連続セミナー　演劇から見る世界　第1回～第3回まではコチラ

■第4回「ルーマニア演劇の魅力～世界を魅了する熱さと大胆さ～」
　講師：七字英輔（演劇評論家）
　日時：2013年2月1日（金）19時～21時

今、世界でもっとも注目されている演劇フェスティバルのひとつが、ルーマニアのシビウ国際演劇祭。もとは映画館だった「ラドゥ・スタンカ劇場」を拠点に繰り広げられる演劇は、俳優の強い存在感とイメージに満ちた演出で、見る者に新鮮な驚きを与えてくれます。シビウをはじめとした東欧の演劇を20年以上にわたり見つめ続けている七字英輔氏が、東欧の歴史も踏まえながら、ルーマニア演劇の魅力を紹介します。


■第5回「演出家シルヴィウ・プルカレーテ～これまでの作品と『ルル』～」
　講師：扇田昭彦（演劇評論家）、七字英輔（演劇評論家）
　日時：2013年2月9日（土）14時～16時


1992年『タイタス・アンドロニカス』、1996年『テンペスト』以来、今回の『ルル』で実に16年ぶりにプルカレーテ演出作品が来日します。野放図なほどの大胆さと独特の美学が同居する作風は、イギリス、フランスをはじめヨーロッパ各国で高い評価を得ています。100人もの俳優が出演するような大型の作品を得意としながら、スペクタクルにとどまらない緻密さをあわせもつプルカレーテの魅力を、シビウ国際演劇祭で目撃した扇田氏、七字氏が語ります。