「ピアノデュオ(2台のピアノ)演奏」によって、2人の異なる個性を持つピアニストが、それぞれの表現力や感性、技術がぶつかり合うことで生まれる、ライブでしか味わえない熱狂的な空間を創造する、新しい形のリサイタル。
ジャズ界の最先端を走り続ける異才 山下洋輔と多彩な才能で時代を駆け抜ける寵児 鈴木優人。指揮者とソリストで共演を重ねている二人の、2台のピアノによる競演が実現!バッハから、ガーシュウィンまで異なるフィールドの2人が生み出す化学反応、会場でしか味わえない即興の彩をぜひお楽しみください。
【公演中止・振替公演開催のお知らせ】
芸劇リサイタル・シリーズ「VS」Vol.2 山下洋輔 × 鈴木優人 公演につきまして、公演関係者に新型コロナウイルスの濃厚接触の可能性がある旨、判明いたしました。
今後の対応につきまして検討した結果、お客様ならびに出演者・スタッフの安全・安心を最優先に考え、3月4日(金)の公演を中止することにいたしました。
公演を心待ちにしてくださっていたお客様には、大変ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
あわせて本公演は、3月31日(木)19時開演にて振替公演を開催いたします。
振替公演はお手持ちのチケットがそのまま有効となります。
半券を切り離さず、振替公演日まで大切に保管して頂きますようお願い申し上げます。
なお、振替公演の前売り券は予定枚数終了しました。
当日券は、3月31日(木)10:00より東京芸術劇場ボックスオフィス(電話・窓口・WEB)にて販売いたします。
なお、チケットの払い戻し方法や今後のチケット販売方法については、本サイトをご確認ください。
東京芸術劇場では、引き続き、お客様ならびに出演者・スタッフの安全・安心を最優先に、感染拡大防止に取り組んでまいります。
お客様におかれましては、何卒ご理解ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
2022年3月4日 東京芸術劇場
鈴木優人さんとは、「麻布学園OBオーケストラ」で何度もご一緒している。彼もぼくと同じ麻布学園の出身なのだが、東京芸大の指揮科に進み、さらにヨーロッパで研鑽を積んだという異色の経歴の持ち主だ。その鈴木君が卒業生を集めて作ったオーケストラで、なぜか毎回ぼくがガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くのが恒例になっている。結成以来ほぼ毎年コンサートを実現させているのも、彼の実力と人望の賜物だろう。
さて今回は、オーケストラではなく、ピアノ二台で何かやろうというお申し出だ。考えてみれば、彼とちゃんとした形でピアノ・デュオをするのは初めてだ。ぼくが出演する以上、即興演奏の場面がふんだんに出てくるだろう。どんなコンサートになるか、ぼく自身もとても楽しみにしている。
山下洋輔
憧れの大先輩である山下洋輔さんと今回VSのシリーズで「競演」できるのは本当に光栄なことです。洋輔さんはあらゆる既成概念にとらわれず、ジャズという音楽を通して壁を壊して来たレジェンドです。バッハやモーツァルトなど、クラシックの大作曲家たちもまた、それぞれの世界において、新しいスタンダードを作ってきました。今回の舞台でもきっといろいろなものが壊れ、そして新しい音楽が生まれていくと予感します。どうぞお楽しみに!
鈴木優人
- 日程
-
2022年3月4日(金)19:00開演(ロビー開場18:00) 公演中止
2022年3月31日(木)19:00開演(ロビー開場18:00) 延期公演
- 会場
- コンサートホール
- 曲目
-
J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集より
*山下Solo
コズマ/枯葉 *
モーツァルト/ロンド イ短調 KV511 **
山下洋輔 オリジナル曲
ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビイ
ガーシュウィン/3つの前奏曲
ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー
**鈴木Solo
- 出演
-
- 山下洋輔(ピアノ) YAMASHITA Yosuke, Piano
-
© Akihiko Sonoda
1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。国内外の一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など活動の幅を広げる。88年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。
2016年、ウィーンで佐渡裕指揮のトーンキュンストラー管弦楽団と共演。2019年、山下洋輔トリオ結成50周年を祝う。2020年、最新ソロピアノ・アルバム『クワイエット ・メモリーズ』をリリース。
99年芸術選奨文部大臣賞、03年紫綬褒章、12年旭日小綬章受章。国立音楽大学招聘教授。演奏活動のかたわら、多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。
公式ホームページ http://www.jamrice.co.jp/yosuke/
- 鈴木優人(ピアノ) SUZUKI Masato, Piano
-
© Marco Borggreve
東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、アンサンブル・ジェネシス音楽監督。NHK交響楽団、読売日本交響楽団等と共演するほか、バロックオペラの制作、上演にも取り組む。NHK-FM「古楽の楽しみ」レギュラー出演。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー。九州大学客員教授。
Twitter / @eugenesuzuki
Facebook & Instagram / masatosuzukimusic
インフォメーション
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当日券のご案内
3/31(木)朝10時より下記方法にて当日券を先着順に販売いたします。●東京芸術劇場ボックスオフィス(WEB・電話・窓口)
3/31(木)10:00~17:00●東京芸術劇場コンサートホール(5F)当日券受付
3/31(木)18:00~WEB・電話のお支払い方法はクレジットカードのみとなります。何卒ご了承ください。
開演時間間近になりますと販売窓口が大変混み合いますので、WEB・電話での購入をお奨めいたします。
芸劇リサイタル・シリーズ
イベント開催時チェックリスト
「VS」(ヴァーサス):全公演ページ
日程
2022年3月31日(木)19:00開演(ロビー開場18:00) 延期公演
会場
曲目
J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集より
コズマ/枯葉 *
モーツァルト/ロンド イ短調 KV511 **
山下洋輔 オリジナル曲
ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビイ
ガーシュウィン/3つの前奏曲
ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー
**鈴木Solo
出演
- 山下洋輔(ピアノ) YAMASHITA Yosuke, Piano
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© Akihiko Sonoda
1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。国内外の一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など活動の幅を広げる。88年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。
2016年、ウィーンで佐渡裕指揮のトーンキュンストラー管弦楽団と共演。2019年、山下洋輔トリオ結成50周年を祝う。2020年、最新ソロピアノ・アルバム『クワイエット ・メモリーズ』をリリース。
99年芸術選奨文部大臣賞、03年紫綬褒章、12年旭日小綬章受章。国立音楽大学招聘教授。演奏活動のかたわら、多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。
公式ホームページ http://www.jamrice.co.jp/yosuke/
- 鈴木優人(ピアノ) SUZUKI Masato, Piano
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© Marco Borggreve
東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、アンサンブル・ジェネシス音楽監督。NHK交響楽団、読売日本交響楽団等と共演するほか、バロックオペラの制作、上演にも取り組む。NHK-FM「古楽の楽しみ」レギュラー出演。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー。九州大学客員教授。
Twitter / @eugenesuzuki
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主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
協賛:スタインウェイ・ジャパン株式会社