ベルギー・ブリュッセルを拠点に、30年以上の長きにわたり世界のコンテンポラリー・ダンス界をリードして いるカンパニー「ローザス」が、世界中の熱いラブコールに応え上演を続けてきた代表作のひとつ『ドラミング』 を、ついに東京芸術劇場プレイハウスにて上演します!
ピナ・バウシュ後継の一人とも言われ、世界のダンス・シーンの注目を集め続ける振付家アンヌ・テレサ・ドゥ・ ケースマイケル。その彼女が率いるダンスカンパニー「ローザス」、5 年ぶり待望の来日公演です。
1989年の初来日以来、その特徴ある振付、美しくも鋭敏なダンス、音楽と身体運動の関係を様々な角度から徹底的に分析し構築する創作姿勢などで、日本においても、ダンスファンのみならず、多くの人達を魅了し、また刺激を与え続けている「ローザス」。今回上演される『ドラミング』は、ミニマル音楽の先駆者として名高い作曲家スティーヴ・ライヒの同名傑作を大胆にも全編使用し、既存の音楽とダンスの関係とは大きく異なるアプローチで世界的な評価を獲得したエポック・メイキングな作品です。衣装デザインは、ベルギーを代表するファッション・デザイナーであるドリス・ヴァン・ノッテン!
総勢12 人のダンサーによる、片時も目が離せないスピーディーかつシャープな展開は、見るものをスリリングで機知に富んだ“ローザス・ワールド”に引き入れます。
- 日程
- 2015年4月16日(木)~18日(土)
- ステージ数
- 3
- 会場
- プレイハウス
- 振付/音楽/衣装デザイン/出演
-
振付:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽:スティーヴ・ライヒ<ドラミング>
衣装デザイン:ドリス・ヴァン・ノッテン
出演:ローザス・ダンサーズ
- プロフィール
-
- アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル(振付)
-
© Anne Van Aerschot
ベルギー出身の振付家、ダンサー。ローザス芸術監督。ブリュッセルにあるM.ベジャールが創設したブリュッセルの舞台芸術学校「Mudra」とニューヨーク大学で学ぶ。1983 年に4人の女性ダンサーから成る「ローザス」結成。以来、次々と話題作を発表し、現在もコンテンポラリー・ダンスの可能性に挑戦し続けている。ケースマイケルのダンス作品は、音楽との切っても切れない関係にある。彼女が取り上げた音楽は、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、リゲティ、バルトーク、ライヒ、シェーンベルグから、マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーン、インド古典音楽など多岐に渡る。
さらに、1995 年にはPARTS(Performing ArtsResearch and Training Studiosの略)という舞台芸術専門の専門学校も設立し、若手アーティストの育成にも大きく寄与している。
- ローザス ROSAS
-
本拠地ブリュッセル・王立モネ劇場やカイシアターはもとより、ロンドン・サドラーズ・ウェルズ・シアター、パリ市立劇場やオペラ座、NYのBrooklyn Academy of Music やLincoln Center など、世界のリーディングシアターで上演を続けるダンスカンパニー。毎年1-2 作品の新作を発表し、1989 年の横浜ART WAVEでの来日公演を皮切りに、すでに日本でも複数回、来日公演を行っている。代表作に『Fase – Four Movements to the Music of Steve Reich』(1982)『Rosas danst Rosas』(1983)『Bartok / Mikrokosmos』(1987)『Drumming』(1998)『Rain』(2001)『Raga for the Rainy Season / A Love Supreme』(2005)『Zeitung』(2008)『Cesena』(2011)など多数。www.rosas.be
- スティーヴ・ライヒ〈ドラミング〉(音楽)
-
1936 年生まれのミニマル・ミュージックを代表するアメリカの作曲家。「現代における最も独創的な音楽思想家」と評され、世界中で絶大な評価を獲得している。代表作は『イッツ・ゴナ・レイン』『カム・アウト』『ドラミング』『18人の音楽家のための音楽』等多数。1988 年にはアルバム『ディファレント・トレインズ』で2つのグラミー賞受賞。今回のローザス作品で使用される『ドラミング』(1971年作曲)は、様々な打楽器の組み合わせで、フェイズ・シフティングされながら連続的に演奏されるライヒの初期代表作の一つ。PART I ~Ⅳの約60分で構成されている。
インフォメーション
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<関連企画>
池田扶美代氏による
<ドラミング ワークショップ>
詳細はコチラ※申し込みは終了しました。
日程
ステージ数
会場
振付/音楽/衣装デザイン/出演
振付:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽:スティーヴ・ライヒ<ドラミング>
衣装デザイン:ドリス・ヴァン・ノッテン
出演:ローザス・ダンサーズ
プロフィール
- アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル(振付)
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© Anne Van Aerschot
ベルギー出身の振付家、ダンサー。ローザス芸術監督。ブリュッセルにあるM.ベジャールが創設したブリュッセルの舞台芸術学校「Mudra」とニューヨーク大学で学ぶ。1983 年に4人の女性ダンサーから成る「ローザス」結成。以来、次々と話題作を発表し、現在もコンテンポラリー・ダンスの可能性に挑戦し続けている。ケースマイケルのダンス作品は、音楽との切っても切れない関係にある。彼女が取り上げた音楽は、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、リゲティ、バルトーク、ライヒ、シェーンベルグから、マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーン、インド古典音楽など多岐に渡る。
さらに、1995 年にはPARTS(Performing ArtsResearch and Training Studiosの略)という舞台芸術専門の専門学校も設立し、若手アーティストの育成にも大きく寄与している。
- ローザス ROSAS
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本拠地ブリュッセル・王立モネ劇場やカイシアターはもとより、ロンドン・サドラーズ・ウェルズ・シアター、パリ市立劇場やオペラ座、NYのBrooklyn Academy of Music やLincoln Center など、世界のリーディングシアターで上演を続けるダンスカンパニー。毎年1-2 作品の新作を発表し、1989 年の横浜ART WAVEでの来日公演を皮切りに、すでに日本でも複数回、来日公演を行っている。代表作に『Fase – Four Movements to the Music of Steve Reich』(1982)『Rosas danst Rosas』(1983)『Bartok / Mikrokosmos』(1987)『Drumming』(1998)『Rain』(2001)『Raga for the Rainy Season / A Love Supreme』(2005)『Zeitung』(2008)『Cesena』(2011)など多数。www.rosas.be
- スティーヴ・ライヒ〈ドラミング〉(音楽)
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1936 年生まれのミニマル・ミュージックを代表するアメリカの作曲家。「現代における最も独創的な音楽思想家」と評され、世界中で絶大な評価を獲得している。代表作は『イッツ・ゴナ・レイン』『カム・アウト』『ドラミング』『18人の音楽家のための音楽』等多数。1988 年にはアルバム『ディファレント・トレインズ』で2つのグラミー賞受賞。今回のローザス作品で使用される『ドラミング』(1971年作曲)は、様々な打楽器の組み合わせで、フェイズ・シフティングされながら連続的に演奏されるライヒの初期代表作の一つ。PART I ~Ⅳの約60分で構成されている。
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主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
後援:ベルギー王国大使館協賛:/