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東京芸術劇場 社会共生セミナー 第11回
A&I (Accessible & Inclusive Theatre ) セミナー
第11回 作品と劇場をひらく鑑賞サポートの可能性

日程
2024年10月08日(火) 18:30-20:30
会場
オンライン開催
内容

鑑賞サポートは、必要とする観客のための情報保障であると同時に、それを超える意味ないしは価値を持つのではないでしょうか。今回の社会共生セミナーでは、演劇公演における鑑賞サポートの実施を通して生まれるものや、その広がりと可能性について考えます。
昨年度の東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『勧進帳』公演において、東京芸術劇場では、木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一氏とともに、作品の作り込み段階から織り込んで鑑賞サポートを制作しました。さらに、利用されるお客様との意見交換の場や同公演の地方巡回へのバリアフリー字幕・音声ガイドの帯同などを通じて、さまざまな知見を得ました(詳細は『鑑賞サポートがひらくより豊かな劇場の可能性 報告書』参照)。
第一部では、この一連の実施から何がもたらされたのか、制作担当者らが振り返ります。第二部では、鑑賞サポートを織り込んだクリエーションを重ねてきた木ノ下氏とともに、作品そのものへの作用をはじめとする鑑賞サポートの面白さや魅力を掘り下げていきます。

手話通訳・文字支援付き

プログラム

第一部 『勧進帳』公演鑑賞サポートを振り返って

第二部 木ノ下歌舞伎と鑑賞サポート作品世界にもたらすもの

登壇者
木ノ下 裕一(きのした ゆういち) 第二部のみ

撮影:東直子

木ノ下歌舞伎 主宰
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『娘道成寺』『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』など。
2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。
渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2024年からまつもと市民芸術館(長野)の芸術監督団長。
https://kinoshita-kabuki.org/

平原 礼奈(ひらばる れな)

編集者・手話通訳士
大学卒業後、人材教育と出版を行う企業で書籍編集や障害者雇用促進の教育企画に従事する。その後独立し、「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに、様々なプロジェクトにいろいろな役割で参画。近年では農福連携等応援コンソーシアム、True Colors CARAVAN、クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョーなどで、ファシリテーションやコーディネート、編集執筆、広報を担う。2015年より多様性を探究するwebメディア「mazecoze研究所」を運営し、ライフワークとなっている。ろう文化や手話言語について日々学びながら、手話通訳者としても活動中。

多田和代(ただ かずよ) 第一部のみ

東京芸術劇場職員(事業企画課 事業調整係 社会共生担当)
昭和音楽大学アートマネジメントコース卒業後、イベントの企画・制作をするNPO法人の立ち上げに参画し、イベントの企画制作、アーティスト支援業務を担当。その後、大学の助手として後進の育成に携わったのち、2019年より東京芸術劇場にて勤務。
2020年より社会共生担当として、鑑賞サポートを担当。その他、障害の有無にかかわらず参画できる社会共生事業の企画および制作に従事。

対象
舞台芸術における多様性に関心のある方(アーティスト・制作者・劇場関係者等)をはじめ、どなたでもご参加いただけます。

インフォメーション

日程

2024年10月08日(火) 18:30-20:30

会場

オンライン開催

内容

鑑賞サポートは、必要とする観客のための情報保障であると同時に、それを超える意味ないしは価値を持つのではないでしょうか。今回の社会共生セミナーでは、演劇公演における鑑賞サポートの実施を通して生まれるものや、その広がりと可能性について考えます。
昨年度の東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『勧進帳』公演において、東京芸術劇場では、木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一氏とともに、作品の作り込み段階から織り込んで鑑賞サポートを制作しました。さらに、利用されるお客様との意見交換の場や同公演の地方巡回へのバリアフリー字幕・音声ガイドの帯同などを通じて、さまざまな知見を得ました(詳細は『鑑賞サポートがひらくより豊かな劇場の可能性 報告書』参照)。
第一部では、この一連の実施から何がもたらされたのか、制作担当者らが振り返ります。第二部では、鑑賞サポートを織り込んだクリエーションを重ねてきた木ノ下氏とともに、作品そのものへの作用をはじめとする鑑賞サポートの面白さや魅力を掘り下げていきます。

手話通訳・文字支援付き

プログラム

第一部 『勧進帳』公演鑑賞サポートを振り返って

第二部 木ノ下歌舞伎と鑑賞サポート作品世界にもたらすもの

登壇者

木ノ下 裕一(きのした ゆういち) 第二部のみ

撮影:東直子

木ノ下歌舞伎 主宰
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『娘道成寺』『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』など。
2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。
渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2024年からまつもと市民芸術館(長野)の芸術監督団長。
https://kinoshita-kabuki.org/

平原 礼奈(ひらばる れな)

編集者・手話通訳士
大学卒業後、人材教育と出版を行う企業で書籍編集や障害者雇用促進の教育企画に従事する。その後独立し、「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに、様々なプロジェクトにいろいろな役割で参画。近年では農福連携等応援コンソーシアム、True Colors CARAVAN、クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョーなどで、ファシリテーションやコーディネート、編集執筆、広報を担う。2015年より多様性を探究するwebメディア「mazecoze研究所」を運営し、ライフワークとなっている。ろう文化や手話言語について日々学びながら、手話通訳者としても活動中。

多田和代(ただ かずよ) 第一部のみ

東京芸術劇場職員(事業企画課 事業調整係 社会共生担当)
昭和音楽大学アートマネジメントコース卒業後、イベントの企画・制作をするNPO法人の立ち上げに参画し、イベントの企画制作、アーティスト支援業務を担当。その後、大学の助手として後進の育成に携わったのち、2019年より東京芸術劇場にて勤務。
2020年より社会共生担当として、鑑賞サポートを担当。その他、障害の有無にかかわらず参画できる社会共生事業の企画および制作に従事。

対象

舞台芸術における多様性に関心のある方(アーティスト・制作者・劇場関係者等)をはじめ、どなたでもご参加いただけます。

主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場

助成:文化庁ロゴマーク

文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))
独立行政法人日本芸術文化振興会

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