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ネオ・シンフォニック・ジャズ

NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇〈新プログラム〉

NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇〈新プログラム〉

自身のアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』がグラミー賞にノミネートされ、世界から注目を浴びるジャズ作編曲家、挾間美帆プロデュースによるネオ・シンフォニック・ジャズの第二弾。
この度、今年設立75周年を迎えるオランダの名門ポップス・ジャズ・オーケストラ、“メトロポール・オーケストラ”の常任客演指揮者に、8月から挾間美帆が就任することが発表された。そこで今回の公演では、東京フィルハーモニー交響楽団と気鋭のジャズ・ミュージシャン16名による挾間美帆 m_big bandで、メトロポール・オーケストラと同じ編成のスペシャル・オーケストラを編成、挾間美帆が自らタクトを執り、現代最先端のシンフォニック・ジャズ・サウンドを実現する。
ゲストとして招くギター界のスーパースター渡辺香津美も加わり、絢爛豪華なシンフォニック・ジャズを堪能させてくれることだろう。

東京芸術劇場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を講じたうえで、本公演を開催いたします。
チケットご購入の際は、必ず当劇場WEBサイト内の【東京芸術劇場における新型コロナウイルス感染症対策とご来館される皆さまへのお願い】をご確認ください。
37.5℃以上の発熱がある方や、体調不良が認められる方等は、当日ご入場をお断りする場合がございますので、予めご了承ください。

日程
2020年08月16日 (日)15:00 開演(ロビー開場14:00)
会場
コンサートホール
曲目
挾間美帆/RUN
ジム・ビアード(ヴィンス・メンドーサ編曲)/ホリデイ・フォア・ピート・アンド・グラディス
ハービー・ハンコック(挾間美帆編曲)/ジ・アイ・オブ・ザ・ハリケーン
ジョン・スコフィールド(ヴィンス・メンドーサ編曲)/カルロス *
挾間美帆/ソムナンビュラント *
渡辺香津美(挾間美帆編曲)/インナー・ウィンド *
渡辺香津美(挾間美帆編曲)/コクモ・アイランド *

公演時間は約75分(休憩なし)の予定

* 渡辺香津美 出演曲

出演
指揮:挾間美帆
ギター:渡辺香津美

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

挾間美帆 m_big band

土井徳浩(Sax)、辻野進輔(Sax)、吉本章紘(Sax)、鈴木圭(Sax)、竹村直哉(Sax)
真砂陽地(Tp)、広瀬未来(Tp)、川原真彩(Tp)、石川広行(Tp)
半田信英(Tb)、高井天音(Tb)、高橋真太郎(Tb)、佐藤敬一朗(Tb)
佐藤浩一(Pf)、パット・グリン(Bs) 、高橋信之介 (Ds)

プロフィール
プロデュース・指揮・編曲:挾間美帆

© Hiroyuki Seo

国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。これまでに山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供する。New York Jazzharmonic (アメリカ)、Metropole Orkest (オランダ)、Danish Radio Big Band (デンマーク)、WDR Big Band(ドイツ)等からの招聘を受け、作編曲家としてだけでなくディレクターとしても国内外を問わず幅広く活動している。
2012年にジャズ作曲家としてメジャーデビュー。これまでに自身のジャズ室内楽団「m_unit」で『ダンサー・イン・ノーホエア』など3枚のアルバムをリリースし、2013年、ジャズジャパン誌年間アルバム大賞(新人賞)受賞、2016年には米ダウンビート誌”未来を担う25人のジャズアーティスト”にアジア人でただ1人選出され、2019年にはニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選ばれるなど高い評価を得る。
2011年、ASCAP ヤングジャズコンポーザーアワード受賞。2011年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。2014年、第24回出光音楽賞を受賞。2017年シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに、2018年にはオーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・オブ・ザ・イヤーに、さらに2019年シーズンからデンマークラジオ・ビッグバンドの首席指揮者に就任。
最新作『ダンサー・イン・ノーホエア』は、2019年11月に発表された第62回グラミー賞の「最優秀ジャズ・アンサンブル・アルバム」部門にノミネートされた。

渡辺香津美:ギター

©Yosuke Komatsu
(ODD JOB)

名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異の天才ギタリスト出現と騒がれて以来、ジャズフィールドに留まらない「ギターの可能性」を探求し続け今に至る。その速いテンポで繰り出される魅惑のアドリブと芳醇な旋律、演奏技術を緻密に組み合わせることで、音の一つ一つに豊かな表現力を含ませ独自の<カズミサウンド>を創り出すことでも定評がある、まさしくワン・アンド・オンリーの存在。現在はジャズ・フュージョンにおける多様なプロジェクト、特に2019-20年に10周年を迎えた「ジャズ回帰プロジェクト」と並行し、アコースティックを中心としたソロワーク<ギター・ルネッサンス>シリーズでのアルバムリリース、ライブツアーを行い、国内、海外を問わず精力的に活動中。生粋のインプロヴァイザーたる資質を活かし、作・編曲においても独自の世界を構築しクラシックギター界からの委嘱作品も好評を博す。エッセイ執筆、テレビ、ラジオ等のメディアでの露出も多く、『いち国民いち楽器』を提唱し、広く音楽文化に貢献している。ギター生活45周年を記念したアルバム「Guitar is Beautiful KW45」が第29回ミュージック・ペンクラブ音楽賞ポピュラー部門最優秀作品賞を受賞。最新アルバムは奥村愛ストリングスとの共演アルバム「TOKYO WANDERER」(ワーナーミュージック・ジャパン)。洗足学園音楽大学ジャズコース客員教授。
オフィシャルサイト www.kazumiwatanabe.net

東京フィルハーモニー交響楽団

©上野隆文

1911年創立。日本のオーケストラとして最古の歴史をもち、メンバー約130名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。自主公演の他、新国立劇場他でのオペラ・バレエ演奏、NHK他における放送演奏など、高水準の演奏活動を展開。また、海外公演も積極的に行い、国内外から高い注目を集めている。
1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

チケットの払い戻しについて
体調に懸念があり、ご来場できない場合は、チケットの払い戻しをいたします。お手持ちの本公演チケットは大切に保管ください。
なお、払い戻し手続きは、購入したプレイガイドによって異なります。詳しくは、お手持ちのチケットを確認し、各プレイガイドのホームページをご参照ください。
【払い戻し受付期間】
2020年8月17日(月)~9月17日(木)まで

「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇〈旧プログラム〉」(7月10日(金)前までにご購入のお客様)のチケット払い戻しにつきましては「2020年8月31日(月)まで」となりますのでお気を付けください。

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場

助成:公益財団法人 花王芸術・科学財団ロゴマーク

文化庁ロゴマーク

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会

協力:パイオニア株式会社 ボディソニック

制作協力:JamRice