッド、チューリヒ、ヨハネスブルク等で、オーケストラと共演している。
彼のために作曲され、初演を任された作品も多く、ハインツ・ホリガー、ポール・デセン、エフレイン・オッシャー、アルトゥーロ・パンタレオン、マティアス・オッカート、ルイス・アントゥネス・ペナ、藤倉大、ローランド・モーザー等の作曲者が挙げられる。 ドイツのPhil.Harmonieから多数CDもリリースしており、特に彼の18世紀音楽への情熱を感じられる録音が多い。オフィシャルサイト http://www.edicsonruiz.com/
- 相馬子どもコーラス Soma Children's Choir
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© Mariko Tagashira
民謡をはじめとする音楽や伝統芸能が息づく、福島県相馬市。エル・システマジャパンとの協力協定が2012年に締結され、市内小学校への支援がスタート。「相馬子どもオーケストラ」の母体となる週末弦楽器教室が2013年に立ち上がり、市内の全小中学生に門戸が開かれました。またコーラスも、市立桜丘小学校合唱部をベースに中学生の合唱部OB・OGが加わった形での活動がはじまり、現在では、古橋富士雄音楽監督と小島弥生指導担当もと、市内は小3から高2の51人が参加し、地域の行事、イベントで活躍しています。
- 東京ホワイトハンドコーラス Tokyo White hands Choir
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© Mariko Tagashira
ベネズエラでは、聴覚障害や自閉症、発声に困難を抱える子どもの参加を重視した、様々な子どもたちがともに活動する合唱隊が22年前に誕生しました。歌とともに白い手袋をしたパフォーマンス(手歌)を行うことから、広義にホワイトハンドコーラスと呼ばれています。日本でも、徐々に聴覚以外の困難さに向き合う子どもたちや、共同合唱に心寄せる人たちが誰でも参加できる仕組みを作ることを目標として、2017年6月に結成。月2回の練習を経て、今回が初めての発表の場となります。
- ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル) Lara Somos
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© シモンボリバル音楽財団
ベネズエラのホワイトハンドコーラスの代表メンバーからなる、ララ州を拠点に活動するヴォーカル・アンサンブル。2013年のザルツブルグ音楽祭を始め、そのパフォーマンスは国内外で大きな賞賛を得ており、プラシド・ドミンゴからも絶賛されています。中心メンバーは、視覚障害や運動障害を持っていますが、その歌声と各種民族楽器の演奏は圧倒的です。
- フェローオーケストラ(管弦楽) Fellow Orchestra
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© Mariko Tagashira
エル・システマジャパンの活動で指導ボランティアとして貢献するアマチュア音楽家を中心に、エル・システマの理念に共感する音楽家が集まって作られたオーケストラです。2016年の設立以来、大学生を中心に、10代から60代まで年代も背景も多様な仲間が集まりました。"フェロー"という名称には、探究する仲間、という意味が込められており、エル・システマで学ぶ子供たちをはじめ一人でも多くの方に、音楽を通じて活力を届けられるよう、演奏技術や楽曲の解釈、オーケストラの運営方法などを団員みんなで探求しています。2017年3月11日には東京で初のチャリティーコンサートを、そして翌日3月12日は相馬市にて相馬子どもオーケストラとの合同コンサートを開催、4月29日には東京で行われた"エル・システマ"ジャパンオーケストラフェスティバルに出演しました。今回は室内楽コンサートに出演する、辻彩奈、田原綾子、堤剛もフェローオーケストラのメンバーとして出演いたします。
オフィシャルサイト http://felloworchestra.org/
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主催:駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
一般社団法人 エル・システマジャパン
豊島区
協賛:アサヒビールホールディングス株式会社、キッコーマン株式会社、株式会社シグマクシス、ダウ・ケミカル日本株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社Plan・Do・See、ホテルオークラ東京(五十音順)
協力:KAJIMOTO
助成: 平成29年度 文化庁 文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業(としま国際アートフェスティバル事業)、一般社団法人東京倶楽部、真如苑