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東京芸術劇場 社会共生セミナー 第6回
A&I (Accessible & Inclusive Theatre) セミナー
第6回 舞台作品の制作現場と障害のあるアーティストの育成

日程
2022年09月08日(木) 18:30-20:30
会場
オンライン Zoom開催
内容

障害者の文化芸術創造拠点形成プロジェクトとして国際障害者交流センター ビッグ・アイが2019年度から制作・上演に取り組むDANCE DRAMA「Breakthrough Journey」が、10月1~2日に東京芸術劇場プレイハウスにて再演されます。作品の制作過程でアーティストらはどのような葛藤を経験し、何を得たのでしょうか。再演に先だち、演出家とダンサーが率直な思いを語ります。また、障害のある人との公演制作を長期にわたって牽引してきたビッグ・アイの本作品にいたる取り組みから、とくに障害のあるアーティストの育成をめぐる軌跡を振り返り、課題と展望などについて皆さんとご一緒に考えます。
本セミナーは、「Breakthrough Journey」東京公演とのコラボレーション企画です。

手話通訳・UDトーク付
プロフィール
長谷川達也(ダンスカンパニーDAZZLE 主宰、ダンサー、演出家、振付家)

© 飯野高拓

東方神起、宝塚、藤木直人他著名アーティストのライブ出演・振付の他、坂東玉三郎演出舞台「バラーレ」の振付・主演などコラボレーションも。また、アメリカ・シンガポール・韓国・イラン・ルーマニアなど海外演劇祭やショーにも多数招聘。2017年〜国内のイマーシブシアター(体験型作品)制作の先駆者として「Touch the Dark」「SHELTER」などを手掛け、常に新しいダンス表現に挑戦し続けている。直近では日本初の常設型イマーシブシアター「Venus of TOKYO」(お台場ヴィーナスフォート=2022年3月閉業)の総合演出を手がけた。

松本志帆子(藁工ミュージアム学芸スタッフ、高知県障害者文化芸術活動支援センタースタッフ、NPO蛸蔵 理事)

大学では歴史を専攻。ボランティアを通じて現代アートに触れ、アートに携わる活動を行うようになる。2010年学芸スタッフに着任。ミュージアム開館準備から運営に関わり、展覧会やワークショップ、演劇・音楽公演、映画上映会などを企画。障がいのある方の表現活動の支援や人材育成なども行う。
様々な分野をつなぐネットワークをつくりながら、その時々のそれぞれの「適当」を大切に、様々な「枠」が広がり世界が融合していくこと。それを目指し活動している。

かのけん(ダンサー)

生まれつき聴覚に障害がある。幼い頃からダンスを好み、大学時代より本格的にストリートダンスを学ぶ。デフコミュニティの当事者として様々な葛藤、自分自身のアイデンティティに悩みながらも、海外留学を経験。現在「ありのままの自分」をモットーに、ダンス、ミュージカル、映像など幅広い分野の作品に出演。日本初のソーシャルサーカスカンパニーSLOW CIRCUS PROJECTでアカンパニストも務める。2020年True Colors MUSICAL PHAMALY「Honk!」、東京2020パラリンピック開閉会式、紅白歌合戦2021、THE DANCE DAYなど多数出演。

今井浩一(engawa代表)

大学では油絵を学んだのに、日刊文化通信に就職し、放送業界の取材となる。その後、シアターガイド編集部にて16年過ごし、まつもと市民芸術館広報担当をへて、今は地元でフリーの編集者、ライターとして活動。演劇を軸にしつつも、クラフト工芸、アート、町工場、農業まで幅広く「つくる人・現場」を取材。また、長野県の文化・芸術に関する情報を収集、発信をするサイト「NaganoArt+」、長野県の生きづらさを抱える皆さんとアートの取り組みを紹介するサイト「じゃーまーいいか」の編集長をつとめる。

鈴木京子(国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)副館長・プロデユーサー)

2000年より、国際障害者交流センター開設に向けて、文化芸術の企画、制作者として障害のある人の芸術活動に関わる。障害、国籍、文化、言語など、さまざまな背景を持つ多様な人々が参加できる公演や映像作品、ワークショップ、展覧会等のプロデュース、制作、運営プランニングなどを行う。
近年のプロデュースには、鑑賞を通じて障害のある人と劇場職員が共に学びあえる「知的・発達障害者にむけての劇場体験プログラム」や国内外の障害のあるダンサーとプロのダンサーとの共創によるダンス作品「Breakthrough Journey」などがある。

長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授 同研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブソーシャルアートラボ長)

多様な関係性が生まれる芸術の場に伴走/伴奏する研究者。障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行なっているほか、音楽実技やワークショップに関する教育、演劇・ダンス分野のマネジメントやプロデュースにも関わる。著書に『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)など。

対象
公演制作関係者・団体、アーティスト、障害のある表現者およびその支援者・団体

インフォメーション

日程

2022年09月08日(木) 18:30-20:30

会場

オンライン Zoom開催

内容

障害者の文化芸術創造拠点形成プロジェクトとして国際障害者交流センター ビッグ・アイが2019年度から制作・上演に取り組むDANCE DRAMA「Breakthrough Journey」が、10月1~2日に東京芸術劇場プレイハウスにて再演されます。作品の制作過程でアーティストらはどのような葛藤を経験し、何を得たのでしょうか。再演に先だち、演出家とダンサーが率直な思いを語ります。また、障害のある人との公演制作を長期にわたって牽引してきたビッグ・アイの本作品にいたる取り組みから、とくに障害のあるアーティストの育成をめぐる軌跡を振り返り、課題と展望などについて皆さんとご一緒に考えます。
本セミナーは、「Breakthrough Journey」東京公演とのコラボレーション企画です。

手話通訳・UDトーク付

プロフィール

長谷川達也(ダンスカンパニーDAZZLE 主宰、ダンサー、演出家、振付家)

© 飯野高拓

東方神起、宝塚、藤木直人他著名アーティストのライブ出演・振付の他、坂東玉三郎演出舞台「バラーレ」の振付・主演などコラボレーションも。また、アメリカ・シンガポール・韓国・イラン・ルーマニアなど海外演劇祭やショーにも多数招聘。2017年〜国内のイマーシブシアター(体験型作品)制作の先駆者として「Touch the Dark」「SHELTER」などを手掛け、常に新しいダンス表現に挑戦し続けている。直近では日本初の常設型イマーシブシアター「Venus of TOKYO」(お台場ヴィーナスフォート=2022年3月閉業)の総合演出を手がけた。

松本志帆子(藁工ミュージアム学芸スタッフ、高知県障害者文化芸術活動支援センタースタッフ、NPO蛸蔵 理事)

大学では歴史を専攻。ボランティアを通じて現代アートに触れ、アートに携わる活動を行うようになる。2010年学芸スタッフに着任。ミュージアム開館準備から運営に関わり、展覧会やワークショップ、演劇・音楽公演、映画上映会などを企画。障がいのある方の表現活動の支援や人材育成なども行う。
様々な分野をつなぐネットワークをつくりながら、その時々のそれぞれの「適当」を大切に、様々な「枠」が広がり世界が融合していくこと。それを目指し活動している。

かのけん(ダンサー)

生まれつき聴覚に障害がある。幼い頃からダンスを好み、大学時代より本格的にストリートダンスを学ぶ。デフコミュニティの当事者として様々な葛藤、自分自身のアイデンティティに悩みながらも、海外留学を経験。現在「ありのままの自分」をモットーに、ダンス、ミュージカル、映像など幅広い分野の作品に出演。日本初のソーシャルサーカスカンパニーSLOW CIRCUS PROJECTでアカンパニストも務める。2020年True Colors MUSICAL PHAMALY「Honk!」、東京2020パラリンピック開閉会式、紅白歌合戦2021、THE DANCE DAYなど多数出演。

今井浩一(engawa代表)

大学では油絵を学んだのに、日刊文化通信に就職し、放送業界の取材となる。その後、シアターガイド編集部にて16年過ごし、まつもと市民芸術館広報担当をへて、今は地元でフリーの編集者、ライターとして活動。演劇を軸にしつつも、クラフト工芸、アート、町工場、農業まで幅広く「つくる人・現場」を取材。また、長野県の文化・芸術に関する情報を収集、発信をするサイト「NaganoArt+」、長野県の生きづらさを抱える皆さんとアートの取り組みを紹介するサイト「じゃーまーいいか」の編集長をつとめる。

鈴木京子(国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)副館長・プロデユーサー)

2000年より、国際障害者交流センター開設に向けて、文化芸術の企画、制作者として障害のある人の芸術活動に関わる。障害、国籍、文化、言語など、さまざまな背景を持つ多様な人々が参加できる公演や映像作品、ワークショップ、展覧会等のプロデュース、制作、運営プランニングなどを行う。
近年のプロデュースには、鑑賞を通じて障害のある人と劇場職員が共に学びあえる「知的・発達障害者にむけての劇場体験プログラム」や国内外の障害のあるダンサーとプロのダンサーとの共創によるダンス作品「Breakthrough Journey」などがある。

長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授 同研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブソーシャルアートラボ長)

多様な関係性が生まれる芸術の場に伴走/伴奏する研究者。障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行なっているほか、音楽実技やワークショップに関する教育、演劇・ダンス分野のマネジメントやプロデュースにも関わる。著書に『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)など。

対象

公演制作関係者・団体、アーティスト、障害のある表現者およびその支援者・団体

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場/東京都

助成:文化庁ロゴマーク

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会

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